第50夜 やっぱり偶数のFFは…?「ファイナルファンタジー8」


 「FF7」がゲーム史に残る傑作であり、鳴り物入りで発売されたFF8。
 「学園生活RPG」という触れ込みで、主人公が学園生活を送りながら、
ヒロインと出会い、成長していって、真の敵を倒すというストーリーなのですが、
前作に比べて、一人一人のキャラが大きくリアルになっており、
グラフィック的にはかなりの進化を遂げています。

 しかし、このゲームには、致命的な弱点が。
 それは「とにかく、敵が強い!」「システムが複雑」
「戦闘に時間がかかる(とくに
召還獣激長!)」
「グラフィックに凝りすぎているため、通れる場所がわからない」
ということ。
 このゲームの敵は、主人公のレベルに応じてレベルアップしていき、
やたらと強くなってしまうのです。
主人公は、だいたい常に戦闘に参加しているので、
コレを意識せずにプレイしていると、
主人公だけ強いパーティに、強力な敵がウジャウジャやってきます。
 しかも、あまりに凝った戦闘シーンのため、戦闘が長い!しかも飛ばせない…
 いくら素晴らしいグラフィックでも、毎回じゃねえ。

 「ファンタジー」というより、ストーリー的にはSFで、けっこう面白いのです。
でも
「ドロー」が面倒で、魔法に制限があったりもするし、
とにかく敵が強くて、僕はクリアできませんでした(約80時間プレイ)。
 でも、テーマ曲の“Eyes on me”は、いい曲だったなあ。