第4夜 オホーツクに消ゆ!
知るひとぞ知る(というか、けっこう有名?)な、ファミコンアドベンチャーゲームの最高峰(だと思う)。ちなみに元はパソコン版ばったのだが、うちのX1では対応版がなかった。
なんかやたらと暗いオープニングからはじまるのだが、なんだか妙にポップなBGMが印象的。うちにレコード(アナログ版)があるのだが、ヤフーオークションでCDが出品されていたのを見て、買おうかなあ、とひとしきり悩んでしまいました。 「すすきの人生」なんて名曲もありましたな。
新井清和画伯の絵もファミコンらしく、けっして美麗ではないけれども、 北海道情緒豊かな(っていって、殺人事件の捜査してるんだけどさ)感じのいいグラフィックでした。
とくに、クライマックスのダンジョン(ほんとは洞窟)での高揚感は、秀逸でした。早くいかなきゃ〜って思わせるBGM。
エンディングも、よかったね〜っていう感じだし。 まあ、多分に土曜ワイド劇場的ではあったけれどね。
他のソフトは、Vシネマも裸足で逃げ出すレベルだったからなあ。
あと、何故かトランプに勝つとヒントがもらえるシステムだったんだけど佳境に入ってくると「ボス、そんなことしてる場合じゃないでしょ!」と怒られる。そんならさっさとヒントくれよ!とどんなに思ったことか。
ほんとにヒントがほしいときにくれないのはお約束?
かの堀井雄二作品だけあって、ストーリー、メッセージ関連もよくできてます。 エンディングまで時間はそんなにかからんけど(1回ゲームを中断しないと先に進めないところが会った記憶あり)ほんとに名作です。
堀井作品といえば、「白夜に消えた目撃者」は、結局、どうなってしまったんでしょうねえ、悩むまでもなく、白夜に消えちまったのかな…
あのころは、「ログイン」全盛期だった気がします。
のむらまきこ、今は幸せなんでしょうかねえ、ボス。
(知り合いに名前が近い人がいたもんで…)