June 2004
6月20日(日)
キャスティング鶴見駒岡店
天気まで私に試練(ストレス)を与えるのか!?
前日は結局夜まで仕事。なのでせっかくの「大潮」だというのに釣行できず。
といっても大潮だから釣れるわけではないが。。。
そうはいっても日曜(今日)がある。夕マヅメの上げ→下げ潮を狙ってみよう。
起きてゴミを捨てに外に出てみると低い雲の動きが速い。地表付近の風はけっこう強いようだ。それもそのはず。
現在大型の台風が四国に向けて突き進んでいる最中。その影響で関東は台風に巻き込む南風の影響を受けているようだ。
今利用しているi-modeの有料天気予報は非常に便利でアメダスも非常に細かく表示してくれるし、数時間後までの雨雲の動きも予想してくれる。さらに言えば3時間ごとの風向、風速情報も得られる。私にとっては今一番重宝しているサイトだ。それによれば今日明日と東京湾奥の風状況は非常に厳しいとのこと。
内陸にいると「あ、今日はちょっと風が強いな」って思う程度の風でも、いざ湾岸に出てみるととんでもないことがほとんどである。内陸は地形の起伏だったり、建造物だったりと、風を遮るものがたくさんある。しかし、海上を走る風を止めるものは何もない。なのでその海岸に立つとその強烈さに驚かされるものだ。
私にとってのおよその目安は、今住んでいるところ(湾岸まで約20km)でその辺に立っているのぼりが風で揺らいでる時は、海岸はけっこう強風であることが多い。
今日はと言うと、「玄関を開けた瞬間に『強風』を感じられる」くらいのものだった。
こりゃ、行かなくても分かる。海に面したところはとんでもないだろう。
餌釣りと違い、シーバシングは10〜20g程度のプラグを使うのがセオリー。竿先が非常にしなやかなのでこの程度の重さも敏感に感じられるが、所詮「10g」である。軽い分非常に風の影響を受けやすい。これはルアーだけでなくラインも思いっきり受ける。ルアーは思ったところにキャストできず、また風にあおられてラインスラッグ(糸ふけ)が取れず、仮に魚があたってきてもすぐさま合わせを入れる事は困難。
こんな経験は何度もしてきた。
なので今日は行っても無駄だということで釣行は断念(上手けりゃ無駄ではないのかもしれないが)。
ということで久々道具の補充をと思い、以前からちょくちょく出向いていた釣具屋「キャスティング鶴見駒岡店」に行ってみることにした。ここは以前住んでいたところ(日吉)から車で5分程度のところ。今は+20分程度。
先日ラインを巻き直したので予備のPEラインを購入。それから先日ロストした「ヨレヨレ」を購入。
先月朝マヅメ狙いで実績が高かったヨレヨレは今私にとってはSurf Slug、Bay
Slugに並んでかなり信頼を置いているルアーとなっている。しかも一番釣果の高い村岡さんの「Blue
blue」カラーが一番のお気に入り。
こいつはかなり釣れます。ただ、このヨレヨレ、難点なのはEPSを採用しているため、橋脚やバースなどタイトに攻めるような場所で使用するとき、ストラクチャーに誤射するとその1回で「ご臨終です」ってことになりかねない。
という私もすでに有明、お台場、京浜運河などで橋脚、桟橋などに誤射して数個葬ってしまった。かろうじて形状をとどめているものを瞬間接着剤で補修しながら何とか使用している(まっちゃんなんかに『これ年季入ってるね』って言われている)。
そろそろ新品に世代交代してご隠居生活に入ってもらおうとおニューヨレヨレを購入。
きっとすぐに活躍してくれることだろう。
さらによく考えたら今日は20日。月刊誌「Salty!」の発売日だ。表紙の見出しを見てみる。
「増水、水温上昇、赤潮……釣れないときのフィールド別対処法」
なにかにすがりたい気分に近い私はこれを見て即購入(べつにそうでなくても買っていたがね)
とりあえずひととおり読んでみました。
ということで今日は釣り具屋に行ったのみで出撃はせず。たまにはこんな感じで時が来るのをじっと待ってみました。今週木曜日は久々日帰り出張。「はやて」でスキーに行くわけでないのに雫石に出張です。
帰ってきたら。。。いい時間かな?
ロッドに祈りでも捧げておこっかな。。。
6月16日(水)
多摩川→有明
釣れない!
釣れてくれない。。。
ぼーず街道爆走中(だれか止めて。。。)
口先だけの男です。。。
最後の釣果からまもなく1ヶ月。だれかシーバスの釣り方教えてください。
以上!
6月13日(日)
川崎→有明
車中泊であったが、かなり寝覚めの良い朝(昼?)だった。
6時間程度の睡眠であるが疲れきれば(私は)どこでも、どこまでも深い眠りにつけるものだ。
しかも車にはこういうときの事を考えてお泊りセット(着替え&タオル)を常備してある。
後列窓にきつめのスモークを貼ってあり、仮に女性が着替えをしてもまず外から見ることはできないほどなので、そこで着替えをすます。
ホントは体は睡眠で完璧に復活していたのでそのまま第2ラウンドに突入してもよかったのだが、先週心に決めていた「洗車」を昨日は出勤した為できなかったのでいったん家に帰り洗車を済ませてほどよくかいた汗を流し、再度「遊べ!とことん遊べ!」という心の叫びに従い、川崎は市営埠頭に向かった。
潮はけっこう濁り。ということでまだ明るかったがパール系を中心にあたりを探る。
岸壁、沖をバーティカルに探ってみるがなかなかあたらない。。。
結局千鳥公園から市営埠頭(水江町向き)までひととおり探ってみたがあたりはわずか。
(やっぱりへたくそなのかなぁ。。。と肩を落としてしまいました)
もう月の半ばに来てそろそろ今月も折り返し。
しかし。。。
実は今月、ここまできて完全に「ぼーず」です。。。
先月半ばあたりから約1ヶ月。釣行回数も少ないがまったくもってランディングに持ち込めていない。。。
なんとかしたいものだが、こればかりはだれかにお願いしても、シーバスにお願いしてもどうにでもなるものではない。(やはり打席には数多く立たねば。。。)
そう思い、晩飯をとって気分転換後、限られた休日を最大限に活用すべく、有明に向かう。
ところどころライズはでているが様子からしてどうもボラっぽい。
ここまできたらボラでもいいからファイトを味わいたい。ということでスーパーデッドスローでフローティングミノーをトレース。
が、ここでも結局コツコツつつかれるものの、魚にもてあそばれるだけでゲットには持ち込めず。。。
スランプと言うべきかヘタクソと言うべきか。
スランプとは上手い人に使う言葉だから私の場合後者か。。。
ふと思い出した事がある。
昨年、まっちゃんが調子があがらないときにやった爆釣祈願があった。
「餌釣り」でまっちゃんは爆釣への突破口を開いた。
あくまで縁起かつぎかもしれないが、釣りの最大の目的は「釣れること」だ。
来週末晴れたらイソメでも買っていこっかなぁ。。。
それか、1年前のこの月、多摩川中流域で初60UPを果たしたなぁ。。。
暗中模索だ。。。
6月12日(土)
東海埠頭公園
まったくもって忙しい。
この日は昼前に土曜出勤。
あれこれやらないといけないことが結局平日中に調べきれず、貴重な土曜日がまた仕事に染められる。。。
しかも昼間は数日前の天気予報をあざ笑うかのように「晴れ」。怨めしい限りだ。
さらにいうと直接担当していない仕事が以前より苦戦していた。機密書類をシュレッダにかけ、席に戻り際ちょこっと打ち合わせのホワイトボードを眺めていると「ねぇ、これが問題なんだけどどう思う?」と私も取り込まれてしまった。
おかげで帰りは土曜日だと言うのにまたも「24時半」。。。といっても直接の担当者はさらに日曜日もでることに。
なんとも「ご愁傷様」としか言いようがない。(もちろん手伝える事があれば何でもやります。。。(?) )
ここまで忙しいとホント気分的に沈み込みそうだ。
だからこそ私はこう考える。
「遊べ!とにかく辛けりゃ遊んで忘れろ!とことんまで遊んでみろ!」
体の疲れは布団に入れば底知れない深い眠りについてどうにかなる。が「心」が風邪を引いたら復活するには予想以上にエネルギーが必要になる気がする。
そんなわけで、体はお疲れだが、そのまま出撃する事にした。
といってもこの日は「長潮」。潮はダラ〜〜っとなんともメリハリのない潮周り。
なので潮の動く時間まで待つことに。
朝の3時。潮時表ではちょうど満潮から動き出すところ。この下げ潮は干潮到達で1m程度の潮位差が発生するのでなんとかなるだろう。
ただ、天気予報をみると昼とうって変わってぐずつきそうな様子。。。(なんでそうなるの??)
そう思い、雨宿りしながら投げれそうな場所を考え、「東海埠頭公園」
ここは高速道路(首都高湾岸線東海JCTのすぐそば)の下であれば雨が降っても高架下に逃げれるし、ストラクチャーとしてもそこそこ良い場所だ。(場所は↓の写真となる)
実際ここは先日keyちゃんがデカブツをかけた場所でもある。
到着し、セオリーどおり上から探り始める。
Night raid→Tide minnow→Bay Ruf S80→Margay→Rolling bait etc...
さらに橋脚を狙うべく、距離を稼げるヨレヨレ、ワンダーも投げてみる。
橋脚でできるタルミでたまにライズがあがるが、なかなかあたらない。
明るくなりかけ、Athlete S9(サバカラー)に変えてはや引きトゥイッチで誘う。
するとトゥイッチ後の惰性に「ゴツ!」っとあたる。
が、乗らない。とりあえずレンジ、スピードは分かったが、食いが浅いのか魚が乗らない。
数回そんなあたりが来るが結局乗せずじまい。。。
朝6時
さすがにここまで遊び続けると死にそうになった。。。
魚は釣れず気分的に晴れ晴れしたものではないが「(魚と)遊べた」ことには満足。(どちらかというと「遊ばれた」というべきか)
これから運転して家まで帰れる自信がなかったので久々車でご就寝とさせてもらった。
やっぱり足を伸ばして寝れる車は便利だ。
起きたらお昼をまわっていた。。。おかげで完全に体力回復。
また、夕方に第2ラウンドです。。。
6月4日(金)
川崎
昼間はあまりの不運さを嘆き悲しんだが、終わってしまった事は仕方がない。気を取り直して前進するのみだ。
とりあえずモチベーションを高める為に、釣りに出てみることにした。
といってもこの趣味、私の腕ではまだまだ必ずしもモチベーションを高められるものというわけではない。
この趣味に長けているひとからすると笑われるかもしれないが、私の実力からすれば「2割くらいが実力、8割は運」。つまりほとんどまぐれに近いものだと思っている。
そうでなきゃ、毎回釣り上げられているだろうし、いま目標としてる60UPなんて簡単に達成できそうなもんだ。が、それができていないので私の腕というものはその程度。
なので「気分転換」のつもりが、転換どころかどっぷり泥沼に浸かる事は多々ある。
この日は休日ということもあって夕マヅメからスタートする事ができた。
潮色は緑のほどよい濁り。なんともいい感じの潮色。風も南から運河沿いに吹いている。
とりあえず日もまだ暮れていないので表層にはいないだろうとシンキング系から探り始めることにした。
フラッシュ効果の高いホログラムベースでアピール度を高めようとアスリートS9から開始。
先日バラシたりしているが、シーバスが食いついたルアーにはかなりの期待を持ってしまう。
この日は平日ということもあってあたりにほとんど人がいない。おかげで岸壁から180度、ほぼ自由にキャスティングできる。一投目は沖に向かって真正面に投げたが、2投目は岸壁沿い右手側に投げてみる。
アスリートS9は岸壁から20cmも離れていないところに着水。
自分で言うのもなんだが、だいぶキャスティング精度は向上したようだ。
朝マヅメなら着水して3つもカウントダウンせずにトゥイッチ&ジャークではや引きするところだが、この時間ということでシーバスも深めにいるだろうと10程度カウントダウンしてややはや引きで岸壁を引いてくる。
手前に近づくにつれルアーは徐々に表層に浮いてくる。
手前3mほどでその姿を目視確認する。すると。。。
そのルアーの50〜100cm程度後方に2匹のシーバスがチェイスしていた。
それを目撃して瞬間的に食わす間を与えようと愚かにもルアーを止めてしまった。
それまでチェイスしていたシーバス達は違和感を感じたのだろう。。。ルアーがとまって1秒経つか経たないかのうちに反転、帰っていってしまった。。。
まったくもって愚かな行為だった。
どこから追いかけてきたかは不明だが、シーバスが興味を示していたのに、最後の詰めの甘さがそのまま「見切り」につながった。
実際にはもっと数多くの「見切り」をシーバスに喰らっているだろうが、表層に追い詰めたつもりでいた獲物が突然泳ぎを止めれば違和感を感じるのは当然かもしれない。
(食うか食われるかの水中の営みで追われるものが止まるというのは違和感につながるのだろう)
明るい時間というのはバイトするシーンを目撃できる楽しみもあるがこのように非常に悔しい思いも目の当たりにすることがよくある。
この日は目の前で見切りによる反転はこの1回ではなく、4回ほど見せ付けられた。(止めたのは1回のみ。あとは抜き上げずに岸壁てまえでなんとか食いつく間を与えようと試行錯誤したが結局反転して消えていった)
あと一歩ってところで「フンッ!」とでも言いたいかのように反転されるとこちらも失意のどん底に叩きつけられたような気にさせられる。
けっきょく沖で数回アタリは感じれたが一匹もフッキングにつなげることなく納竿。
キャスト精度はだいぶ向上したと思うが、水中でのルアーコントロールはまだまだ未熟だと思い知らされた一日だった。
これまで休日なんかはマヅメ時(夕方)に間に合うように釣行していたが、これからはもっとルアーアクションを把握する為に明るい時間にロッドアクション、スピードコントロールを習得しないといけないなぁ。。。
それから、また、寝る前のちょっとした時間にリール巻きの練習しよっと。