機動力を高めるために・・・
東京湾は狭いようで広い。。。シーバスの釣れるポイントはいたるところにある。
ルアーフィッシングというものは餌釣りと違って非常に軽装で出撃できるのがメリットだ。
普段出撃するときに携行するものといったらルアーボックス、タモ網(湾奥では必須!)、プライヤetc。。
でかいタックルボックスを持つこともなく、いつでも移動できる格好でできる。
ルアーフィッシングはプラスチックやゴムをあたかも生きている小魚や虫を演出して魚に食わせるわけだから餌釣りみたいにのーんびり待っていたところで釣れることはない。
餌釣りを「待ちの釣り」とするなら、ルアーフィッシングは「攻めの釣り」と私は考えている。
うまく回遊してきた魚が当たれば別だが、1回の釣行で同じポイントにルアーをひたすら投げ込んでもよほどのテクニックで居着きをうまく引き出せない限り釣果には結びつかない。
しかも、居着きのスレは早いので1,2本出せてもそこまで。
じゃあ、どうすれば効率よくシーバスに巡り会えるか。。。
なら、どうする???
釣れなきゃ釣れるポイントに移動していけばよい。
移動するには手段が必要となる。思いつくままあげると、
1.自動車
2.徒歩
3.自転車
4.バイク
5.電車 etc...
これまでは1を主に利用していた。近場なら徒歩で。
でもさすがに東京、車事情も結構厳しい。
渋滞やら駐車スペース探しやら、ポイントにたどり着いてキャストまでけっこうな時間を費やす。
そこで考えたのが 「チャリンコ」 だ。
今の塒は川崎だが、けっこう内陸に入ったところでとてもじゃないけど車やバイクがないとたどり着けない。
バイクといっても普通免許しか持っていないので原付しか乗れない。
ポイント近辺までは車で、ポイントからちょい移動はチャリで。
これが現実的な方法だ。
幸いミニバンに乗っているので折りたたみ式の自転車なら3列目をつぶせば収納できる。
これで「母艦」と「戦闘機」の関係ができあがる。
車ですぐ近くまで行けない(駐車できない)ポイントは東京湾にはけっこうあるので、
チャリ購入は今後有効な手段になるはずだ。
普段の塒近辺の生活にも活用できて一石二鳥だ。
ということで買い物といえば「ドンキー」、近場のお店にくりだす。
何軒かまわったのち、購入したのがこれ。
撮影:有明
形状 | 折りたたみ式 |
原動機 | 脚 |
馬力(人力) | 1 |
最大トルク | 不明(火事場の馬鹿力次第) |
タイヤサイズ | 16inch |
変速ギア | 6MT |
平均速度 | 18km/h(2003.11.15現在)*2 |
1回の走行距離 | 体力および肺次第 (最長10km:2003.10.31現在)*1 |
販売元 | ドンキホーテ(蒲田店) |
購入価格 | ¥9800 |
購入日 | 2003.09.28 |
*1:溝の口→多摩川瓦斯橋(多摩沿線道路経由)での計測距離
*2:ある指定区間(瓦斯橋〜東海道新幹線高架まで)の実測距離/時間で計算
うーん、最近のチャリンコとは安くなったもんだ。
物色している最中気づいたのだが、このチャリンコは釣り専用だったのだろうか。。。
なんとフレームにはこんなプレートが。。。
「SHIMANO]って。釣具メーカ???(釣りをしてる人なら知らないわけない)
おそらく釣具ブランドではおなじみのSHIMANOとは違う会社だろうが、
釣りをしているひとなら「ギャグか?」って思いがちなもの。
それともSHIMANOがルアーフィッシングの機動力UPのためにあつらえた一品なのだろうか。。。
とはいえ、車に積むにはちょうどいい大きさだ。しかも変速ギア付き。
15分程度ながめて決断、購入。
ヒヨッシーズのkeyさんはいち早くこのプレートに気づき、
「あんた、SHIMANOって。こりゃやりすぎだろ」と忠告。いや、別に狙って買ったわけじゃ。。。
それはさておき、こいつのおかげでいままで到底徒歩ではたどり着けなかったポイントにたどり着くことが可能になった。
早速というわけではないが、購入後2回目のチャリ出動で初70UPに成功したのだから購入した甲斐があるってもの。
とりあえずこれからはラン&ガン戦法でたくさんのシーバスと巡り会えることを願うばかりである。
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