第34夜 高橋名人逮捕!?「スターソルジャー」


前年の「スターフォース」で高まった連射シューティングゲームのファミコンでの集大成。
ハドソンの全国キャラバンの公式ソフトとして、すごい盛り上がりっぷりでした。
とにかく、連射!というゲーム性で、何段階かに分かれたパワーアップシステムなど、
「スターフォース」のパワーアップ版といった感じでした。

前年からの「高橋名人フィーバー」もピークを迎え、
「高橋名人VS毛利名人」という映画まで作られたのです。
これがまたすごい映画で、ゲームのために、「巨人の星」やスペースキャンプばりの特訓をしたり、
「ゲームセンターあらし」風の対決シーンがあったりとかなり笑える仕上がりでした。
でも、当時の子供は、どっちが強いんだろう?と真剣に思ってたんですよね。

あと、高橋名人逮捕!のデマも蔓延しましたねえ。
“16連射はウソで、ボタンの裏にバネが仕込んであって、
それがばれて
警察に逮捕された!”という噂が、広まって。
いや、仮にバネが仕込んであっても、警察につかまりまではしないと今となっては思うんですが。

ああ、なんだかまたやりたくなってきたなあ、スターソルジャー。
このところで、ゲームのメインBGMにみうらじゅんし氏が
「ぼくの〜お父さんもソルジャー、おかあさんもソルジャー(以下略)」
という詩をつけてたの覚えてる方、いらっしゃるんでしょうか?