第159夜 菜々子に負けるな!「脳を鍛える大人のDSトレーニング」


参考リンク:「脳を鍛える大人のDSトレーニング」公式サイト


 まあ、正確にはゲームではないのですけど、現在のDSの快進撃もあって、とにかく売れまくっているこのソフト、2800円と安いこともあり、子どもが遊ぶというよりは、僕ぐらいの最近記憶力に自信がなくなってきた大人たちが一生懸命買っているみたいです。もちろん、「売れているから」ということで買ってしまって、「なんじゃこりゃ……」という状態になってしまった子どもも少なくないような気がしますが。

 それで、この「DSトレーニング」実際にやってみると、確かにけっこう面白いんですよね。簡単な計算をサクサク解いていくのはけっこう頭がよくなっていくみたいだし。そして、こんなに高精度に『人がタッチペンで書いた数字』や色を答える問題で「あか!」とか言ったのをちゃんと聞き取れるという技術の進歩に、昔からコンピューターというものを見続けてきた僕は驚愕してしまうのです。こんな一見単純な「頭の体操」のために、(おそらく)最新の技術を投入するなんて。そして、この「書く楽しみ」とか「口で言う面白さ」っていうのは、まさにニンテンドーDSの真骨頂。逆に、「(よく知らない)人の前ではできない」という辛い面もあるのですけどね。

 でもまあ、実際のところ「これは苦手だ…」っていう問題もあって、僕はとくに「3文字の単語を記憶する」というのがものすごく苦手なのです。いや、なんだかもう、自分の記憶力の低下をまざまざと感じさせてくれるんですよね。いや、音読とかも、「読むスピードの規準なんて、流し読めば速いし、内容を理解しながらだったら遅くなるだろうし」という感じで、どのくらいを「読んだことにする」かはちょっと難しい。それでも「ロケット級」とか言われると、けっこういい気分だったりもするのです。

 このソフト、ずっと続けていれば、確かに頭の回転が少しずつでも良くなりそうな気がするのは確かなのですが、これを書きながら、僕は「DSトレーニングですら、三日坊主になってしまっている自分」をものすごく反省しているのです。ほんと、5分だよ5分!結局は、どんなにすばらしいツールでも、使う人が飽きっぽいと意味ないんだよなあ、うーん。そういえば、TVCMで松嶋菜々子さんが「52歳」でガックリしている場面が流されているのですが(前は「52かよ!」って言ったのがカットされたのは、52歳の人から抗議があったから?)、松嶋さんは今でもやっているのかなあ…そもそも、ちゃんと毎日これをやれるようなマメな人は、こんなトレーニングしなくても頭の回転は鈍っていないような気もするのだけど。