第36夜 ほんとに勝てるの?「関ヶ原」


 アートディンクの傑作大戦絵巻。
このゲームの画面(PC9801版)をはじめて見たとき
「なんてスケールが大きくて、面白そうなゲームなんだ」と惚れ込んだものでした。
歴史好き、シミュレーション好きの僕にとっては、まさにツボにはまってました。

 画面一杯に入り乱れて戦う東軍と西軍。
大軍を率いて、天下分け目の戦いに臨むという設定は、心躍るものでした。
「マンガ日本の歴史」を読んで以来、石田三成(西軍)に肩入れしていたので、
ゲームの中だけでも、歴史を覆してやろうという野心に燃えつつゲームスタート。

このゲーム、第一部と第二部に分かれていて、第一部は、関ヶ原前の戦略編。
いろんな武将に手紙を出して仲間に引き入れたり、物資の補給をしたりするのです。

そして、両軍が関ヶ原についたところで、待望の合戦編が始まるというわけで。

しかし、このゲーム、異様に難しい…
第一部からやると、こっちの武将はあっという間に寝返りまくり
そのうえ、何をやったらいいのかよくわからんまま、時間だけが過ぎ、
敵はウンカノゴトキ大軍。

仕方ないので、第2部からのスタートにしてみると、これが、敵兵が激烈に強い!
まともに激突すると、必ずこちらがメチャメチャにやられます。
敵を1人たおしてるうちに、3人は討ち死にするペース。
西軍でやったら、家康本隊の圧倒的な兵力のために各個撃破されてしまうため、
やむをえず(一度は勝ちたかったし)東軍にしてみると、
今度は、家康本隊以外は、あっという間に武将討ち死にしまくり。
本隊も、あっというまに激減してしまいます。

ほんとに勝てるの?このゲーム。
最近、Windows版が出たのでやってみましたが、やっぱり勝てません。
敵兵は、みんなローゼンリッター!

ちなみに、勝つと論功勲章ができるらしいです。
勝てば、ですが…。イージーモードとかつけてくれればよかったのに。