June 2003
01/06/'03
京浜運河
keyちゃんと2,3日前から会社でこんなやり取りをしていた。
key:「今度の週末どうされます?」
IW:「行くでしょう!どこ?何時?」
key:「どこでもいいっす。昼に嫁を羽田に送っていくのでそのまま出向きます。」
IW:「らじゃ。それに合わせてこちらも出撃します。」
嫁さんを空港に送り届け、先に着いてたkeyさんからのメール。
key:「人うじゃうじゃ。BBQ客いっぱい。ビールでも買ってきてもらってよい?」
あたりはBBQ楽しみながらはぜ釣りの好ポイントだったらしい。
わたしはkeyさんの依頼どおり、500缶を2本購入してクーラーボックスにしまい、ポイントへ出撃した。
現場はというと。。。いつも何とか停めれた駐車場は満車、さらに路駐であふれかえってる。。。
駐車場内に車停められなかったため、まわりにならってkey号後ろに路駐。
keyちゃんと合流し、とりあえずムシムシしてたので二人で勝利を誓い、乾杯!
しばらくいつものポイントでつりをするものの、まわりはBBQでどんちゃん騒ぎ。
挙句の果てにはBBQで使った鉄板を海で洗う始末。。。
「こりゃあかん。移動しましょう!
とりあえず移動することにした。ただ、車を使うと駐車に面倒なのでここにおいて歩いていこう。
公園を出てみると、制服姿の方々が後ろの車になにやら付けてる。
「こ、こりゃヤバい!どかそう」 (しかしこのとき缶ビール片手に歩いてた。。。)
車のドアを開け、エンジンをかけようとしたとき、
警官:「ちょっとまって。」
お巡りさんが車に駆け寄ってくる。
警官:「この車、君の?ほら、これみてごらん!」
すでにタイヤ直下の道路にはチョークでくっきりと時間が書き込まれていた。
IW:「すいません、ちょっとだけ停めてただけなので。すぐ移動します。」
警官:「だめだよ〜、道路に車停めちゃ。これ、『駐車違反』だよ」
なんとか言い逃れよう。。。なんとしても駐車禁止を逃れてやる!
警官:「あれ、君お酒飲んでる??」
う、、、まずい。。。(ってつい3分前ビール飲んで歩いてたじゃんか!?)
警官:「あ〜ぁ、だめだよ〜、お酒飲んで運転しようとしてたわけ?」
いまさらもう言い逃れはできん。。。 久々私の脳みそがぐるぐると働き出した。
駐車違反<<酒気帯び
(こりゃ潔く駐車違反で捕まろう・・・)
い:「すみません、駐車場いっぱいだったし、周りに車結構止まってたし。」
続けて
い:「長居するつもりだったので帰るころには酒抜けると思って。。。」
お巡りさんにこんな言い訳通用するわけもなし!(あたりまえか。。)
警官:「今車転がすとなると駐車違反より大変なことになるよ!」
(んなこたわかってらぁ!!!)
しぶしぶ駐車違反で御用となり、また反則金で私のお金でどこかの道路が出来上がることとなった。
公園の駐車場は空いたが、酒飲んでるのでお巡りさんの前で運転できるわけもなし!
最初お巡りさんに「じゃ、公園駐車場まで押して入れようか」といわれ1.5tオーバーのオデを転がす。
(運転できないの知ってるなら代わりに運転して入れてよ!!)
しばらく転がして駐車場前の歩道の上り坂を転がせないと判断したオマワリ、
警官:「なんなら本官が運転していれてあげようか?」
(最初からそうしろよ!!!)
そんなこんなで青切符を切られるが、keyちゃんと二人気持ちを切り替えてテクテク橋まで向かう。
ポイントに到着し、キャストするがどちらにもあたりすらなし。。。
数時間粘るが結局なーんにも釣れないのでまた元のポイントに戻る。
ポイントを戻し、首都高1号の下ゴロタで投げ続ける。
すると、keyちゃんにヒットが来た!
しかし、感じからするともぐる一方でエラ洗いは出ない。
出てきた魚は「ボラ」だった。とりあえずってことで収めた一枚。
しかし、釣りとは思うようにいかないものだ。ま、そこがまた面白いところなのだが。。。
その後二人ともあたりまったくなし。
22時過ぎてさすがにkeyちゃんも疲れたか、「そろそろあがろか?」
私はまるボーズであがることとなった。
(く、悔しい。。。今日は釣るのではなく、お巡りさんに釣られただけか。。。)
このままでは終われない。。。keyちゃんと別れたあと、「ほかに近場でよいポイントはないか。。。」と考える。
そういえばいつだったか、だれかのHPを見た事を思い出し、その人がよく行く「天王洲公園」に行くことにしてみた。
公園横に車を止め(今度はパーキングチケットエリア:土日は無料(?))
公園内に歩いていくとすでに一人ルアーを投げてる人がいた。その人とポイントをずらし、キャスト開始。
使用ルアーは大きな魚は大きい餌を食らうだろうと「Surf
slug120F」
公園の桟橋から沖にあるストラクチャーの方にめがけ、おもいっきり投げ飛ばす。
投げること数投目。。。
「ドン!!」
ロッドが一気にしなる。
エラ洗いでシーバスがこっちめがけて水上を駆け寄ってくる。
ラインテンションを保とうと一気にラインを巻き上げる。
今度は潜り込み、一気にラインが出ていく。
今考えれば愚かな行為をしていたと反省するが、出て行くラインを見てドラグを締めシーバスに反抗。
それでも岸壁まで何とか寄せ、タモ(玉網)ですくい上げる。
「でっけー!!」
すぐさまタモをどかし、タバコ箱を置いて撮影。
さらに釣り上げたシーバスと一緒に記念撮影。
タバコ箱から推定55cmの良型をゲット!いよいよシーバスと呼べそうなサイズを手にすることができた。
勝利の一服を済まし、撮ったデジカメ画像を見直して自己満足に浸る。
そして20〜30分してSARUNAミノー(レッドヘッド)に変更し、キャスト再開。
ストップ&GOでルアーを巻いているとしばらくして、
「グイ、グググッ」
すかさず合わせを入れ、Fight開始。今度の引きはさっきのよりはかなり軽い。
あっさりと岸際まで寄せる。
タバコ箱換算で37cmのセイゴちゃんをゲット!
海でルアーを投げるようになって、初複数のシーバスをゲット
昼間の駐禁はすでにどこかに吹き飛んでしまった。。。
家に帰り、早速デジカメ画像をPCに落とし、写真を壁紙にして缶ビールで乾杯!
やはり疲れてたのか、知らぬ間にオチていた。
翌日keyちゃん、マッチャンに写真とポイントマップを送り、釣果報告した
マッチャンはその日仕事を終え、帰宅するやいなや、同ポイントに直行したらしい。。。
07/06/'03
京浜運河
先週の感触が忘れられず、またもや単独で出撃する。
さすがに先週お巡りさんに捕まったばかりなんで、ちゃんと駐車スペースを確保せねば。。。
ということでとりあえず行きつけのポイントに。
この公園駐車場は半分は不法投棄された車でさっさと動いてない車を片付けて欲しいものだ。。。
(なかにはその車の中に住んでらっしゃる方もいるが。。。)
ゴロタの上に立ち、早速キャストを開始する。今日はこないだ購入した「ima Sasuke弐」。
こないだ明るいところで見たルアーのローリングがかなりよかったので今日の採用となった。
ポイントを移動し、首都高湾岸線の高架下で常夜灯の明暗を狙ってみる。
するとしばらくしてドンッと合わせをせず魚がのった。
(かなり高活性のシーバスか!?)
のったはよいもののこれまで感じたことのないとんでもない引き。
水面まで2mはあるポイントで一瞬海に引きずり込まれるかとさえ思った。
ドラグは鳴り響き、ラインはどんどん沖の方へ出て行く。
ちょっと反抗しようとドラグの設定をちょいきつめにして魚の疲れを待つ。
疲れてきたのか、ラインのでもなくなったので巻き上げ始めるとさらに沖に逃げ始めた。
「ブツンッ!」
ラインを巻くとさっきまでの引きがウソのように軽い。。。
(ラインきれてしまったか。。。)
巻いたラインの先にはSasukeはいなかった。。。結局魚の正体を知ることもなく、バトル終了。
(いったいあの引きは何だったんだ???)
かわいそうなのはSasukeをぶら下げたまま海に返してしまったこと。。。
魚もこれからの捕食に大変だろうが、私自身Sasukeのロストに痛かった(けっこうルアーも値が張るので)
気を取り直して「ナイトレイド」に変更してキャスト開始。
それからというもの、首都高、R357高架下と投げてみるがまったくあたりなし。。。
しばらくすると首都高高架下に住まいを構える自由人が帰宅してきた(彼の住居手前で投げていたので)。
おじちゃん:「どうだい?釣れたかい?」
い:「いや〜、さっき大物掛けたんだけどばらしちゃいました。。。」
おじちゃん:「そうか。そりゃ残念。でもここじゃあたり少ないだろ?」
ここに住んでるくらいだから日頃からここに出撃してくるアングラーたちを毎日のように見てるのだろう。
もちろん釣果も。
い:「どの辺がいいんすかねぇ。。。?」 ものは試しで聞いてみた。
おじちゃん:「ここをずーーっとまっすぐ歩いていくと向こうの城南大橋にぶつかるから
橋渡った向こう岸の高架下がええよ」
い:「ここ、まっすぐ歩いていけるんですか??」
おじちゃん:「おうよ、ここずっとまっすぐ歩いていけば着く」
実は橋の向こう側には太田市場があり、その一帯は一般者は立ち入り禁止だと思っていた。
あとで知ったのだが、そこは緑道公園となっていた。
し、知らんかった。。。さすが地元住民! ありがとう!
下に見える海を探りながら教えてもらった道を歩き出す。
・・・・・・・・・
長い。。。(軽く1kmはあるか。。。)
さらに城南大橋を渡り(これまた長い)いわれたポイントにたどり着く。
足場はゴロタ石が敷かれているが傾斜があり、投げにくい。
さらにいえば後ろには背丈のある草が生い茂っている。
なんともやりづらいポイント(慣れてないので)だったがせっかく来たので釣り開始。
(そのまま付いてたナイトレイドを投げる)
投げること数投で「ククッ」とあたりがきた。
しかしショートバイトだったのか魚はのってない。
(たしかにあっちよりシーバスのストック量はいいかも。。。)
期待を膨らませつつ、再度ナイトレイドを投げ込む。
岸手前5mくらいのとこで「コツッ」というあたり。そのまま合わせ、魚をのせる。
手ごたえは軽く、すぐ陸まで寄せてこれた。(見た感じ20cmちょい)
タモを使うまでのサイズでなかったのでそのまま抜きあげる。
よく見るとフックは外(えら)にかかっており、えらにも針がかかったのか血がにじんでる。
サイズは28cmのセイゴ。
とりあえず急いで写真に収め、リリース。なんとか泳いでくれたのでほっと一安心。
「もっとおおきいやつを!」と再度トライしてみるが、数時間前から強くなってきた風が一段と強くなり、
ルアーが飛ばなくなってきた
(長いこと投げ続けて疲れたし、またこれから車のところまで歩かなきゃならんし、今日はこれまでとするか。。。)
今日は残念ながらとんでもないサイズ(だと思う)をあげ損ねたが、セイゴちゃんのみでよしとしよう。
帰りに緑道でテクるがあたりもなく、そのまま帰路に就いた。
22・06/'03
三崎港
今日はルアーフィッシングではなく、食い魚を求めて一路三崎港へ向かうこととなった。
シーバシングを本業としている現在のヒヨッシーズ釣り部であるが、ルアーフィッシングしかしないというわけではない。
シーバシングも1つのカテゴリー、餌釣りも1つのカテゴリーである。
狙いはというと。。。
すみません、とくにありません。食える魚ならなんでも。
私なんか餌釣りなんてほとんどやったことがない。(でもぶちょーやらせていただいてます)
そんななか、見よう見まねでマッチャンの仕掛けと同じものを用意し、糸を垂らして待つ。
マッチャンに2回アタリがきてラインブレークする中、私はもう一本のロッドでエギングで遊ぼうとしていた。
すると・・・
置いていた私の竿が引きずられているのが目に入った。
「おぉぉ!何かかかった!!」
しばらく格闘して釣り上げたのがこれ。↓
やりました。とりあえずカタクチイワシ以外の魚として鯖をゲット!
しばらくしてマッチャンにも再度HIT
マッチャンもわたしより大き目の鯖をゲット。
それからアタリがなくなり本日の三崎港の釣りは終了。
key家にもどり鯖の塩焼きを美味しくいただきました。
28/06/'03
多摩川
シーバスってどこに行くと釣れるの?
シーバシングってどんな人たちがやってるの?
今の住まいから近場のポイントってどんな場所?
そんなことを調べているうちにある言葉がよく出てくることに気づく。
「リバーシーバス」
ふーん、シーバスって川に上ってくるんだ。どの辺までのぼってくるんだろ?
調べていくうちに驚かされた。
「シーバスは河口から十数kmのぼることもある」
「多摩川のシーバスは丸子橋まで上ってくる」
「シーバス釣果。多摩川丸子橋で70UP!」
丸子橋って。。。日ごろお世話になってる東横線の鉄橋付近ではないですか!?
っていうか丸子橋から河口付近(浮島)までかなーーーーりありますよ!?
そんなとこでもシーバスを釣る事ができるのね。こりゃおどろいた!!
でも多摩川沿線には駐車スペースがほとんどといってよいほどない。
どうしよっか。
考えても仕方ないのでとりあえず出てみてオデナビを見ながら駐車スペースを探すことにした。
また、丸子橋も釣れるらしいがさすがにシーバスの上ってこれる上限のようなのでもう少し河口に近い
ほうでやろうと、ガス橋付近を調べてみた。
まったくパーキングが見当たらない。
堤通りからちょっと入ったところにマンションがあり路側帯がちょい広めだったので
マンションに遊びに来ている人になりすまして車を停め、橋脚下へと向かう。
ポイントは薄暗く、明かりは橋の上から漏れる街灯のみ。ま、どんなもんかと岸に目をやると。。。
「ピシャピシャピシャ。。。。」
「バサバサバサバサッ!」
「バシャ!!(シーバスの捕食音)」
ベイトが食われまいと逃げ回り、またシーバスが残らず食いつくさんばかりの勢いで捕食している。
「こりゃえらいこっちゃ!はやく用意せねば。。。時合いは待ってくれない」
タックルを用意し、最初に取り付けたルアーはより大物を!とグース125F
をチョイス。
そ〜〜〜っと岸辺に近づき、キャスト開始。
1投目、バイトなし。手前の小魚は驚き逃げ惑う。
2投目、バイトなし。
3投目、ストップ&リトリーブで大物を誘ってみる。
「ガツンッ!!!」
実際にはそーんな音はしませんが、ロッドを持つ腕からはそんな音が聞こえた気がした。
合わせなんて必要なし。ルアーを食った瞬間魚が反転した力でフッキングしたのだろう。
そのまま引きずり込まれそうになる。
「な、な、何なんだ???この引きは?」頭パニック!ラインはパンパン!ドラグの設定がきつすぎたかラインが軋む音がし始めたので「こりゃアカン、切られる」と設定を緩め魚を走らせる。
5分そこら格闘後、だいぶ手前まで引いてこれた。ここは取り込みがラクなのでそのまま岸にズリ上げようとしたところ。。。デカッ!!!
魚体を見てビックリ!なまでこんなサイズ見たこともない。
何だこの口!12.5cmの ルアー(グース125F)をパックリ飲みこんでるじゃないか!?
ここまであげりゃこっちのモン。一人勝利に酔いしれる。
先日ドンキーで購入したメジャーで早速計測してみる。
「67cm!」
ついにきました60UP!
ハゼやらキスやら海釣りは釣りものが豊富だけど、個人的な意見としては
「釣るならやはり大物!」
男の性だろうか。。。
以前ブラックバスをやっていた頃から「いつまでもゲームフィッシングができるように」
と資源枯渇しないように写真撮影後リリース。勝利の一服で数分間の格闘を思い出す。
取り込みにやや時間がかかったので場が荒れてるだろうからもう一服つけて再びキャスト開始。
しばらく投げていると先ほどより小さいあたりがあり、合わせこむ。
うまくHIT 、今度はめちゃめちゃ軽い。
28cmのセイゴちゃんをゲット。
しかしこんなサイズでも12.5cmのルアーに果敢にアタックしてくるのだからシーバス(スズキ)って魚はすごい。
今日はすばらしい一日となった。