第6夜 とにかく音が大きかった「戦場の狼」



パラパラパラパラ(ヘリコプターの音)

ジャーンジャーンジャ−ン、ジャーンジャジャカジャジャーン、ジャーン、ジャカジャーン、ジャカジャンジャジャーン!(読みにくくてごめん)

とにかく、どこのゲーセンにいっても、やたらと音がでかいゲームでした。               音楽が、当時は珍しかったFM音源(今となっては、レトロな響きだ…)搭載だったため、    たぶん、どこの店でも大音量だったと思われます。

当時はまだ、インベーダーハウス(学校からのお知らせのプリントにはこう書いてあった)は不良の溜まり場なので行ってはダメ!といわれていた時代だったので、親と旅行にいったときは、まさにゲームツアーみたいなもんでした。                                        だってさ、温泉とか入るよりも、ゲームやってるほうが楽しかったんだから。              今は、ちと微妙な選択ですが。

そのイリーガルなゲームをやっているという後ろめたさと、マシンガンや手榴弾で、徹底的なまでの殺戮を要求されるこのゲーム、二重の後ろめたさが、また格別なものでした。

でも、他人が「戦場の狼」を目を血走らせてやってる姿は、やっぱり怖いものがありました。

ちなみに、面の間のデモ画面とネームエントリーのときの音楽がかっこよかったです。このネームエントリーの音楽って、「スペースハリアー」のメインテーマとすごく似てるよね。なんて曲なんだろう…

というわけで、戦場の狼といえば、あのオープニングテーマと温泉ホテルを今でも思い出すのでした。まあ、戦場の狼自体、最近はめったに思い出さないけどね。