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### 週刊 Fのゲームアクアリウム〜第60槽 ###
◆VOL
No.60
◆発行日 2002/5/10
◆発行人 じっぽ(メールアドレス:jippo@myad,jp)
◆ホームページ(いやしのつえ): http://www5f.biglobe.ne.jp/~iyatsue/
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ゴールデンウイークもあっさり終了。来年は5連休らしいです。
カレンダー通りならね…
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第60槽 御先祖さまは、ちょっと卑怯だと思う「マッピー」
ナムコから発売されたこのゲームは、当時のゲームセンターでは、
ものすごく人目を引くゲームでした。
正確には「人目」じゃなくて「人耳」だったんですけどね。
このゲームのルールは単純で、ニャームコ一家に盗まれた品物を
警官姿のネズミ「マッピー」が、ニャームコの館を縦横無尽に走り回って
(というわりには、けっこう移動速度が遅くて辛かったりもしたけれど)
取り返して行く、という話。
盗まれた品物には、一個100点のラジオから、500点の金庫まで5種類が2個ずつあり、
これを全部とりかえすとそのステージはクリアなのですが、
同じ品物を点数の低い順からペアで取っていくとボーナスが貰えます。
最初の方のステージは余裕なのですが、最後のほうはそれどころじゃなくなってしまうのですが。
ニャームコ一家は、行き当たりばったりの行動が特徴のニャームコひとりと
結構イヤラシイ動きをしてくる小さなミューキーズたちで構成されています。
さらに、トランポリンでのどかに遊んでいたりすると、
”Hurry!”のサインとともに、
コインのような無敵の「御先祖さま」が現れ、難易度は格段にアップ。
要するに、時間制限みたいなもの。
このゲームの特徴は、なんといってもトランポリンを使ったアクションで、
フロアとフロアを移動するときには、
このトランポリン経由で移動しなければなりません。
同じトランポリンで続けて3回跳んだら破れてしまうのですが、
慣れるまではけっこう破って死んでました。
落ちている間は死ぬのがわかっていても何もできないのが、結構虚しくもあり。
トランポリンで跳んでいる間は、敵に当たってもやられないのですが、
「ひっつき」といって、ミューキーズと重なったまま跳んでいるときは非常に辛く、
はやくどこかに行ってくれ〜とチキンレースをやっているような心境でした。
あと、このゲームは特徴的なドアアクションがあり、風圧で敵を吹っ飛ばしたり、
自分がダッシュすることもできました。
パックマンのパワーエサのような「パワードア」なんてのもあったっけ。
先のほうのステージでは、鐘も落とせました。
そこで最初の話に戻るのですが、この「マッピー」の人気のもとは、
なんといってもカワイイキャラクターの魅力と軽快な音楽にあったのです。
当時のゲームセンターでは、「マッピー」と「リブルラブル」は、
他のゲームよりボリュームが大きかった記憶があるくらい。
PSG特有の乾いてスタッカートが効いた音、まさに「マッピー」は、
ゲーム音楽の金字塔だったと思います。
そうそう、ボーナスステージでなかなか上手く斜めに飛べなくて、
最初は、なかなかパーフェクト取れなかったよなあ。
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今週のひとりごと。
松本さんという苗字の人が「マッピー」とみんなから呼ばれることが多いのは、
ひそかにこのゲームの影響だと思う。
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