2004 山形蔵王
あまりに内容の詰まった合宿(?)だったので単独ページで紹介。
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今回の宿はゲレンデ中央にある「蔵王国際ホテル」。中央ロープウェイで登ったところで雪上車で迎えに来てもらった。 こんな乗り物にはじめて乗ったので最初は面白がっていたが、ホテルの場所が分かってたらこんなのには乗らなかったかな? 「ゲレンデは己から滑るものです」が今回のメンバーの一致した意見。 ま、1つの経験としてはよかったですが。。。 |
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ホテルの位置する中央ゲレンデ側をある程度滑り、初日昼食後にユートピア→黒姫→横倉と回った。昼飯直前までは初級/中級ばかり滑っていたので「このゲレンデは我々を満足させてくれるのだろうか?」なんていう発言もあったりしたが、黒姫・大森・横倉ゲレンデを滑って考えの甘さを認識した。 写真は蔵王名物「横倉の壁」頂上から撮影。平均斜度38度。 写真では伝わりにくいかもしれませんが確かに「壁」でした。 なんとも楽しみ甲斐のあるコースで何度も滑ってしまいました。 |
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「横倉の壁」真下から撮影。 下から見てもやはりそのすごさ(すばらしさ)がうかがえます。 ここをほとんどノンストップでしかもなかなかの勢いで降りてきてました。 横倉の壁の下で何組かスノーボードグループがいましたが、「あ〜ぁ、あいつら何をそんなにガンガンに降りてきてるんだか。。。」と半分呆れたような目で我々を見ておりました。 いやぁ、ふつうに降りてるつもりなんですが。。。ふつうに。 |
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山頂ロープウェイ降車駅付近から撮影。 蔵王はなかなか晴れないという話のようだが、初日午前中だけ雪、あたは多少雲がかかったりしたが晴れてなんともすばらしい景色を拝ませてもらった。 日ごろの行いがすばらしいおかげですかね(?) |
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樹氷原コースでなんとか踏み止まってくれた樹氷。 はじめて目の当たりにしましたが、もっとフカフカしたものだと思っていた。ウケ狙いで樹氷に当たってマンガにあるような1シーンをやってみたいなぁと思ってましたが、マジ当たりしたら脳震盪確実ですね。考えが甘かったです。 是非とも次回はハイシーズンにきて一面樹氷という中を滑ってみたいですね。 地元近県のスキー場だけでなく、これからもいろいろと足を伸ばすことになるでしょう。。。 |
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地蔵山を見上げての一枚。 眺めは最高!事前の話では「さすがにこの時期樹氷はだいたい落ちてしまっている」と聞いていたが、いざ来てみるとところどころにまだ樹氷は頑張ってくっついていた。 山を見上げると「あのってっぺんに登ったら眺めいいだろうなぁ」とふと考えてしまう。 2日目に「山頂にコーヒーでも飲みに行きますか」ということで登頂することになった。 |
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2日目、ホテル前にて。 宿泊日が平日で周りの客もあまりいない。しかもゲレンデ中腹である意味「陸の孤島」のような立地条件。 たいがいスキー旅行といったらひととおり滑り終えると風呂→晩飯→小宴会となりそうだが、このメンツでいくと最後の「小宴会」というのはあまりない。昼間ガツガツ滑りすぎて体力ゲージはほとんど「0」に近い。夜はわずかに飲む程度で爆睡となった。(私が先陣をきったようですzzz) 翌朝チェックアウトしてまた雪上車→ロープウェイというのが面倒なのでそのまま荷物をかついで麓まで滑っていった。「あいつら何あんな荷物背負って滑ってんの??」という変なものを見る視線を感じました。 |
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地蔵山山頂にて。 無事登頂し、疲れを癒すべくコーヒーを沸かす準備に取り掛かる。 さすがに疲れはするものの、山頂に上るとその景観たるや「すばらしい」の一言に尽きます。 ここ蔵王はスキーだけでなく、スノートレッキングなどいろいろな目的でやってくる人が多いようで、この日は老若男女様々な人が登ってきていた。 (ぜぇぜぇはぁはぁ言ってるものの、みんなよく登ってました) |
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コーヒーが出来上がったところで記念撮影。 先シーズン猪苗代で味をしめたので今回もやってしまいました。興味のない人からすれば「別に山頂でそんなことしなくってもよいのでは?」といわれそうですが、『いいんです!』。 このわずかながらの征服感が何ともいえません。 来シーズンはどの山でまたやるのか。。。今から楽しみ。 もちろん飲み終えてゴミは全て持ち帰り。国定公園でもあるし山にゴミ置き去りなんてことはしません。 (2度登頂したのでうっかり忘れたペットボトルも無事回収) |
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地蔵山山頂からとなりの熊野岳を眺めて1枚。 山頂到着時はすでに熊野岳山頂に登りつめようとしているハイカーが数名いました。あの山頂も制覇したい気もしましたが、今回は「滑る」がメインなので登頂はまたの機会としました。 このあとスキーを履いて樹氷原に突入。 十分安全に注意を払いながらフカフカ新雪を堪能させてもらいました。(ややハプニングはありましたが。。。) |
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樹氷原コースから龍山方面を見て1枚。 遠くには夏山スキーで有名な月山も見える。 何とも眺めのよい景色でした。 山はこういう壮大な景観を拝むことができるのでやはり何度も来たくなります。 |
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中央ロープウェイ下あたりにあった露天風呂。さすがにこの時期はゲレンデからまる見えのためか閉鎖されてましたが、雪が融けた時期にくればなかなかオツなものでしょう。 かなり硫黄臭の強い強酸泉だとか。 |
keyさん | |
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中央ゲレンデ(最大30度)を滑っているところ。 とりあえず足慣らしといった様子。 日ごろから急斜面ばかり滑っているkeyさんなので『30度』と聞いても「ふーん、じゃぁ試してみましょか」と淡々とした回答が返ってくる。滑り終わっても「まぁまぁだね。」と一言で片付けられた。 ヒヨッシーズでくると「ふつう」かもしれませんが一応ゲレンデ案内には黒字(上級用)で書かれてるコースなんですけど。。。 |
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初日午後、黒姫→横倉と回ってきて「横倉の壁」を滑っているところ。横倉の壁を見下ろして「やっぱこれでしょう!」と一言。 「滑り降りる」というより「滑り落ちる」って言った方が正しいのでは?と思えるスピードで降りてました。 |
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ちょっとやりすぎちゃいました。。。 気をよくして数回横倉の壁を滑っていたときにあやまって足をとられたkeyさん。スギヤマさんに外れて上のほうに置き去りにされた板を手渡してもらうところ。 さすがに本人も吹っ飛んだときはビックリした様子でした。 蔵王合宿まだまだ長いので気をつけて滑りましょう。という1シーンでした。 |
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やはりこういうもの(ワンメイク台)をみると血が。。。 せっかく用意されてるのだから飛んでみましょということでカメラ構えてみました。 発射後グラブをつけて膝を抱え込もうとしているところ。 あいかわらずいい角度で発射されてるkeyさんです。 |
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この人ほんといい角度で飛ぶんですよ。 両足を横に出して水平ポーズしているところ。 まだ極大点に到達していないのにこの高さ。 しかしいい高さだしてますねぇ。 翌日気を良くしたのか、写真には収められなかったがかなり高く飛べそうな麓のキッカーで投げっぱなしジャーマンを食らってました。。。 |
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2日目、地蔵山山頂を目指し登っているシーン 黙々と登っているところ。 この人、社会人になってから毎年のようにGWには1本を滑る為に山形は月山に登ってる。 おそらく「そこに山があって雪かぶっていて滑っていいよ」って言うからというとこでしょうか。。。 |
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登頂後、コーヒーを飲んでさらに奥(樹氷原の中)にいくところ。 おそらくツアーコースにでもなってるのでしょうか、何本かシュプールはついてまいした。 こういう人があまり踏み入らないところを見るとウズウズしてくるのでしょうか。先陣をきって進んでいました。 |
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普段から雪山に来るとコース端の林の中にスッと消えていくkeyさんはさすがにこういうコースは得意なのでしょうか。 途中立ち木にぶつかりそうになりながらもフカフカ新雪の中我先にと突き進んでました。 |
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地蔵山を2度登って滑走中アイスバーンに足をとられ。。。 さすがに2度登って足腰にきたのか、一度融けて固まったアイスバーンに足をとられて転倒。 あと1m間違えてたら谷へ滑落するところでした。。。 油断大敵、気をつけて滑りましょう。 この後、さらなるハプニングが待ち受けていることをスギヤマさんは知る由もない。。。 |
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樹氷原を滑っているとき、この人の頭の中はひたすらユーミンの曲が流れていたようでした。 「やべぇ、月の方向に出ちゃったよ・・・」真っ昼間なのに映画にある1フレーズが自然と出てきてました。そりゃそうね。少なくとも1回/シーズンはみてますからね。 |
スギヤマさん | |
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横倉の壁を滑っているスギヤマさん さすがにファンスキーだとコース中央のコブは深すぎ。ということであまり踏み固められてない中央やや横を滑っているところ。この斜面で板の先が真下に向き続けてる人って周りにあまりいなかった気がしますが、お構いなしで下めがけて滑ってました。 |
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蔵王スカイケーブル山頂駅方面に向けてかっ飛んでるシーン。 この人もかなりの飛ばし屋なので滑降中の写真を撮るのにはこちらも必死です。 しかも後ろにいるとエッジで舞い上げられた雪が顔に当たって痛いのなんのって。。。 静止画だと分かりづらいかもしれませんが、ホントに速いです。 体感してみたい方は一緒に行ってみるとよいでしょう。 この人にかぎらずこのメンツで行くと正直「異常」といっても過言ではない速さです。実力を出し切ってはいないだろうけど競技スキーの合宿か何かに来てた人たちを追い抜く勢いで滑ってるのですから。。。 |
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2日目、地蔵山山頂を目指して山登りしている1シーン。 この人週末はソフトボールなどで汗を流してるのでこのくらいの登山は問題ないようでマイペースで登ってました。 奥のまっちゃんはけっこう厳しそうだった(体力的に) さすがにコブばかり入ってますからねぇ。 |
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コーヒーを飲み終えて樹氷原を目指す途中での1枚。 人のほとんど踏み入らない場所なので慎重に行きましょうね、慎重に。 といいつつも写真であるまっちゃんらとの距離をあっという間につめるスギヤマさんでした。 |
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樹氷原を滑っているスギヤマさん フカフカの新雪を気持ちよく滑っているところ。 口数は少なかったですが、顔は笑顔でした。 きっと自分の世界にでも入っていたのでしょう。。。 |
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2回目の地蔵山登頂。 1度登って腹もすいたので昼食をユートピアゲレンデ麓のレストハウスでとった後、再登頂。 カレーパンをカバンに詰めてきたので山頂で美味しくいただきました。 |
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再度地蔵山の裏へ。誰も踏み固めていない雪面を颯爽と滑っているスギヤマさん。 ところどころアイスバーンになっていてやや滑りにくかったところもあるがそんなのお構いなし。。。 そんな中、ちょっとしたアクシデントが・・・・・・ |
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アイスバーンにわずかにかぶっていたため、普通に止まろうとしたのか、そのときアイスバーンにエッジがかからずバランスを崩して転倒。。。keyさんは無事とどまることはできたが、スギヤマさんはそのまま一段平らになっていたところにとどまれずに滑落...ざっと10m近くは落ちたでしょうか。。。 滑落する瞬間私がいた位置ではその様子を見れなかったのでマジでヒヤッとしました。 左写真の左上の方からゴロゴロっとおちてちょうど矢印のあたりで何とか留まることができてた。 擦り傷程度ですんだから笑い話になりますがさすがにちょっとビビりました。 とはいえ、これで小伝説として1ページに名を刻んだ出来事でした。 |
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途中の休憩などで出た話題。 「1泊のスキーだし、2日目は8時半くらいから滑ってるのだから3時くらいにあがりましょうか」 そんな話題が出るが、だーれもそんな気さらさら無し。 結局この写真もリフト券が有効な時間(5時)まであと何本滑れるか、「あと3本はいけるか」とリフト乗車時間と滑走時間を計算しながら次のリフトめがけていつもどおり(かなりのスピード)滑っているところ。 ハーネンカムコースを何かにとり憑かれたうように激走しているところ。写真を撮って後を追う方も大変です。。。 |
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お疲れ様でした。 2日間激走後、小伝説を作った勲章を記念に収めた1枚。 あの落差を滑落してこの傷ですんだのは不幸中の幸い(?) 今シーズンの激走っぷりからしてこれですんだのは恵まれていたのかもしれません。 この後蔵王温泉(強酸泉)にヒリヒリしながら傷を癒す(?)スギヤマさんでした。 |
まっちゃん | |
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初日午後から黒姫/横倉方面へ足をのばし、横倉の壁で急斜面を気持ち良さそうに滑っているまっちゃん。 それまでこの斜度ほどきついところがなく、筋肉をいじめる場所がなかったのでこの斜面を見て一言。 「やっぱここ(横倉の壁)でしょう!」 まっちゃん、あなたの場合ここでなくてもコブバーンがあればよいのではなくて?? |
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横倉ゲレンデから大森ゲレンデへ移動し、今度は「大森の壁」へ突き進むまっちゃん。 斜度は横倉の壁ほどではなかったけど、斜面中央のコブが深めのところでゴツゴツしてました。 |
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蔵王でこれほど晴れるのは珍しい方らしく、そんな中樹氷原コースを爽快な気分で滑っているまっちゃん。 これまでまっちゃんと雪山出動していてこれだけフラットなバーンで1枚収めるのは珍しかったりするかな? 黒姫、大森、横倉を何周もまわり足腰が疲れ始めたところでクールダウンしている1シーンでした。 |
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初日最後のロープウェイであがってきて、ホテルに帰る前に中央ゲレンデにあったモーグルバーンのエアにチャレンジするところ。 とりあえず飛んでみましょか!? |
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下から見るとそうでもないけど、そこそこ反りあがってるジャンプ台だったので発射角はなかなかのもの。 開脚後着地姿勢に入っているまっちゃん。 なかなかの飛距離がでてましたが、飛びあがりすぎ(?)たぶん着地は。。。 ま、翌日もあるのでほどほどにしときましょか。 |
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2発目エア進入。 今度はツイストをばっちり決めるまっちゃん。 これは我ながらなかなかのタイミングでシャッターを切れたかなぁと思う一枚でした。 まっちゃんもややスピードを落として発射したのでさすがにダブルツイストには持っていかず、大きなモーションで見てるほうもなかなか気持ちよかったです。 |
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2日目、地蔵山でコーヒーを入れた後、樹氷原へ突入。みんな己の世界に入ってました。気分は「私をスキーに連れてって」の三上博史になった気分。。。って古いか。。。 でもさすが山形蔵王、最初は「たいしたことないなぁ」なーんていってたけど、とんでもない。遊び方によってはどんなレベルにも合わせられるすばらしいゲレンデです。 |
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2回目の登頂。さすがにたかだか80mちかくのぼるのも長板背負ってとなると一苦労といったところでしょうか。 そのうちkeyさん企画の月山登山(3時間)&スキー滑走(10分)があるだろうからそれまでに体力つけておきたいところです。 これだけ疲れながらも下の樹氷原にすべりに行くときはしゃんとしてました。 |
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実は2日目、まっちゃんは私のVerse10をインプレッションしてました。やはりTEN
EIGHTYとは板の性能が違うので最初は違和感を感じてるように見えましたが、あっという間に自分のモノにしてました。Vers10はTEN
EIGHTYより軟らかいし、アッパーデッキ付のようなビンディングを持っていてエッジを当てやすいのでけっこう気に入ってもらえた様子でこちらもよかった。 そんななか、相変わらずモーグルバーンを突き進む。 「穴(コブ)があったら入りたい」といったところでしょうか。。。 |
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2日間、フルで滑ってもう最後はヘロヘロ。。。 このあとゲレンデそばの温泉で労を癒してきました。 ガツガツ滑走、ちょこっと山登り&コーヒー、温泉と今回のスキー合宿の4大目標のうち3つを制覇。 あとはご当地名産ということで温泉に浸かった後隣の米沢市に出向いて本場「米沢牛」を堪能してきました。 |
IW | |
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実は骨折後、初のキッカー入り。 これまで自重してましたが、さすがにここ蔵王の開放感に心躍らされて飛ぶことを決意してみました。 といってもしばらくこういうところで遊んでないのでかなりオドオド。。。 ま、徐々に慣らしていきますよ。徐々に。 |
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樹氷原にてまっちゃんに撮ってもらいました。私も他の3人と同様こういうところはかなりお気に入り。 といいつつもところどころアップダウンがあるので初回は慎重に。ショートスキーだったので新雪に埋まって止まると次動き出すのに大変なので後形にして勢いを殺さぬように滑ってました。 道なきところで新コースを作るのは楽しいですね。 (ホントはスキー場スタッフに怒られるだろうけど。。。) |
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登頂2回目のあと、裏を回って樹氷原に入る前にまっちゃんにまた撮ってもらう。このときすでにアイスバーンに足をとられてスギヤマさんが滑落していたのでそれまでよりやや慎重にすべることにしました。 といっても気持ちと裏腹に体はアグレッシブさを求めてましたがね。。。 |
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今回のヒヨッシーズスキー部合宿in山形蔵王はホントに有意義なものになりました。「これでもか!?」というほど滑れたし、昨年猪苗代湖同様山登りも堪能できたし、温泉は気持ちよかったし、米沢牛はマジ美味しかったし。 昨年は雫石、今年は山形蔵王と春スキーは東北方面が続いてるので来年は安比でもいってみましょか? とりあえず、keyさん、まっちゃん、スギヤマさん、お疲れ様でした。 |