第2夜、ドラゴン、というより、
たいようのいしクエスト。
ドラクエの紹介が、「週刊少年ジャンプ」に載っているのをはじめて見たときの感想は、「またウルティマのパクリかよ〜」であった。ちなみに、この時点で僕は本物のウルティマは一度もやったことはなく、ゲーム雑誌の知識のみで、「ゲーム年増」になっていた。 後年、本物のウルティマをやったときの感想は???なんじゃこりゃぁあああというものだった。X1Gというパソコンでやったため、処理速度が遅く、しかもキースキャンという機能(というか、イヤガラセみたいなもん)があったため、一度方向キーを押すと、その方向にえんえんと主人公は歩き続け、街のなかだったら、街を出るまで止まらないことがままあった。しかも、ロード時間が死ぬほど長い。当時はそんなに珍しくはなかったとはいえ、街から出てしまって5分くらいガーガーよんで街に入りなおすとまたガーガーと5分。最初の街2つくらいの時点で力尽きました… はあ、ウルティマ話になっちまった。
本題に戻ってドラクエ1の話。 ひとことで言えば、3日で終わるにもかかわらず、すばらしいゲームだった。 戦闘シーンのテンポのよさ、キャラクターの秀逸さ、そして、なんといっても 音楽のすばらしさ。 りゅうおうをたおした後に、街のひとびとがかけてくれる賞賛の言葉。 エンディング革命ともいえる、スタッフロール。 キャラがカニ歩きとか、たいまつがめんどくさいとか、ちょっとしたことはあるけれど、 ほんとにRPGの至宝だと思います。今遊んだら、さすがにシンプルすぎる感は否めないけれどね。それでも、懐かしくて感動します、やっぱり。
ところで、このゲームのいちばんの想い出は、「たいようのいし」がみつからなくて、中学の同級生に、そのありかを聞いたこと。それまでは人にゲームの答えを聞かないのが信条だったのに。そりゃ、城のなか(!)を全部、「しらべる」しても無いはずだよな。
ちなみに、ドラクエ7では、インターネットをフル活用させていただきました。
ゲーム創る方にも、難しい時代なんだろうね、きっと。