March 2004
28/03/'04
川崎
今日は久しぶりに暖かい日だった。昨日も暖かかったのかもしれないが野暮用で名古屋にいたので27日の関東の天気は知らない。
「潮周りはあまりよくないが、暖かかったら行ってみましょう」と心に決めていたのでとりあえず川崎は千鳥公園に向かった。
辺りはやはり好天気のせいか、投げや落とし込み等の餌師からシーバサーといろんなカテゴリのアングラーが出てきていた。
いつものポイントは投げ師が多くてルアーをキャストするスペースがないので仕方なく、普段あまり立ち入らないポイントへ移動した。というより駐車場からやや遠いのでそちらまで歩いて行かない埠頭奥に歩いていった。
雑誌なんかを読むと「今年は早くからバチ抜けが始まっている」という記事が書いてあった。今年に入って何度か足を運んでみるが出かけようと思った日はことごとく寒い日だったのでとくにバチが上がってる様子をお目にかかることもできてない。しかしこのポイントにくると誰かしら「釣果あり」と先に来てたアングラーから情報を得ていたのでやる気だけは満々、結果は。。。まだありません。
まぁ今日釣らなければシーバスは明日からいなくなる、というわけでもないので気長に通うことにしましょう。
今日一発目に選んだルアーは「WANDER80」のレッドヘッド。バチは抜けてなかったがとりあえず表層から探ってみることにした。最初はまだ夕暮れ前だったのでやや早めのリトリーブ、トゥイッチなどを入れてアグレッシブに攻めてみる。当たりは・・・ない。つぎにやや長めだがSASUKEをキャスト、が、反応無し。次にX80-SWをキャスト、が、これもハズレ。つぎにクルクルでボトム引き。が根がかりばかり。
しばらく投げてポイントを田辺運河への入り口付近に移動し、再度表層から探ることに。しかし今度は沖ではなく、人も少なかったのでWANDERを埠頭岸壁沿いにキャスト。数投後、なんどかコツッというあたりがきた。
しばらく雪山出動していたので合わせの感覚が戻ってきてない。
もともとシーバスは季節により偏食したりするらしい。この時期バチをたくさん食べているとすればショートバイトしているかもしれない。
「次違和感を感じたら空でも合わせてみよう」と思い、ルアーを引きながらロッドを握る右手に集中。
「コツッ!」
「きた!!そりゃ!」とあわせてみる。
ビクビクッ!!
やっぱり来てました。合わせ成功!
1月に一度バラして以来の魚の感触(懐かしい。。。)を堪能する。表層でヒットしたこともあってすぐさまエラ洗いを見せる。「いやぁ〜、やっぱシーバスはこうでなくっちゃ!」エラ洗いで水面をヒタヒタと暴れてルアーを振り払おうとしてるがルアーは完全に飲み込まれているのが見えた。(これならしばらく遊んでもバラさないでしょう)
ホントはすぐに取り込めたのだが、しばらくシーバスの引きを堪能し、さすがにさっさと上げてもらえないシーバスはダラ〜っとお疲れになっていたので「そろそろ上げてやろう」ということでタモで取り込んだ(引っ張った感じではそのままぶっこ抜けそうになかったので)
2004年初のシーバスを無事ゲット!!
サイズはまぁそこそこの48cm。WANDERは完全に飲み込まれていた。

やはりシーバスを釣るならビックワンを手にしたい、というところだが2004初だからこのサイズでも十分満足。
久々勝利の一服に酔いしれた。
とりあえず一服を終了し、何度かまたWANDERを投げてみた。がしばらく当たりなし。
ということで今度は私やまっちゃんのお気に入りルアー「ベイスラグ80S」を取り出してキャスト開始。ベイスラグを投げること10投もないうちにまたきました!「コツ!」
再度合わせに成功、また魚とファイト開始。今回はベイスラグでやや深めを探っていたのでエラ洗いは見せず。もともとエラ洗いで暴れるとバラす可能性が高いので本来はやめておきたいところだ。(1尾目はフッキングが深いことを確認したので遊ばせてもらいましたが。。。)
シーバスだということを視認し、タモを取り出して取り込み成功。

サイズは42cmと先ほどより小さいものの、やはり釣れるという結果に満足!
写真を撮り、リリース後にまた一服。なんとも気持ちいいもんだ。
ポイントはやや荒れたのでちょこっとポイントをシフトして再びベイスラグでキャスト開始。
潮上にキャストしたのでラインテンションを感じる程度のリトリーブスピードでラインを巻き取る。頭の中ではベイスラグの「S字軌道」とそれを追うシーバスをイメージしてる。そこでまたも「コツッ」とアタリがきた。
「そりゃ!!」と合わせフッキングに成功。しかし、今度は今までと引きがちょっと違う。
「グッ!グググッ!ググッ!」
なーんかやな予感。。。もしやしてカラスミになるお魚さん(ボラ)?引きは弱めでシーバスのような力強さはなく、表層まであがってるのにエラ洗いもない。こりゃボラっちかぁ。。。
表層に出たのでぶっこ抜けるかちょこっと持ち上げてみる。意外と簡単にあがりそうだった。ボラをタモで取り込むとえらい臭さになるのでできればタモでの取り込みは避けたい。ということとそのまま抜き上げられそうな軽さだったので一気にぶっこ抜き。
と、抜いてみると・・・
「うーーーーん。ん???」

良型のメバルでした。
前にここ千鳥に来たときに情報交換したアングラーから「大型のメバルが8cmミノーに喰らいついた」といっていたが今回もこのベイスラグ80Sに喰らいついた。
いやぁ、初のメバル(外道)だったけど、これはこれで面白い。とりあえず記念に長さをはかり記念に1枚。
メバルなら「やっぱ煮付けかなぁ。。。」と思いながらふと我にかえる。「あ、キープする道具(クーラーボックスなど)何もないや」
さて、どうしたものか・・・
するとちょっと遠くにいたおじさんがこちらに歩み寄ってきた。(さっきからパチパチと撮影にフラッシュを使っていたので「どれどれ、どんだけ釣れてんの?」と見に来たのだろう)
おじさん:「あら、こりゃいいメバルじゃない。おじさんさっきからこれ釣ろうと狙ってるのだけど、全然釣れないのよ。しかもルアーで釣ってるのかい。いいねぇ。」
IW:「いやぁ、シーバス狙ってたんですけど、こんなん釣れちゃいました。煮つけとか良さそうだけど、今日不覚にもキープする道具持ってきてないんすよ。せっかくなんでよかったらもらってくれます?」
おじさん:「え、いいの?じゃお言葉に甘えてもらっちゃおうかな。こりゃ美味そうだ。」
ということでおじさんにメバルを渡し、しばらくキャストするがそれ以降当たりがなくなった。
今日はとりあえずこれにてお開き。さすがに明日はお仕事なので夜遅くまでやらずに早く帰ることにした。
他のシーバサーに比べれば初釣果は遅い方かもしれないけど、いよいよシーバシング2004は本格始動です。
11/03/'04
京浜運河→有明
この日は朝から強風が吹き荒れていた。携帯の天気サイトでは「風警報」なんてのがトップ記事にでてるくらい。
しかし、そのここ最近の潮周りは大潮→中潮というかなりよい潮周り。通勤中にi-modeで「何とか風止まんかなぁ」と情報検索。ためしにその風情報の中身を覗いてみた。するとそこには「風シュミレーション」というリンクが張られていた。(普段そんなの見たことなかったので)
どれどれ、どんなもんでしょうか。実況はどこも矢印は真っ赤(強風)。こりゃ無理だわ、とあきらめモードに入っていたが、ためしに夜9時の情報を見てみた。「水色(やや弱い)から白(微風)」に東京湾奥は変わっていた。
「こりゃチャンスでは??」
ためしに昼頃会社でまっちゃんに連絡してみる。
「今日はなかなかの潮周りです。バチ抜けなんてどうでしょ?京浜運河でもバチ抜けところどころで確認されているようですよ。チャリンコ積んでガンガン行きません?」
まっちゃんからは「おつけー!(OK!)」と返事があり。早めに仕事を終わらるつもりだったがやや長引いたのでちょい遅れで帰宅、まっちゃんから「遅れそうだったら先に天王洲でも行ってます」と連絡あり。車に自転車を積み込んでまっちゃん宅へ急ぐ。が、まっちゃんに何度連絡してもつながらないので仕方なくまっちゃん宅から程近い天王洲に向かってみる。するとまっちゃんはやはりすでにポイントで投げまくっていた。
ま:「いやぁ、携帯家に置いて来ちゃったみたいでさ。頭の中は『釣り』モードだったもんで。。。」
ま、そんなことだろうとこちら天王洲に向かったのもある。しばらく天王洲で投げてみるものの、ボラのライズは上がるがシーバスの気配が感じられない。ということで予定通り京浜運河本流方面に移りましょうということなった。
いつもの場所(ヒヨッシーズ釣り部発足の地)に車を停めてそこからチャリでと思っていたが、そこは駐車場改修ということで使用不可。しかたなく、別のところへ停めることに。
駐車できなかったのでチャリを使わず現場直着け、ポイントに向かう。
「今日はバチいないですねぇ、ポイント変えてみる?」ということで一転我々の有力ポイント方面に向かうことに。
有明到着後あれこれ試してみるがコツッと当たりはあるが、乗ることはなかった。
まっちゃんもあれこれ以前に通用したメソッドを試してみたが当たりはなし。
明日も仕事なのであまり深くはやらずに早め(?)に終了。
はやくバチ抜けに出会いたいものだ。。。
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