第32夜 ほんとにアメリカではウケタのか?「スパイvsスパイ」
アメリカで大人気!というキャッチフレーズほど、
昔のゲーマーを心躍らせたものはない。
なんといっても、ゲーム先進国!
で、「スパイvsスパイ」の話になるわけなんですが、
これは、対立する某国の2人の敏腕スパイ(画面上ではカラス)
「ヘッケル」と「ジャッケル」が、とある館に隠された重要書類を巡って、
醜い争いを繰り広げるというゲームです。
このゲーム、初めてやったときは、斬新な2分割画面で、
なかなか渋いなあ、と思ってたんだけど、なんといってもこのゲームの見せ場(?)
は仕掛けられる数々のトラップ。
家具の中の爆弾やドアの上から降ってくる水入りバケツ。
でもねえ、相手がトラップに引っかかってるのを見るのは楽しいんだけど、そこには致命的な弱点が。
お互いにつぶしあいになり、ゲームが全然先に進まない。
ほんわかしたBGMとはうらはらに、
あらゆる場所はトラップだらけで、なんにもできなくなってしまう。
最高の必勝法は、リーチが長い武器「ステッキ」を持って、
相手が書類を持ってくるのを出口で待つこと。
なんてことがいわれてました。
それに、二分割画面なんで、相手がトラップを仕掛けた場所、
見てればわかるんだよなあ…
しかし、ひとりプレイでコンピューターとやると、
全然面白くないんですよね、これが。
「スパイvsスパイ 南国指令」なんていう続編まで出てたみたいなんだけど、そんなに人気があったんだろうか、このゲーム。