第7夜 エグゼドエグゼス、この、あくとくま〜

このゲームについては、ちょっと思いついただけで、実は、思い入れはあんまりない。というか、まともに遊ぶ気すらせんかった。
このゲームの特徴といえば、なんといっても、その史上最低なスクロール技術。スクロールっていうか、なんか、書き換えてるんだもんなあ、
ズリッ、ズリッてさ。
おまけに、敵の弾が多くなると、画面がフラッシュ!
いくらファミコンの比較的初期のゲームとはいえ、悶絶ものでした。

敵機より、画面のフラッシュとズリズリスクロールのほうが、はるかに強敵。

X1の「サンダーフォース」のほうが3万倍くらいスムースなスクロールをしてました。
ちなみに、「サンダーフォース」って、ゲームスタートすると、
「さぁんだああふぉーす」ってしゃべるんですよね、意味は全くないんだけど、
かなりびっくりした。近所に聞かれたらどうしようとか思って。
このゲームの発売元が徳間書店なんだけど、これがまた、当時は3電子と並んで、クソゲー虎の穴だったのです。
で、ファミリーコンピューターマガジン(当時はファミコン通信と並んで、ゲーム雑誌の2大勢力だった)には、
提灯記事として、
「完全移植!」とか載ってるわけですなこれが。

 マスメディアも企業であるってことを実感させられたゲームではありました。