February 2005
2月27日(日)
有明-京浜運河
せっかくの日曜だというのに昨日から寒い日が続いている。
昨日の最後は偶然ながらまた新たな領域を垣間見た気がした。
橋脚暗部でのトゥイッチ一発。偶然ながらもその直後の間というものが残り一本を引き出した。これまで柊をどう使おうか悩んでいたがわずかながらも光明が差したように思えた。
さて、今日はどうしたもんか。。。
って、べつに悩む必要ないか。。。どうせ出るんだから。
ということでこの寒さの中、懲りずに出撃。目指すは「有明」。いつも頼りになるポイントだがここ数日でなお一層信頼をおけるポイントとなったのは事実。
満潮は19時。ポイントへは19時10分ごろ到着。
あれ???見たことある車だなぁ。。。って、夜行人さんの車じゃないか!?
残念ながら昨日夜行人さんはこのポイントで魚を掛けながらも痛恨のラインブレイク。おそらくその悔しさがこの日の出撃を誘ったのだろう。夜行人さんの車の前に駐車し、車内で着替え。
準備ができたところで、橋脚に行ってみる。
いたいた。。。お目当てのポイントしっかり押さえてるじゃないですか。
ゴロタに乗り、挨拶。
「ちわっす!また、来てたんですね。」
さすがに夜行人さんもビックリした様子。顔を見合わせて二人して笑みがこぼれる。言わなくともお互い言いたい事はだいたい分かる。
しかしこのポイント、我々に限らず相変わらず人が多い。到着時、餌釣り含めて数えただけで6〜7人はいる。その間に滑り込むようにエントリー。そして私も先日同様ワンダーからスタート。
すでにだいぶ流れができており、ラインスラッグが潮流にのっていく。が、なかなか当たらないのでいろいろ攻め方を変えてみる。
ナイトレイド。。。ダメ
ニョロニョロ。。。ダメ
ヨレヨレ。。。コツッ
お!今、あたりました??
が、続けて通しても反応なし。
ふと、夜行人さんを見やる。
ん??何でそんなアクションをしている?すると
夜行人さん:「来たぁ!!」
おお!やっぱり。放り込んでいたヨレヨレを一気に回収してロッドを置いて夜行人さんの方に立ち寄る。サイズは42cmと小さいがやはりワンダーで橋脚の明暗からフッコを引きずり出していた。
夜行人さんも「やっぱ居たねぇ!」と満面の笑み。
おめでとうございます。きっとまだまだ居ますよ。こちらも俄然やる気が出てきた。
先ほどヨレヨレで当たったので再度ヨレヨレで挑む。
しばらくして、
コンッ!
っしゃー!
ありゃ???何これ?
だから・・・お前の腹に入らんだろうて!
今シーズンミニマム賞にノミネートされそうなセイゴ。手ジャーで15cmといったところ。
一枚収めて即リリース。
なんだよ、それ!こっちにもフッコちゃんかかってよ!といってもこればかりは釣ってみるまで分からん。80UPもあれば10cm台もある。だから面白いと思えるところもある。気を取り直してキャスト再開。
・・・・・・
しばらく投げていると晩飯に食ったカレーがよくなかったのか、単に冷えたのか(おそらく後者でしょう)お腹が痛くなってきたので仕方なくヴィーナスフォートのトイレを借りにいった。
帰ってきて1投。 んんん?
また夜行人さんが水際でしゃがんでいる。も、も、もしや。。。
すくっと立ち上がるとその左手にはなにやら黒い物体がぶら下がっていた。しかもプリプリ尻尾を振って。
ま、まじかぁ。。。
今度はワンダー90で52cmのフッコをキャッチしていた。(おいらがトイレに行ってる間に。。。やられた)
さすがに2本獲ってだいぶ満足してきたのか、そのポイントを譲ってもらった。私も釣りたい。ということで先日から調子いいワンダー80レッドヘッドでキャスト開始。
といってもそう簡単にはあたらんもの。なかなかアタリがでない。
夜行人さんはしばらくすると先にあがるということで帰っていった。おつかれさまでした。
私は。。。あたるがショートバイトを今日は乗せられない。。。
よくよく考えてみた。
仮に群れがこの潮周りで入ってきてしばらく居ついたとして、23日にここで3HIT2GET。25日に4HIT3GET。26日に私がここで1HIT1GET。夜行人さんが1HIT0GET。そして今日夜行人さんが2HIT2GET。計11本のシーバスがフッキングされている。しかも私と夜行人さん以外も別の時間でかけているかもしれない。そうすると群れでもだいたいのシーバスが一度はフッキングされてるのではないだろうか?
こりゃだいぶスレたな。。。
と、かってに結論付けて23時、このポイントを後にした。
その後先日下見した運河水門を叩いてみたがこちらは全くもって魚ッ気なし。
これにていったん納竿。いちおうはボーズではないが、さすがに15cm一匹だけってのは少々寂しいのでは?
といっても魚が向こうから好き好んで掛かって来てくれる事はない。
こればかりは運と、自分の腕を磨くしかない。
昨日は私が、そして今日は夜行人さんがいい思いをして終了。ま、よかったり悪かったり、これも楽しみの一つである、とでもしておこうか。おそらく明日からはまた仕事漬け。
次の潮周りでおそらくバチ抜けは開幕されるはずである。はやく再来週の週末こないかなぁ。。。
2月26日(土)
有明-京浜運河
昨日はいい思いをさせてもらった。1時間半で4HIT3GET(ホントは4GETできたはずなのだが。。。)
その感覚がいまだ脳裏に焼きついてる。あそこまで効率よく拾えたのは初めてかもしれない。
なので、記憶が鮮明のうちに「もう一度」ということで、仕事終了後に出撃。
最初は京浜運河に直行しようと思ったが、急遽予定変更でまたも有明直行。
下げ3分のおいしい時間まで有明で頑張ってその後京浜運河に出向く予定を立てた。
ポイント到着は19時20分。北風が強めに吹いていたが、このポイントはこの風にかなり強い。準備を済ませ、19時半にゴロタに立つ。この日持ってきたロッドはまっちゃんのPREMIER.Bros。先日紹介し忘れたが、このロッドも期間限定ながら現在我が家にあるタックル。ほどよく使うことにする。ルアーボックスを開け、「さて、今日は・・・やっぱワンダー80のレッドヘッドだな。」と考えたつもりで全く考えずにワンダーをチョイス。
スナップを締め、ゴロタの先端に立ち一呼吸。
「潮は・・・昨日と同じ流れだ。よし、おりぁぁぁ!」
一投目からいい感じに明暗境界のちょい明るい側に着水。北風に乗って距離もでた。ラインスラッグを利用して明暗の境に糸ふけが寄る。ただ、昨日よりちょっと潮が速い。なのでややリトリーブスピードを上げて境界をなるべく引けるように微調整する。
糸ふけの出具合からしてそろそろ橋脚前の明暗を通り過ぎようとした瞬間。。。
コンッ!
おっしゃー!
いきなりのバイト。合わせが利いたかうまく乗った。
さすがに驚いた。いきなり一投目でくるとは。。。
先日同様、その場から一気に引き出し、手前で突っ込むような引きをしばらく堪能。だいぶ走りが弱くなったところでハンドランディング。
一投目で51cm。いきなり来たのは正直驚き!
こりゃますますもって幸先いい。昨日の群れはどうやらまだ居たようだ。
これでいちおう普段使用しているモアザン、シーホーク、プレミアと全部釣果をあげることができた。ホッと一安心。
リリース直後一本のメール着信。夜行人さんからだ。これから出撃するとの連絡だった。
私も京浜運河に行く予定でいたが、すでに有明に来てしまっているのと、一本出した事を夜行人さんに返信。
夜行人さんは予定変更でこちらに向かうことにしたようだ。
しばらくして久々合流。昨晩といまさっきの状況を伝え、とりあえず一本あげていたので明暗を狙いやすいポイントを夜行人さんに譲り、こっちはいろいろな攻め方をしてみようと、ワンダーからSASUKEやVISION110などに変えて攻めてみる。が、アタリはない。
しばらくして夜行人さんが水際から離れ、なにやら直している様子。遠目で「きっとライントラブルかな?」と思っていた。実際間違ってはいなかった。実は夜行人さんも昨晩出撃していたようで、テクトロで一本獲ったらしいのだが、テクトロによりラインに傷が入っていたのかもしれない。魚が乗ったところで痛恨のラインブレイク。
やっぱり傷ついたラインは直しておかねばと人の失敗をみてあらためて思った。ルアーをロストすることも痛いが、なによりもルアーをぶら下げて放たれたその魚は確実に死に至る。私も気をつけるとしよう。
その後、それまで所々でみれたボイルも出なくなり、私も夜行人さんもサッパリ。。。
なので、先日夜行人さんがバチパターンであげたポイントに連れて行ってもらうことに。
ついたポイントは当初私が予定していた場所からちょっと南下した運河。
「おおっ!ここだったか。たしかにこの風景見た!こんなとこだったのか。」
知る人ぞ知る「爆る!」ポイント
以前から探そう、探そうとしていたがなかなかできなかったポイント。さすが夜行人さん。この人もどっぷりハマっていると見た。
ポイントについてあたりを見渡す。表層に出てる様子は・・・ちょっとないな。おそらく前のポイントで粘りすぎたせいかもしれない(さっさと移動しておくべきだったか)。
だが、せっかく来たことだし、とりあえずってことでキャスト開始。しばらく投げているとポツリポツリとモワっというボイルはあがっている。が、ここからではヨレヨレでも届かないエリア。ま、届かないのはしかたない。
夜行人さんは岸壁をテクトロを敢行。が、こちらもあたらない様子。
二人でいろいろアプローチしてみたが出そうにないので夜行人さんは次のポイントへ移るとのこと。私は潮止まりにも入るし、かなり冷え込んでるのもあって、もう少しここで頑張ってあがることにした。
夜行人さんが移動するとき、私は橋の明暗を狙っていた。それまでニョロニョロ、クリスタルアライブとバチ系で攻めていたが、表層に出そうな感じがなかったのでルアーボックスを取り出し、ひととおり見回したところでふと、「柊で攻めてみるかな?」とメガバスの柊をスナップにつけ明暗の境から徐々に橋の奥へとトレースコースを変えて攻めてみた。はじめはかなりスローなリトリーブ。だが、あたる様子がない。
「だいぶ潮の動きが悪くなってきたなぁ。。。そろそろあがるか」
そんな事を考えながらルアーを回収しようとやや早巻きし、おもむろに一発トゥイッチをかける。すると、
ドンッ!
ん?なんかかかった。根がかり?いや、違う!
来たぁ!
ギュンギュン!と突っ込む引き。正直もうあがろうと思ってたのだが、最後の最後に出た。
まさか、来るとは思っていなかったので正直驚き。だが、せっかく出てくれたのでこの一瞬を楽しむ。
だいぶ体力を回復していたのだろうか、けっこう強い引き。しばらく楽しんだあと、潮が下がって水面までだいぶ高さができていたので、念には念をということで今年初タモ。
橋の下でトゥイッチ一発!47cmがFlapSlap柊に出た!
タモにひっかかったせいか胸鰭から出血。ダメージを最小限にと、いそいで写真をとってリリース。
その後数投するが、橋の下も静まり返った。
先に移動してしまった夜行人さんにいちおう連絡。「橋の下で一本出ました。サイズは47cm」さすがに夜行人さんも驚いた(悔しかった?)様子。
ま、これは運的要素が多いからしかたない。
その後この橋の下を数回探ったがその後は静まり返ったのでこれにて納竿。
まっちゃんのロッドでも無事初ゲットできたことだし、今日もこれで満足としておくか。
それにしても、到着一発目と最後の最後にHIT&GETとは。。。これって「キセル釣り」とでも呼んだらいいかな?
2月25日(金)
有明
今日は昼からずーーーっと会議。昼の1時から夕方6時までの超ロングラン。
さすがに疲れた。ホントはまだやる事はあったが、どうせこれからじゃ本腰いれるのも難しい。ということで明日会社に来る事を決意し、今日はさっさとあがることにした。
家に着いたのは8時。確かおとといの満潮は4時半だったから今日は1時間強遅れて6時あたりかな?
ならこれから出てもまだ五分程度か。。。よし、間に合う。
サクッと飯を食って着替えてオデに乗り込む。
今日は京浜運河に目もくれず、有明一直線。ホントは京浜運河の水門も考えたが、これは明日か明後日にとっておく。夜行人さんもどうやら今週末のどちらか出撃するようなのでうまくタイミング合えばフィールドでお会いしましょう。
ポイントに到着したのは9時過ぎ。タックルの準備をすませ先日のポイントにエントリー。珍しくこの日も到着時は誰もいなかったので悠々と入れた。今日はいきなりワンダー80からスタート。先日の印象がアタマに残っているためだ。今日もうまい具合に常夜灯の明部から橋下に向かっての流れ。いい流れだ。
よくシーバスは明暗の暗がりに潜んでいて流れてきたベイトが明暗の境に入ってくるあたりでガバッっと捕食する。
そういう演出が容易にできるシチュエーション。今日も期待大だ。
自分で言うのもなんだが、だいぶキャスティングがうまくなってきた。明暗の境から1.5mほど明るい側に着水。ラインスラッグは全部取らない。ほどよく残しておくとそのラインが流され、ちょうどいい具合に明暗の境に沿ってトレースできる。そして2投目。
コツッ
ん?当たった!とりあえず巻きなおし、再度同じポイントを通す。
・・・・・・
あれ?こないなぁ。。。そして4投目。
・・・・・・コツッ
うぉりゃぁぁぁ!
っとばかりに電撃(?)あわせ。「おっ!」うまく乗った。やや強引ながら一度そこから一気に引きずり出す。そして当たったポイントから少し離れたところでエラ洗い。「やっぱシーバスはこれでなきゃ!」と思いつつ、エラ洗いされるとバレやすいのでロッドを下げ慎重にやりとり。そしてしばらく引きを楽しんだところでランディング。
いやぁ、だいぶ魚が戻ってきたようす。ってフッコですけど。
サイズは47cm。今回もフッコである。以前なら「おお!やったぁ。フッコだ!」と喜んだものだが、前ほど喜びは大きくない。やっぱ昨年の後半に上げたランカーを筆頭にスズキ級をあげることができたからだろうか。まぁ、そうは言ってもやっぱ釣りに来て釣れるのは嬉しいもんです。計測後、なるべく弱らないように急いでリリース。ひっくり返ることなく元気に戻っていった。
気を取り直し、続けてキャスト。
リトライ一投目はミスキャストでとんでもない方向(明暗から10mくらい離れたとこあたりだったか。。。)。
それでも慌てずリトリーブ。別にシーバスは明暗の暗がりだけに居るわけではない。
余計なアクションは与えず表層を意識してスローなリトリーブ。
すると。。。
コンッ!
っしゃー!
リトライ一投目からまたもHIT!こりゃ幸先いい。
こいつもまた威勢がいい。あちこちでエラ洗い。とくに明暗というピンポイントでHITさせたわけではないので多少その猛烈果敢な抵抗を楽しませてもらう。そこでふと思った。
「たまには陸にあげてからでなく、水中でのアグレッシブな姿でも撮っておくか。」
ということでやや強引にゴロタ場から護岸側に引き出し、テンションを保ちながらデジカメを取り出し、表層をひた走るところを撮影してみることに。
なかなか思い通りの絵は撮れんもんですなぁ。。。
なかなかうまく撮れないが、どうせ陸にあげてからもう一度撮るんだろ?ということでデジカメを置いて最後の取り込みに掛かることにした。っと、そのとき。。。
ブルブル・・・フッ・・・・・・
だぁぁぁ!やっちまった!!一瞬のテンションが緩んだ隙に。。。
こんなことやってるからバラすんだ、と後悔。。。
だいぶ体力を消耗していたのか、しばらくすぐそこにステイしていたが、もう今更こいつを鷲掴みすることもできない。しばらく見ているとスススッと沖のほうへ戻っていってしまった。
ま、フックアウトしてしまったものは仕方ない。気を取り直していくとしよう。
と、とりあえず2HITしたところで小休止。タバコを一本つけ、再度気持ちをあげていく。ただし、なるべく静かに。これは自分の中で意識していることだが、ヘンに力んだり、意気込むとシーバスが気配を察してしまいそうだと思うのでなるべく「静」であるようにしている。山川草木がごとく。この自然に溶け込む感じがまたよい。
つけ終わったところで再度エントリー。
数投するとまた、小さなあたりが出だした。何度か合わせてみたが、今度はうまく乗らない。
10分程度違うところを叩いて明暗のポイントを一度リセットさせる。
そして再び明暗のちょい上へキャスト。ラインスラッグをちょいと出して境目をなるべく長くトレースできるようにリトリーブ。
「いいコースだ」
そう思った矢先。
ゴンッ!
来たぁぁ!
場を荒らさないように今回も強引に境界線から引き出す。そしてある程度でたところでまた引きを堪能。
十分楽しんだところで今回はさっきの失敗を教訓に慎重にランディング。
ちょっとサイズアップで49cm。でもまだ50cmに届かない。
こいつは抜きあげるとき何かを吐き出していた。とりあえずそれが落ちた場所を確認しておいたのでリリース後に何を吐き出したか確認してみた。
吐き出されたベイトは4cm程度の小魚であった。
シラスかなんかだろう。どうやらまだバチがメインベイトにはなってない様子。
ふーん、まだ小魚だったか。おそらく次の潮周りがバチ抜け開幕といったところだろう。シーバスがルアーを吐き出す行為で腹の中のモノを吐き出したのをはじめて見た。まさに食物連鎖である。こんな小さい魚を食ってシーバスは大きくなるんだ、と実感。
しかし先日といい、今日といい、ワンダー80大活躍。ただ、この日持ってきていたワンダーはこのレッドヘッドだけではなかった。チャートグリーン(オヌマンチャートね)も持ってきていた。なので、ちょこっと実験。
「同じルアーなら色違いでも食いつくか?」
ということでルアーチェンジしてキャスト再開。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
ん?釣れん。
しばらく投げたが釣れんので今度はワンダーにこだわらず違うアクションをするルアーを投げてみた。
グース90・・・・・・釣れん・・・
ナイトレイド・・・・・・釣れん・・・・・・
先日釣れたヨレヨレ・・・・・・釣れん・・・・・・
マッチザベイトでシラスジグ・・・釣れん・・・・・・
では頼みのX-80SW・・・・・・・・・釣れん・・・・・・・・・
試しにニョロニョロ・・・・・・・・・・・・やっぱ釣れん・・・・・・・・・
おっかしいなぁ。。。仕方ない、またワンダー80のレッドヘッドを投げてみよう。
・・・・・・コツッ
りゃぁぁ!
やっぱワンダー80のレッドヘッドか!
これまた一気に引きずり出し、手前10mくらいのところでそのやり取りを楽しむ。
ようやく50UPに成功。ま、これからですよ、これから。
まだまだこれから。といいたいとこだが、だいぶ潮が緩やかになってきた。
その後ワンダー80で投げ続けたが、あたりは消えた。。。
どうやら今回は捕食スイッチの入った群れをうまく拾うことができたようだ。
しかもここまでワンダーにこだわられるとは思わなかった。
まだまだよう分からんことがいっぱいだ。
ま、だから楽しいんであるが。
この調子で今年は気持ちよく連釣させたいもんだ。
2月23日(水)
京浜運河→有明
今日は年休取得済み。完全に自由な日である。
といって何かとてつもないことができるわけではない。ただ自分のやりたいささいな事をやるだけ。
そんなわけで、春一番の吹く中、オデを湾岸へと走らせた。
案の定、湾岸の風は内地よりすさまじい。風を遮るものがあまりないもんだからそのまま南西の風が吹き付ける。10gそこらのルアーを投げるシーバス釣りでライン感度が十分保てるのはせいぜい風速5〜6m程度が限界だろうか。雨もひどいが風速20mちかくの風は最悪だ(何でも東京は最大風速27mだったとか)。せっかくの休みなので強行ながらキャスト開始。が、リップ付きプラグは思うように飛ばず、ラインスラッグが風で作られ水の抵抗も感じない。なのでペンシル系に変え、なんとか沖へ放り込む。
あれこれ考えるが結局魚が食わねば話にならん。しばらく探るが全く魚ッ気が感じられなかった。
日が暮れ、それまで吹いていた南よりの風が徐々に北風に変わり始めた。
こちらも魚ッ気が感じられなかったのもあってポイントを移動。ちょっと怖いながらもよく行く天王洲へ向かう。
到着したときには完全に北風に変わっていた。ここはちょうど風裏に入れるので問題ない。
が、予想外の問題が発覚。
ここにくると水門付近の流れに必ず投げるのだが、その水門が周辺工事のためか、閉じられている。
もう一方は開いているのだが、会心の一振りでないと届かない距離。手前は閉ざされた水門のために流れがあるのか分からん状態。仕方なく最初から反対側のポイントでキャスト開始。
バチは無し。以前何匹か確認はできたけど、実はまだ早いのかもしれない。
前のポイントより魚ッ気はあるが、どうもボラばかりの様子。
とりあえずひととおり投げてみるがやはりシーバスのアタリなし。
ちょこっと気になった橋の常夜灯があり、立ち入り禁止と書かれていない柵を乗り越え、常夜灯下を叩きに行く(壁の上には立ち入り禁止と書かれてるのですが有刺鉄線は壁の上にあるのでそこを指しているだろうと。。。)
X-80SWをちょうどつけていたのでそのままハチマルを常夜灯でできる明暗の境界線付近に落とし、そのままトレース。するといきなりバイト。だが、乗らず。
いきなり「おっ!」とさせられ、巻き上げたところで再度ハチマルを同じところに放り込む(背にする壁が高く、近いので投げにくい)。
明暗の境界線から50cm程度明るい側に着水。だが流れに乗ってハチマルはすぐ境界線に寄っていく。そして、
「ゴン!」
きたぁ!乗ったよぉ!
グングングンッ! フッ・・・
上流に走ったと思ったら突然こちらに方向転換、そしてラインが緩んだところで、フックアウトである。
バーブレスフックを使っているのでラインテンションが無くなったらちょっと魚が動いただけでも針外れしてしまう。
1月に釣ったチーバスとは違い、走る速度もちょいと違うので久々の感覚に戸惑ってしまった(っていい訳なんですけどね)。
その後、この明暗部にあたりはなくなった。
仕方なく、ポイントを移動。ルアーフィッシングはラン&ガンが本来のスタイル。魚が居なければ自分から魚を探しにいく。ということでここも北風を避けられるポイント、「有明」に移動。有明エリア一帯が北風に強いわけでないが、フェリー埠頭の橋脚は北風にけっこう強いポイント(と思われる)。
さすがに平日なだけあって、いつも込み合っているこのポイントも我が物顔でエントリー。
定石どおり、上からレンジを下げてみることにした。
DOG-X・・・ダメ(この時期当たり前か)
アイマジーン・・・ダメ(これじゃデカイか。。。)
ナイトレイド・・・ダメ(確かに水面は静かだ)
ワンダー80・・・「コツッ!」
お!あたった!
一発目はうまく乗せられなかった。気を取り直し、再度明暗境界の明るい側に着水させる。風に吹かれたラインがうまい具合に明暗側に寄る。これで明暗の境界線でルアーを長い時間見せることができる。
これをくり返すこと5回。
「コンッ!」
っしゃー!と電撃(?)合わせを入れてみる。今回はうまく乗った。
先に一度失敗させられているので今回は慎重にさばき、なんとか手前まで寄せる。
が、どこかで気が緩んだのか、誤って足を滑らせ転倒。。。(ゴロタ場で脛打ちました。イテテ・・・)
それでも何とか魚は外れずにいてくれたので体勢立て直して無事ランディング。
ようやくシーバスらしいのが釣れた。よかったよかった。
サイズは49cm。ショートバイトだったのか、テールフックが口の先っぽに何とか掛かっていたようす。ベイトはバチに変わっていたのかもしれない。まぁ50台には乗せられなかったが、まぁ、シーバスと呼べるサイズがようやくあがったので一安心。ただ、産卵後というのが一目でうかがえるほどやせ細っていた。
体力温存のために早めにリリースしてやろう。と、その前に。。。
いちおう、今年初記念撮影。
昼は17℃あってもさすがに日が暮れると寒いね。。。
撮影後、急いでリリース。思ったより元気であっという間に沖に戻っていった。
日ごろから愛煙家であるが、久々ファイト後の一本はうまい。
つけ終わったところで、ワンダー80でキャスト再開。しばらく投げるがいつものごとく、アタリは消える。
(群れで入っていると思ったんだけどなぁ。。。フッキング直後その場から強引に引きずり出したんだけど。。。)
アタリがなくなり、さらにレンジを下げてみるがこれも効果なし。しかたなく、ポイントを少しシフトし、先日まっちゃんのロッドであてたアタリで再度ヨレヨレを5〜7秒ほど沈めてみる。
これをくり返すこと数回。
「ガツンッ!」
ひったくるようなバイト。合わせは入れたが恐らく向こう合わせで乗っていたろう。
さきほどより威勢がいい。こりゃ、さっきの感じからして50UPしてるかな?
ファイトを楽しみ、足元まで寄せる。
「あれ?さっきより小さいなぁ。。。」
ベイトを食い漁って体力回復してたであろう41cm。
しかしさっきの尻尾にかじりついたのといい、今回のひったくるバイトといい、バチか小魚か?ベイトが読みきれん。
この後ここでもしばらく投げたが、あたりはなくなっていた。
気づくと、潮もかなり下がっていた。さすが大潮。干満差はほぼ私の身長と同じくらい。
ほとんど流れが無くなったのでこれにて納竿。
この週末が楽しみだ。
2月9日(水)
京浜運河
まっちゃんが先日一時的であるが帰ってきた。
これをまってたよー!
と思ったが、さすがにあれこれ忙しいのだろう。タイミングがうまく合わない。
この日は拉致る計画を立てていたのだが、ついでに夜行人さんも誘おうとメールを入れてみた。すると、
「その日は課の飲みがあるのでおそらく彼(まっちゃん)もNG」
と、返事がきた。そっか。。。残念。
ま、しかたない。この日を逃したらもう会えないってわけでもないからあきらめるとしよう。
実はkeyさんもこの日出撃の予定であったが、その前に入っていた予定の詳細が変わり、急遽キャンセル。
ま、しかたない。。。ひとりで出るとしよう。
バチ抜け開幕の気が早ってか、この日も京浜運河沿いに釣行。
東海埠頭から徐々に奥に上がっていったが、結局どこでもバチは確認できず。
橋脚付近を狙ってもバイトどころか、ボラの跳ねも見られない。
いい潮なんだけどなぁ。。。早すぎたか?
結局頑張ってみるが、ボーズにて納竿。
翌朝知ったのだが、この日シーバスネットの管理者である村岡さんは3本あげていた。
さ、さすがだ。。。
私は・・・まだまだ未熟者ですなぁ。