2006-04
4月30日(日) 隅田川-芝浦
悪友
今日も懲りずに。。。
地元仲間のホダカさんと出撃。
コイツと遊び出すと正直言ってエンドレス。どちらかがオチるところまでとことん遊ぶ。
いい加減二人とも(実際には地元に残っているクロ入れて3人か。。。)成長しろ!と、思うところもあれば、「あいかわらずな僕ら」っていくつになってもよい友であると実感するところも。
ま、オトコってのはいつまでたってもどこかに童心をもっているべきと思うわけです、ハイ。。。
そんな悪友に電話してみると「行っちゃいますか!?」
と即答が返ってきたので、川崎のホダカ宅でピックアップ。
そのまま都心のビル街を抜け、目指すポイント「隅田川」に到着。
お台場ほどではないが、ここも佃の高層マンションやら奥に見える夜景が綺麗なスポット。
ホダカさんはまだシーバスタックルを持ち合わせていないので、今日も私の予備(といっても1軍)を借りてのスタート。
やはりバサーだけあって初のエリアながらも狙うポイントは間違っていない。まずは停泊している港湾内クルージング用シーバスの先端を狙い始める。
が、実はこのエリア、この時間はそこではない(もちろん、そこでも出ますし、出したことあるけど。。。)
何と言ってもこのエリア、この時間帯は沖の「潮目」である。
ここである時間になるとライズが連発する。
それを待ちにホダカを停泊船に置いて先に向かう。
さすがにアクセスが良いだけあって先行者が数名。
一番良さそうな場所は熟知されている方のようだ。わたしはその人のひとつ上流側にエントリー。
タックルを用意して1投目。
(ゴンッ)
っと、残念ながら私ではない。となりのアングラーにHIT。大きな合わせの動作が私の視界に入った。
そして案の定沖の潮目からちょっと岸に寄ったところでエラ洗い爆発(すこし引き寄せていたのでしょう)。
それを見るや、「始まった!」とばかりにホダカにTEL。
「こっちに来い!はじまったぞ!」と。
急いで呼んだのには理由がある。
ここの時合いはとても短い。長くて1時間ちょい。その間にイージーに獲れる個体を狙う。
そしてしばらくしてホダカ到着。
ここ最近の好調ルアーがワンダースリム70であることを教え、どチャート(まっ黄色)カラーを指し示し、これを投げてもらうことに(というか、前日もこれで出してましたし)
そして、投げること10分ほど、
ジーーーーーーーっ!!
ホダカさんにHIT。
本日お貸ししていたシーホークを撓らせ、その引きを堪能。
とりあえず近くで様子見、まぁ50cmはなさそうなので「そのままぶっこ抜けるよ」とタモ隊は辞退し、ぶっこ抜きランディング。
ようやくシーバスらしいサイズをGETしたホダカさん。43cm。
さすがホダカさん。様になってます。
なんどかシーバスを獲ったことはあるようだし、このサイズだとバスでもランカーちょい手前の良型と呼ばれるクラス。まぁ手馴れたモンです。
さて、とりあえずホダカさんもシーバスらしいサイズを釣り上げた。そろそろ私も本調子を出すとしようか。。。
出る場所は分かっている。そこへめがけてキャスト。
やはり出た。
こちらもワンダースリム70(レッドヘッド)。
去年はクリスタルアライブで爆発したのだけど、ことしはどちらかというと、ワンダースリムのほうがノリがよい。
(もちろんCAでもバイトは出ます。が、ノリが悪いです)
こちらも先ほどのホダカサイズ並み。断続的にドラグが利く。
やっぱこのくらいのサイズからですね、シーバスの楽しさは。
ほどよく楽しませてもらったところで、こちらもぶっこ抜き。
ほだかさんを追い、40cmちょいGET。とりあえずノルマ達成
ホダカさんと似たようなサイズ。まぁ同じサイズの群れから出てきてるからしかたない。
とりあえず、二人とも開始早々1本ずつGET。この調子でどちらにもバンバン出てくれ、と願うばかり。
今日はどちらかというと「ホダカさん」に出て欲しい。内陸の湖沼に立つより、東京湾奥の方にウェイトを傾けてもらった方が一緒に出向く機会が増えるし。
そんなことを考えつつ、リリースした数分後、
ゴンッ!
ワンダースリムにまた出た。
さっきより引きが強く、ドラグが啼き続けている。50cm前後のサイン。
私ではなく、ホダカさんにバンバン来てもらったほうが今日に限っては嬉しいのだが、おいらに来ちまったものはしかたない。十分に楽しませてもらう。
エラ洗いを連発、下に突っ込むのをかわし、タイミングを見計らって、一気にぶっこ抜き。
すぐさま出た48cm。ワンダースリム70強し!
さすが、このエリアのこの時合い。
もうちょっと遅い時期に爆発するのかと思っていたけど、すでにかなり好調なポイントとなっているようだ。
芝浦方面に出向くと「寒さの影響で戻りが遅い」と感じていたが、そういうわけではなく、今年は魚の入り方、つまり入るエリアが去年とちょっとだけ違っているのかもしれない。
そう、すでにバチパターンの最盛期に突入しているのかも、と。
ホダカさんに一枚おさめてもらい、「ほら、こんな感じでバンバン出るんですよ」と告げ、やる気を出させる(って、そんなことしなくても十分やる気ありますか。。。)
そして、リリース後、再開した1投目、、、
ゴンッ!
!!
また来た!っていうか、調子良すぎ。
だが、シーバスとはこんなもんである。これが「時合い」というもの。
活性があがった時間帯はこんな感じバコバコと入れ食いモードに突入できる。恐らくバス釣りではそう経験できないものではないかな?(1キャスト1ヒットってのはザラにあります)
ホダカさんにちょいとアピールするように、やり取りの動作をやや大きめに見せ、やる気を誘う。
普段堅実に取りに行くときはロッドを寝かせ気味でやり取りする。ロッドを高く振り上げて引きずり出そうとすると、エラ洗いが出やすい状態になり、それでフックが外されてしまうことがよくあるからだ(しかもルアーが外れたら間違いなく、こっちに吹っ飛んできます。。。)
ただ、今日はそれでもあえてそういうやり取り。アグレッシブなファイトでホダカさんへアピール。
何度かエラ洗いで水面を爆発させ、ほどよく楽しんだところで、これまた抜きあげられるサイズだったので、一気にランディング。
次の1投でまたHIT!さすが時合い!
またおいらに来ちまった。。。
ま、ある意味ホダカさんのやる気に火をつけるのはこっちの方がいいかも。
学生の頃、ホダカさんにバス釣りに引っ張り出され、あれこれ教わったものの、なかなか上達しなくてのめり込めなかったが、遅咲きながらようやっとルアーフィッシングにはまった。ま、ある種の恩返しみたいなモンとしておこう。
考えてみれば、ここはホダカさんではなく、私の「フィールド」。
そう簡単に抜かれても私自身困る。。。
とりあえず、シーバスというカテゴリではまだちょっとだけ私が上でいさせてもらおう。
さすがに怒濤のラッシュで3本を一気に獲ったのを見たホダカさんはやる気最高潮。
ホントは今日は早く帰宅するなーんて言っていたけど、ぜんぜんそんな様子はみえない。
(どっぷりはまってしまっています。あいかわらずこいつも「アホ」です。)
だが、、、
この一本を最後にこのエリアの時合いはあっという間に去っていった。
これもまたシーバスフィッシングの難しさのひとつ。時合いがずれていても出なくはないが、時合い最盛のイージーさはなくなる。
二人してしばらく投げ続けたが、やはり活性は急降下したようで、先ほどまでの爆発力はなくなった。
「ほだかさん、おそらく時合いは終わりました。そろそろ帰ります?もしくは帰り道のポイントに立ち寄ってみる?」
まだ続投したい様子のホダカさんであるが、さすがに先ほどのような勢いをこのエリアに感じられなくなったので、ポイントを移動することに。
さて、どこにしようか。。。
といいつつ、行き先は決まっている。
「そろそろか!?」と以前から気になっている京浜運河の一番奥、「芝浦運河」である。
隅田にこれだけ入っているのなら、芝浦にも入っているはず。
その期待に掛け、築地を抜けて芝浦運河に向かう(いちおう帰り道です)。
車をいつもの場所に止め、まずは水面の様子をうかがう。
昨年だったら、すでにライズ連発のポイントなのだが、なかなかでない。
ま、それでもちらほらとライズは出ているので、「やりますか!」と第2ラウンド開始。
だが、やはり昨年のような爆発力はない。昨年だったら壁際に1投するだけで出てきたのに、ことしはそうはなかなか行かない。
ひととおり壁際を探り、対岸に移動。だが、こちらも出ない。フッと辺りを見回したとき、視界の奥の方に大きな動きがあることにすぐ気付いた。
!!
あらら、ホダカさんHITしてるじゃない!?
せっかくHITさせているのでとりあえずもう一度反対側へ戻る事に。
戻ってみると、すでにランディングを済ませていた。
見たところ40cmちょい。ま、それほど大きいわけではないけども、楽しめるサイズ。
とりあえず、ってことで一枚。
帰り際に立ち寄った芝浦運河にて。
常夜灯で壁際にできる明暗付近をデッドスローで引いてきたところでHITしたらしい。
この辺の狙い方はさすがです!
ほだかさんも伊達にバス釣りを続けてきたわけでないってところでしょう。
その1本を見て、やる気が出たが、やはりどうも昨年ほど調子よいポイントではないようで、水面は静けさを保ったまま。
さすがにホダカさんも私もGWだというのに明日仕事なのでこれにて納竿。
そのまま川崎方面へと帰っていった。
ま、ようやくシーバスらしいサイズをホダカさんに釣ってもらえたのでとりあえず、満足としときましょう。
しっかし、地元にいたとき同様、いい意味でも悪い意味でも、「悪友」ですわ。。。
本日のタックル | |||
ロッド | Daiwa more than shooting master 80L | ||
リール | Daiwa セルテート2500Rカスタム | ||
ライン | 東レ SEABASS PE1.0号+GrandmaxFX5号 | ||
HITルアー | ワンダースリム70 | ||
釣果 | 4-2 (最大48cm) | ||
本日のポイント状況 | |||
後中潮 | 満:5:26/19:15 | 干:0:03/12:26 | ちょい濁り |
天候 | 晴れ11℃ 風:北東の風 |
4月29日(土) 有明-お台場
一時封印解除
先日、久々のホダカとの釣行だったが、残念ながらホダカさんに釣らせることができなかった。
そんななか、「今日は出撃しないの?」というホダカさんからのお誘い。
もちろん行かないわけがない。。。ただ、問題となるのは
「どこに出向くか」
これに尽きる。
ここ最近、安定して釣果が出せる場所が見つけられていない。
止水域のバスとは違い、大小さまざまながら回遊しているので群れの動きをある程度把握していなければならない。シーバスフィッシングの釣果を左右するのはこの「群れの動き」であったりする。
残念ながらその動きがここ最近うまくつかめていない。
さて、どうしよう。。。
あれこれ考えてみるが、けっきょく良い場所が思い浮かばないので、しかたなく、一度は封印したポイントを
今日だけ、解除してみようかと。。。
ま、いっか。今日は自分のためでなく、「ホダカ」のため。
まずはホダカさんにガツガツと釣ってもらうことを優先的に考える。そのための有明の選択。
きっと出てくるはずである。
そう信じて、ホダカをピックアップ後、城南島からのトンネルを経て、13号地に上陸。
今のホダカさんの住まいからだと、一般道をふつーに走って30分とかからない。
なんとも羨ましいところに住んでるモンだ。。。
大潮の週末だったので「先行者はいるだろうな」と思っていたが、意外や意外。定番の立ち位置にはだれもいなかった。(ラッキー!それとも。。。)
ま、せっかく来たので投げないことはない。とりあえず、私のタックルを貸し、どんなルアーが調子良いか説明する。(攻め方は教える必要もないでしょ。バス釣りと変わらぬストラクチャの絡んだポイントですから)
潮が動き出す時間になってようやくライズが発生。
だが、相変わらず、3月同様明暗際より離れた常夜灯に照らされたエリアでのライズ。
まだ、このパターンは攻略しきれていない。
ホダカさんはよくkeyさんが入るポイントに。私はいつものゴロタ場に立つ。
なんどかアタリは来るが、乗らない。
しばらくすると、ホダカさんに大きなモーションが視界の端にあったので見てみた。
やはりHITさせていた様子。
だが、水面を引きずられてくる個体はそれほど大きくないようだ。
やはりセイゴのようのであっさりとぶっこ抜き。
とりあえず東京湾奥、初シーバスなので記念に撮影。
ようやく東京湾奥初シーバス。ま、サイズは気にしないで・・・
ま、この時期、サイズはあまり期待しないほうが良い。
とりあえず、釣れたということで満足しておいてください。
その後、さらにセイゴを一本追加したホダカさん。
私の方は明暗際より外側にライズする個体を狙うが出ず。
以前のような好調さがこのエリアに感じられなかったので、先日50UPを獲れたお台場エリアに移ろうとホダカに打診、そのまま移動となった。
お台場に到着。一番良さそうなポイントには先行者あり。しかたなくその周辺でスタート。
だが、こちらも時合いが過ぎてるのか、あまり水面が賑やかでない。
前回好調だったルアーワンダースリム70を常夜灯下に放り込んでみる。
すると、、、
コンッ!
ヒット。だが、これまた先ほどのホダカ同様のサイズ。
テキトーに遊んでぶっこ抜き。
(ちょうどその前に隣のアングラーにもこのサイズが来ていた)
「来たけど、こんなちっこいヤツです。。。」
とりあえず、一枚だけ撮影。
今年はけっこうこういうサイズに遭遇しちゃってます。。。
その後、もう一本ワンダースリム70でセイゴを追加。
さらに桟橋突端を通して、今日1の引き(おそらく40cmちょい)を出したが、残念ながらエラ洗いであえなくフックアウト。。。
さすがに潮もだいぶ悪くなってきたので今日はこれにて納竿。
とりあえず、釣れはしたけど、なかなかうまいこといいサイズには巡り会えませんわ。。。
また今度、出撃したときに期待しましょう!
本日のタックル | |||
ロッド | Daiwa シーホーク90L | ||
リール | Daiwa セルテート2500Rカスタム | ||
ライン | 東レ SEABASS PE1.0号+GrandmaxFX5号 | ||
HITルアー | ワンダースリム70 ワンダー80 | ||
釣果 | 3-2 (セイゴ) | ||
本日のポイント状況 | |||
大潮 | 満:5:02/18:30 | 干:11:49 | ちょい濁り |
天候 | 晴れ11℃ 風:北東の風 |
4月21日(金) 隅田川
成長
今日はいつもどおり定時間の日。ただ、そわそわする週末ではない。
潮のあまりよくない週末。知っているひとはそれなりにいるだろうけど、ひと月に大潮は2回くる。
満月と新月、この2回は1ヶ月で潮の干満が大きくなる。潮は月の引力に影響されている。海で釣りをする人はたいていの人がこの干満を少なからず意識する。
大潮=大漁
小潮=不調
こんなのは釣りをしないひとでもどこかで聞いたことはあるんじゃないだろうか。
私もどちらかというと、潮はやっぱり意識する。大潮のときなんかは「はやく釣りに行かなきゃ」って思うくらいに。。。
だが、必ずしも潮がよくないと釣れないというわけではない、ということも少しずつながら経験している。
小潮だからシーバスは餌を獲る事をしないわけではない。かならず生命を繋ぐ為になにかを捕食している。
それにはやはり「流れ」が関係している。
その流れを探せばよい。
ある条件が揃ったところで活性があがるポイントを見つければよい。
「今日、せっかくの定時間日だから出てみるかな」
と思ったのは、そういう経験をつめたからかも。
夜の下げではない。上げ潮時合い、しかも満潮間際。ここで一気に活性があがるポイントを知っている。
そこへ向かってみることを昼休みに決めた。
くどいかもしれないが今日はホントに潮が悪い。
でも流れができていればシーバスの活性はあがる。そこを狙えれば小潮だろうが大潮だろうが関係ない。
ということで、今日の勝負時合いはここ↓。
夜の満潮からの下げはほとんど潮流が発生しない。
でも夕方からの上潮は1mほど潮位差が発生する。ここを狙うってのが今日の鍵。
しかもこのポイントで活性が上がる場所は昨年見つけている。
ただ、ここが好調になったのは5月中ごろから。
今年は寒さの影響で戻りが遅い。5月に好調だったところがこの時期いけるのか。
これまでのポイントでの実績からすると、あまり期待できないかもしれない。
だが、全体的に調子が悪いのかホントに確かめてみるのも悪くない。そう、今日はあえてそういうところを捜しに行く釣行。
出なければ出ないでもいい。それを知るのもひとつの経験。
予定どおり22時過ぎに到着。
ひととおりポイントを眺めつつ散歩。散歩できるほど余裕がある水面だった。
やはりちょこっと来るのが早かったかも。。。
水面をよーく見てみる。
バチはちらほら。ただ、それを食うシーバスはまだあがってきてない。
どちらかというと、大量にバチが港湾部に流出したところでその出所を見つけに遡ってくるのだろう。
しばらく静かな水面だったが、期待通り、まもなく満潮という時間になって去年ここに来たときほどではないが
ライズが出はじめた。
昨年のように潮目がなんとかとどく辺りに発生。
気合いでクリスタルアライブ、ワンダースリムを潮目の奥に放り込む。
だが、沖の潮目ではでない。
ボシュッ!
岸際でライズが上がった。
これを見逃すわけがない。岸際にキャスト。壁際10cmをひいてくる。
ゴンッ!
出た!
あたった直後にヘッドシェイクが伝わる。
感じからしてフッコ級。
深場へ突っ込む引きが気持ちよくドラグを鳴らす。
エラ洗いをかわし、一息ついたところでさくっとランディング。
ライズが出たところを通して46cm。
活性が高い瞬間にルアーを通す。これけっこう大事。
ライズは見逃しちゃいけない。
ライズがしばらく止まったので今度は沖の潮目に投げてみる。
やはり昨年の5月のような盛んさはない。どうやらまだ時期は早い。
でも居る。そこに確実にいる。あとは活性のあがった瞬間を狙い撃つ。
さらにしばらくしてまたバチがフラフラと湧き出し、よくわからんところと、岸際で出る。
シーバスの習性からして狙いやすい壁際を通す。
ゴンッ!
また、岸際ライズの奥からルアーを通したところでガツンとバイト。
これまた先ほどと同じような感触。40cm強の引きだ。
水中で必死にルアーを振りほどこうとヘッドシェイクをかましている。
が、一瞬、あたった直後にためを作れたというか、なんというか、ガッチリ食わせた感があった。
今回は潜ることなく、いきなり水面に飛び出し、テイルで水面をヒタヒタと走り回る。
(これ、なかなか見物です。ドキドキですけど。。。)
暴れさせたおかげか、あっという間に体力が搾れたので、すんなりおとなしくなった。
水面でおとなしくなったところで一旦顔を拝む。ルアーが半分見えない。やはりがっちりとルアーを食らっていた。その様子をみて、もう抵抗する力がなさそうだと判断し、そのままぶっこ抜き。
ガッチリ飲み込んでいた44cm。
テイルフック2本が口の中からガッチリその体を捕まえている。
ホントかウソか、誰がいったか知らんが何でも魚の口のまわりは痛みを感じる神経がないんだとか。
それがホントだったらこうやって刺しっぱなしにしても痛くはないんだろうけど、見てる側はちょっと痛々しいので、サクッとフックを外してやる。そして一枚収め、いいくわえっぷりだったので携帯カメラでもう一枚おさめてリリース。
こちらの狙い通りでたなんとも気持ちよい2本だったので一本タバコをつけながらホダカさんに写メール。
「また釣れてますよ!」と。
その後、バンバン出る状況ではなかったが、常夜灯に照らされた場所でクリスタルアライブに2回HIT。サイズは先の2本と同じくらいだったが、あえなくバラシ。
その後、完全にダラダラ潮から満潮の止水状態となったと、その後の20cmも潮位差が発生しない下げ潮にはほとんど期待ができそうになかったので今日はこれにて納竿。
再度タバコをつけながら佃の高層マンションを眺めながら、こころ癒され、帰宅となった。
隅田川は佃周辺。よくCMなんかでも使われる場所です。
今度は月島でもんじゃ焼きでもつまんでから出撃したいな。。。
本日のタックル | |||
ロッド | Daiwa more than shooting master 80L | ||
リール | Daiwa セルテート2500Rカスタム | ||
ライン | 東レ SEABASS PE1.0号+GrandmaxFX5号 | ||
HITルアー | ワンダースリム70 ワンダー80 | ||
釣果 | 4-2 (最大46cm) | ||
本日のポイント状況 | |||
小潮 | 満:8:45 | 干:3:16/16:53 | ちょい濁り |
天候 | 晴れ11℃ 風:北東の風 |
4月17日(月) お台場
再会
実は前々から来ているのは知っていたけど、こっちはこっちで忙しかったのと、むこうは向こうで忙しかったんだろうと、なかなか会えていない悪友がいる。
そう、地元にいた時に私にあれこれ釣りを教えてくれた悪友。
ホダカと久々出かけることになった。
実は仕事の関係で地元から川崎に引っ越してきていた。
来たまでは知っていたけど、住所は知らなかった。ただ、職場がどのヘンにあるかはきいていたので、何度か釣り場に出向いて通っている場所。最寄り駅を聞いてちょいとビックリ。
そこは秋になったら毎週(?)といってよいほどランカーを求めて通っていた道からほど近い場所。
「なーんだ、そんな場所に住んでたの?」
ほんと、そんな感じ。
というか、その辺ならチャリンコでランカーポイントまでいけるじゃないですか。。。
ただ、ちょこっと心配。
その界隈はある時期、ドバっと混むだろうところ。しかも昔ながらのお店が軒を連ねている。
(そんな場所、車なんて停めれないだろうに。。。)
定時にあがって車を取りに帰る電車のなかでそんなことを考えて、いよいよ車に乗り込もうとしたとき、、、
ホダカさんからTEL。
「す、すまん。この週末、実家に帰ってたんだけど、アパートの鍵を実家に忘れてきちゃって入れません。。。」
・・・・・・絶句
相変わらず、「アホ」ですわ。。。
合鍵はあるのだけど、その家の中に入れない。
結局、鍵屋さんを呼んであけてもらうことに。。。
とりあえず、予定どおりピックアップできないことが分かったのでのんびりとホダカ宅辺りまで向かい、いつも河口域に向かう道から一本それてゴミゴミと混雑した道へ進入。
案の定、そこはなかなか路上駐車できなそうな場所。
久しぶりの再会ながら一発目に発した言葉はこう。。。
「ばっかだなぁ。。。」
その後しばらく外で夜風に当たりながら羽田方面を眺めて雑談をしつつ、鍵屋を待つ。
待つこと30分ほど。ようやく鍵屋が到着。
あれこれ必要書類にホダカさんが書き込んでいる隙に。。。
ガチャッ
私はその鍵屋の作業を見てたけど、正直開いた瞬間、こちらの口も開いた。そしてそのままふさがらなかった。ものの2,3秒。鍵穴にマスターキーのようなものを挿すことなく、あっさりとあけて見せた。。。
(あんな技持っていたら、ひとつ間違えたら悪行に利用できかねん。。。)
そんなハプニングを経て、とりあえず、「まぁあがれよ」ということで案内され、
「ふーん、ふつうの1ルームマンションですか。。。」
と、いう印象だったのだが、不思議と窓がない。。。
まぁ東京にはそんなアパートありそうなもんだし、そんな類のアパートなんだろうと思っていたところで、押入れかとおもった扉を開けてビックリ。。。
1DKだったのね。。。
なんでTVやらPCやらその他娯楽道具がないのが入ってすぐ不思議に思ったが、そういうことね。。。
(てっきり引っ越してきてまだ家具類はほとんど入れてないと、入室したときは思ったので。。。)
ってことで、自分の部屋写真すら載せたことないのに、とりあえず本邦初公開。
ホダカ部屋(一部)を紹介!
群馬のホダカ部屋と配置は同じだが、ちょっとグレードUP。
(なんでVIERAやねん!?)
なんでもこっちに来たご褒美にプラズマTVを購入されたんだそうです。。。
PCもごついの1台増えてたし。。。
(ホダカさん、あなた肝心の釣り道具は???)
あいかわらず、TV、コタツ、布団の配置はいっしょだった。。。
きっとホダカさんなりの最適配置なのでしょう。
ちょこっと一息つきたいのと、あれこれ紹介したい様子も見えなくはなかったが、当初の予定は「釣り」。
しかもけっこう予定時間より遅れているので、それはそのうちしてもらえばよいと、
「じゃ、行くぞ!」
と連れ出す。
まぁこっちに来るときは高速道路しか通ってこないだろうし、ということで、一般道でサクサクっとポイントまで急ぐ。(ホダカさん宅からなら今日の目的地「お台場」は一般道でさくっと20分程度でついてしまうのです)
というわけで、予定よりちょこっと遅れはしたものの、今日のポイント「お台場」に到着。
さすがにほだかさんも何度となくここに来たことはあるのだろうけど、まさかここお台場で「釣り」をするとは思ってもみなかったことでしょう。。。
でも、違うんです。ここお台場は単に「デートスポット」ではないのです。
自然と対峙できる都心のアウトドアスポットなのです。
目の前にフィールドが広がり、そこに湖沼ではそう滅多に味わえない50cm級、60cmオーバーの引きが簡単に味わえちゃうのです(ってそんなに簡単ってわけでもないけど。。。)
とりあえず、お目当てのポイントに着いたのでてきとーにルアーの説明をして「このへんのルアー(主にバチ系)がよいよ」と伝え、特にタックルの使い方を教える必要もないのでさっさと釣りに入る。
どちらかというと、サクッと釣って「どうよ!!」ってのがホンネ。
と、思った矢先、早速HIT!
ただし、超弱い引き。
あがってきたのはせいごちゃん。
開始直後の2投目でチビながらHIT。ホダカやる気上昇!
ま、釣れないよりは釣れたほうがいいでしょ!
ちっさいながらもホダカさんに方向。
「お!はえぇ〜じゃんか!!」
あったりまえ。あなたの場合、バス釣りに長けてるのだからこっちを振り向かせるにゃたくさん釣って「おし、負けねぇ」って思わせるのが手っ取り早い。
というか、こっちが釣ったのをみてすでにやる気満々。
やや風が強い中、二人とも続投。
でも、さすがホダカさん。ふだんはベイトタックルなんだろうけど、ルアー自重とライン放出量と、風を読んで、初めて扱うソルトタックルながらあっというまに精度はつかんだようで、桟橋の明暗にピンポイントキャストを開始。(この辺はバス釣りと同じですからね。どちらもストラクチャが変わっただけでキャスト精度が要求されるのです)
一番出てきそうなポイントはホダカさんに譲り、私は隣の常夜灯周辺を探る。
すると、
コンッ!
相変わらずバチパターンの浅いバイト。だが、上手く乗った。
ラインがわずかに出される引き。感じからして40cmあるかないか。
さっそくホダカさんに「HIT〜!」と報告。
だが、エラ洗い一発であえなくバラシ。
まぁよい。こんな場所でもたくさんHITすることをホダカさんに見せれればよい。
そしてまた続投。
セイゴと再度1バラシ、セイゴ1HITさせたところで、ちょっとしたハプニング。
しばらくそのハプニングに対応したところで、ホントはそのまま帰ろうと思ったのだが、まだ釣れていないホダカさんから続投の要請が。。。
まぁ明日も平日で仕事があるのだが、そういわれちゃ仕方がない。続けるとしますか。。。
だいぶ風もやみ、先ほどよりピンで狙いやすい状況。
私は再度ひとつ隣の常夜灯で再度HIT、そしてまたもや浅いバイトでバラシ。
出る場所にほだかが移ってきたので私はそれまでホダカが狙っていた場所に入ることに。
風も止んだので、ピンで常夜灯の裏側の桟橋橋脚めがけてデカニョロをキャスト。
ややミス気味で飛んでいき、桟橋の壁をかすって着水。
「ふぅ〜、あぶないあぶない(あやうく桟橋に引っ掛けるところだった)」
そう思いながらハンドルを2、3回転させたところで、
ゴンッ!
来た!危険とチャンスは紙一重。危うくルアーをロストしそうなピンポイントでストラクチャに入れれたので出るのは楽勝ってところだろう。
あたった直後にラインをジージーっと出す引き。確実に50UP。
引きからすると「もしかしてスズキさんかも!?」という引き。
さすがにドラグが悲鳴をあげているのでホダカさんもすぐに気付いた。
ロッドを振り上げ、追いあわせをいれてのやり取り。
気持ちいいほどにロッドは撓り、期待を膨らませる。
しばらくラインを出されては巻き、出されては巻きを繰り返し、十分楽しませてもらったところでようやく足元まで寄ってきた。だが、思ったほどサイズは大きくない。50cmちょいってところ。
とりあえず引っこ抜けそうなので抜きあげれるか試してみる。
(う、重たい。。。)
ホダカさんにタモを要請。
このサイズで妙な重さを感じるときはたいていファールフッキングしている。
ちゃんと口にかかっていると50cmくらいなら抜きあげられるものなのだが、口以外のところにかかっているとその重さがズッシリと伝わってくる。
持ってきていたハンドライトで水面を照らし、ホダカさんがタモを差し出す。
(ま、さすがにこういう遊びには慣れているようでタモ入れも問題なし)
ようやくあがってきた魚体を確認すると、なんと、でかニョロはエラ横から背中にフッキングしていた。
(どうやってフッキングしてんだ!?)
とりあえずニョロニョロを外し、いつものごとく撮影。
桟橋橋脚にタイトに通して出てきた51cm。満足!
さらに今日はホダカさんがいたので久々ブツ持ち。
ブツ持ち撮影。ほだかもやる気急上昇!
ブラックバスでいったらこのサイズはランカー級。でもシーバスではこのサイズはレギュラーサイズ。
こんなのはふつーに出てくるのです。
さすがにこのクラスのサイズをみて「おお!いいねぇ!」と、ホダカさんはさらにやる気上昇!
空をあおぎ、チカラを体に取り込むようなしぐさをして続投。
が、さすがに潮の動きも悪くなり、いよいよ水面はダラダラ感が漂う。
さすがに25時。明日も仕事があるのでこのアタリが限界。
ということで、ほだかに「また、今度にしましょ」ということで、今日はこの辺で納竿。
晩飯も食わず、ここまで頑張ったのでどこかラーメン屋でも寄ってもよかったのだが、さすがにこの時間までがんばったのと、翌日も仕事があるので「さっさと寝ましょ」ということでさくっとホダカ宅まで送り届け、自分もさっさと家に帰って就寝とさせてもらった。
今日のポイントはこんな場所。なかなか綺麗でしょ!?
ま、今回はホダカさんは一本もあげれなかったけど、私がポツポツ釣り上げてるのみて、やらないわけには行かなくなったでしょう。
ホダカと一緒に出たら、またエンドレスになりそうだな。。。
やっぱ週末の方がよいかも。。。
本日のタックル | |||
ロッド | Daiwa more than shooting master 80L | ||
リール | Daiwa セルテート2500Rカスタム | ||
ライン | 東レ SEABASS PE1.0号+GrandmaxFX5号 | ||
HITルアー | ワンダースリム70 でかニョロ | ||
釣果 | 7-3 (最大51cm) | ||
本日のポイント状況 | |||
後中潮 | 満:6:09/20:00 | 干:0:47/12:51 | 澄み |
天候 | 晴れ時々曇り 10℃ 風:南の強風→東の微風 |
4月16日(日) 京浜運河→お台場
嗅覚
残念ながら昨晩はすぎやまさんにシーバスの引きを知ってもらうことはできず残念な結果に終わった。
私のジンクス(?)としてはどちらかというと、
単独出撃→そこそこ好調
複数出撃→自分のみ不調
ということが多かった。
まぁシーバスがルアーにあたった感触は感じれたようだし、まだモチベーションは保っているとのことなのでそれに期待して次、もしくはその次の潮周りでなんとか結果に結び付けてあげたいところ。
とりあえず昨年の実績では5月末までは軽装ラン&ガンでイージーなパターンを見つけているのでこれでリトライしてもらうとしよう。
と、先の話はさておき、まずは目の前の出撃に関して。
昨日の貧果にやはり満足はできず、今日も出撃を予定。当初天気予報では雨であったし、実際昼過ぎに雨が降っていたが雨雲予想を見ると夕方にはおさまる見込み。これに期待して湾奥にオデを走らせる。
途中小雨に当たりつつも湾奥に近づくにつれて雨足はおさまり、ポイントについてみると完全にやんでいた。
まずは芝浦から。昨日より幾分寒さは和らぎ、風もおさまっている。
バチパターンはどちらかというと凪のほうが調子いい。ここ最近芝浦は空振りしているが、それは強風による影響もないとはいえない。まずそれを確かめてみる。
満潮を迎えて、そろそろいい時間。でも水面は静寂を保っている。
バチもなかなか浮いてこない。昨年はこの時期、壁際はもちろん流芯付近でもボシュボシュとライズ連発。
それでも魚が入っていれば、そこにニョロニョロやクリスタルアライブを通せば出てくるはず。
それを信じて岸際を通してみる。だが、昨年は良く出ていたポイントに何度通しても出てこない。
ちょっと投げては立ち位置を変え、また投げては移動。そうやって片側の岸際を一通り通した。
が、出ない。
そんな事を考えながら対岸を眺めていると、、、
ボシュッ!
出た!!
対岸は2月に出した辺りでライズ炸裂。
ここぞとばかりに対岸へ移動。そこを通そうと水面をそーっと見やる。が、先日までの風のせいか、ごみが浮遊していて壁際10cmを通せない。
しかたなく潮が動いてごみが移動するのを待ち、壁際を通せる場所から探索。
壁際に立っているストラクチャ横を通し、出ないのでちょこっと移動。
壁際ストラクチャ直近にCAを落とし、リトリーブをはじめて1秒あるかないか。
ごんっ!
出た!
ようやく壁際についている個体がバイトしてきた。が、、、
あわせを入れるまえにヘッドシェイクをその場で繰り出されている感触が1秒あるかないか伝わったところで、
フッ。。。
あえなくバラシ。
ヘッドシェイクの感触からすると40cm前後。
ばらしたことは悔しいけれど、ようやく壁際で出た満足感の方が大きい。
ということで、しばらく壁際を念入りに探索。
。。。。。。
が、次が出ず。
2月に2本獲って調子よいと思ったものの、その次が来ず、それから何度か出向いたもののめっきり。。。
今回も1本HITに持ち込んだが次がない。
どうやら次の潮以降が本番なのかもしれない。
まだ、大きな群れが入っていないとこのポイントに見切りをつけ、次のポイントに移動することに。
向かった先は「天王洲」
ここ最近そこそこ出る場所である。
おそらく混雑してるだろうと予想して出向いたが、意外と人が少ない。というかほとんどいない。
「ラッキー!」と思いつつ、ボードウォークに立ってみる。
水面を覗いたところで混雑してない理由がなんとなくわかった。
ボイルが、、、ない。
バチも浮いてない。
辺りはこれまでの天王洲とうって変わって静寂を保っている。
しばらく投げてみるが、やはり気配なし。
前日は少なくともボイルは出ていたのに。
さらに続投するがあまりに気配を感じないのと、雨がぱらついたので携帯のアメダスで東京湾岸の雨状況を確認し、島の方は雨雲がわずかにそれているのが分かり、このポイントに見切りをつけ、レインボーブリッジをわたることに。
ただ、この時間の13号地といったらビーナスフォーとの裏。。。いやいや、あそこへはしばらく行かないことにした。
であるならば。。。
久々、いってみますか、はじめてシーバス(セイゴ)を釣ったところへ!
ということで出向いた先はフツーのヒトなら釣りとは程遠いスポット、
「お台場」
へ向かうことに。
昨年の夏以来来ていなかった日航東京の裏側、潮風公園へ向かう。
ポイントにつくと珍しいかな、休日だというのにカップルもアングラーもいない。
まずは水面をしばらく眺めてみる。
。。。。。。。。。。ボシュッ!
お!!!
ライズがあがった。おそらくバチパターン。目を凝らして水面をうかがうとたしかにV字がポツポツと見える。
これをみて取り出したのは「ニョロニョロ」
いつもならクリスタルアライブを出すところだが、コイツはいつでも回収できるようなポイントでしか投げない。ニョロニョロは市場にたくさん出回っているので万一桟橋に引っ掛けてロストしても補充が容易なのである。
(クリスタルアライブはけっこう見つけるのがたいへん)
ということでニョロニョロを桟橋先端の常夜灯よりちょい奥にフルスイングでキャスト。
今日は調子よいことに潮流と風の向きが一致している。おかげで桟橋の明暗にスラッグが乗る。
投げ始めて2分。さすがによい条件が揃っているだけあってバイトがすぐに出る。
ゴンッ!
アタリは浅い。そしてすぐさまフックアウト。
やはりバチパターン。残念ながらばらしたがまだそこに留まらず桟橋以外でもライズ連発。
こりゃ、時合い到来しているに違いない。
先ほど出たリトリーブスピードで辺りを探ってみる。するとすぐさま、
ゴンッ!
また来た。
しかも今度はしっかりと乗った。
いきなりドラグが悲鳴をあげる。
ロッドを大きく振り上げ、念のために追いあわせを一発かます。
桟橋奥へ潜ろうとどんどんラインをだされるが、そうはいかない。スプールをおさえながら引きが緩んだところで一気に巻き上げ、また潜ろうとしたところでだましだましラインを送る。
そうしてしばらくしてようやく足元まで来たところで水面を照らす。
幸運にもメイン/アシストフックがガッチリ咬んでいるのを確認できたので、タモをつかわずそのままぶち抜く。
超高活性。51cmがニョロニョロにバイト。
なかなかいい顔してました。
ま、こいつだけじゃなく、いまこの場所にはわんさかいるはず。もっとたくさんのシーバスの顔でも拝んでおきましょ。ということでさっさとリリースして再開。
その後何度かあたりはくるのだが、乗らず、バーブレス(返し無し)フックをつかっているので乗ってはヘッドシェイクでフックを外され、ニョロニョロの動きに慣れてしまったのか、反応が悪くなったので次に取り出すは十分1軍選手ながらこのサイズを始めて手に入れてみたので投入。
Night Raid 67F
普段良く使うのは80F(8cm)なのだが、バチカラーであるのと8cmを見切られたときの次の一手に用意したものだ。
さすがにサイズダウン+軽量で飛ばないだろうと、目一杯ロッドを振りかざしてみると、これがけっこう飛ぶ。
そして様子を探ろうとリトリーブを開始して1秒ちょいくらい。。。
コンッ!
来た!
またもやドラグがジーーーーーっと利きだす。
これまた50cm強と分かる引き。
だいたいひとつの群れは同じサイズで形成されるので1本でれば似たようなサイズがわんさかしているはず。
どうやらさっきと同サイズ。
丁寧にやりとりし、楽しませてもらったところでタモ入れ。
今日1の53cm。ナイトレイド67Fも80Fに劣らずよくやりますわ。
さらに続投。
何度かあたりはくるがこの一本を最後に乗らず。
しかたなくまたルアーチェンジ。
次に取り出したのは先ほどよりちょいサイズアップ。小バチにちょうどよいワンダースリム70。
これもサイズのわりに飛距離抜群。フルスイングで投げたら桟橋にひっかかりそうなほど。
桟橋周りばかり攻めていたので今度は桟橋先端の常夜灯からちょいと離れたところを探ってみる。
コッ!
来たが、予想外の引きの弱さ。
さくっとラインを巻き取り、ぶっこ抜き。
ありゃりゃ、セイゴちゃんぢゃない。。。
これを釣ってまた、ポイントの奥深さを感じた。
強者がいちばんよい条件を得られるのが自然界の掟のようなもの。
一番美味しいポイントには大きいのがつき、その周りのちょっとよくないポイントに小さいのが着く。
つまり、いいポイントにルアーが落とせればでかいのがでる、ってわけだ。
(逆にキャスト精度が悪いと、小さいのしか獲れないってことですな。。。)
しばらく桟橋際を避けて投げ、ポイントを落ち着かせたと思われるあたりからまた桟橋際を探りに。
。。。。。。。。。。
だが、寝かせすぎたのか、このルアーアクションに反応しないのか、次が出ない。
と、思ったら、、、
今度はこれまで狙っていた桟橋沿いから角を曲がった隣の壁際でライズ連発。
「今度はこっちか!」
とばかりに立ち位置をかえ、そちらを攻めてみる。
すると、、、
早速でた。が、思ったより引きが小さい。
といいつつもドラグがチョロチョロときくので40cmあるかないか程度。まぁそれでもせっかくかかってくれたのでとりあえず引き抜いてみる。
やっぱこんなサイズね。50cm級を期待したのだが。。。
ま、こんなサイズも居ますわ。
とりあえず、次の50cm級以上をめざし、続投。
なんどかアタり、のりはするものの、やはり先ほどと同サイズ。どうやら50cm級の群れと40cm弱の群れが同居してるのかな?
しばらくライズが連発したところを念入りにさぐっていると、
コンッ!
やはり出た。
シーバスフィッシングでライズを見かける機会があったら意識して欲しいことがある。
それは「ライズが出る場所」だ。
ライズが頻発するとき、意識してみてみると、それはけっこう同じ場所でおこる。
おそらくある特定の個体が水中の根かなんかに潜んでいて、餌がそのポイントに流れてくると根から飛び出してそいつを食らう。そしてまた同じ根に戻る。だから同じ場所でライズが連発する。
つまり「ライズが同じ場所ででるようならそこを念入りに探れ」ということ。
今回もそれが的中(というか、ある程度経験を積めば自然とそこに投げるようになります)
引きはやはり先ほどと同様。
てきとーに楽しませてもらったところでランディング。
今日はもう50cm以上には出あえんかな?
その後しばらく粘ってみるが、だいぶ潮が下がったのと、翌日からまた激務がはじまるので「そろそろこの辺で」ということで納竿。
20cm級から50cm級といろんなサイズがいたが、もちっと50cm級で遊びたかったというのがホンネ。
まだまだキャスト精度が未熟ってことですな。。。
ま、とはいえ、今日はなんだか鼻がきいたようで、久々の好況となった。
けっこう満足できたので明日から良い仕事ができることでしょう。
悔やまれるのは昨日ここにスギヤマさんを連れて来れなかったことだな。。。
まさかこんなところにたんまり居るとは考えてなかったし。。。
ま、次回に期待しとこ。
本日のタックル | |||
ロッド | Daiwa more than shooting master 80L | ||
リール | Daiwa セルテート2500Rカスタム | ||
ライン | 東レ SEABASS PE1.0号+GrandmaxFX5号 | ||
HITルアー | ニョロニョロ ナイトレイド67F ワンダースリム70 | ||
釣果 | 8-5 (最大53cm) | ||
本日のポイント状況 | |||
後中潮 | 満:6:19/17:00 | 干:11:37/23:59 | 澄み |
天候 | 雨のち曇り 風:北のち東 |
4月15日(土) 天王洲
新入部員勧誘
今回の新入部員(自称「幽霊部員」?)はスギヤマさん。
と、いっても今回が初めてなわけではない。昨年の秋、一度ボートで沖に連れ出している。
ただ、いきなりボートという足場が不安定だったというのと、キャストもちょっとおぼつかないところもあったので少しずつ教えられるところはおしえていきましょ、ということで連れ出してみることに(教えるといってもたいしたことはないですが)。
当初の予定は「芝浦運河」。
でも前日の厳しい状況を見て予定を変更。
まだ芝浦奥まで入ってきてない。。。
昨夜散歩しながら最後に確認したポイントは遅い時間だというのにまだ出しているのを確認できた。
ということで、芝浦運河方面はあきらめ、最初から天王洲で勝負をすることに。
当初は芝浦の壁際を攻めるため、念入りに壁際キャストの練習をしてもらおうと15時過ぎにピックアップの予定だったが、天王洲と目黒川の合流点で目クラ投げでもよくなったので練習兼本番ということで16時過ぎにピックアップ。
そのまま天王洲に直行。
辺りがまだ明るい時間に着いてしまったが、さすが好調なポイントだけあってすぐさまくるわ来るわで、日暮れ直前ですでに10人ちかいアングラーがボードウォーク、対岸にズラーっと並んだ。
辺りが暗くなってきたころ、スギヤマさんもだいぶ投げ方のコツをつかんだようでようやく本番に突入。
バチもよーく浮いており、イージーに出そうなパターン。
だが、意外や意外。。。
投げるがなかなか出てこない。
もちろん辺りではライズが出ている。
しばらく投げたところでようやく私にHIT(今日は俺でなくてよいのに。。。)
せっかくHITしたのでそれなりに楽しませてもらう。
けっこう引きはするが、ドラグは断続的。まぁ50cmはないくらい。
タモをつかうのも面倒だったのでシーバスの息が切れたところでぶっこ抜き。
とりあえず47cm。次はスギヤマさんにきてほしい。
まぁ、湾奥ではレギュラーサイズってところだが、さすがに実際に釣り上げたところをはじめて見るヒトにはそれなりの大きさにみえるかな?(実際、自分だって最初にこのサイズを釣ったときは興奮しましたから)
スギヤマさんもやる気が出た様子。
しばらくして、
「くそぉ〜」
どうやらスギヤマさんにも生命感がラインから伝わってきたもよう。
そうそう、たくさん感じてください。たくさん悔しがってください。それがハマる第一歩。
。。。。。。。。。。
だが、ライズは出ているのになかなか乗らない。もちろん私にも。
しばらく続けていると、ようやくしてHIT。ただし私に。
引きからして30cmちょい。難なくぶっこ抜き。
できればスギヤマさんに来て欲しい。
今日に限って言えば、私にHITしなくてもよい。
大事なのは今日の出撃でスギヤマさんに「楽しい!」と思ってもらうこと。
同じルアーを使ってほぼ同じ場所に立ってるのできっとスギヤマさんにもくるはず。ただ、同じルアーといいつつもルアーカラー、アクションの個体バラツキで釣果に差が出ないとも限らないのでこのセイゴが釣れたところで、私がHITさせたルアーと交換。
だが。。。
数度、バイトはしてくるものの、食いが浅くてなかなか乗らない。
気付いてみるとすでに22時をまわり、予定の時間を過ぎていた。
粘れば潮が動いている間は出ないことはないのだが、この時期、時合いはあっという間に終わる。
ということで、今日は残念ながらスギヤマさんに釣ってもらえなかったが、これにて納竿。
けっこう冷えたので日吉のらすたに立ち寄ってスギヤマ邸に送り届けることに。
まぁGETできなかったのは残念だが、まだやる気は保って折られるようなので次回はもっとイージーに出る場所を紹介するとしよう。
どちらかというと、これからの方がイージーに出やすいはず。
私的思惑は次ではまらせたいところ。。。
しっかしなかなか読めませんわ。。。
本日のタックル | |||
ロッド | Daiwa more than shooting master 80L | ||
リール | Daiwa セルテート2500Rカスタム | ||
ライン | 東レ SEABASS PE1.0号+GrandmaxFX5号 | ||
HITルアー | ワンダースリム70 | ||
釣果 | 2-2 (最大47cm) | ||
本日のポイント状況 | |||
後中潮 | 満:6:19/17:00 | 干:11:37/23:59 | 澄み |
天候 | 曇り 風:北のち東 |
4月14日(金) 京浜運河
計算違い
いよいよ明日は前々から約束していたスギヤマさんを連れての釣行。
できることなら、おいしいポイントを見つけてイージーに釣れるようにしておきたい。
手っ取り早く釣りにハメたいのならさくっと釣れる状況を味わってもらうのがよい。
ただ、
自分自身が群れを追いかけきれてない。
シーバスをはじめて4年目。最初の1年は何がなんだかわけがわからなかった。
2年目、春のバチパターンもよく分からぬまま、奔走した。
3年目、ようやく出る場所、出し方が見えてきた。
ただ、まだちょっとした変化に対応できていないのが今年。
「変化」とは。。。
今年の気候。近年まれに見る厳冬。この影響は湾奥も少なからず受けている。
人間のように寒ければ暖をとり、熱ければクーラーをつけるということのない自然はその影響を多分にうける(はず)。
そのせいか、昨年の同じ時期に同じポイントに立っても昨年のような出方に巡り会えない。
気候の影響なのか、どうなのか、もうひとつの要素としては「ベイト」。
春真っ盛りになるとバチ(ゴカイなどの環虫類)に偏食するのでパターンをその一本に絞ればよいのだけど、場所によってはまだそのパターンだけでないことがある。
この時期、シラスのような小魚のパターン、アミ(小エビの類)のパターン、そしてバチパターン。
イワシやイナっ子のようなパターンももちろんどこかでは通用している。
すでに4月も半ば。昨年はこの時期はすでに運河内はどこも完全なバチパターンに突入していた。もしかすると有明にいた頃から始まっていたのかもしれない。そう思ってちょっと前からちょくちょく出向くようにはなっていたが、まだ始まっていなかった。
次の潮が来るたび、「もう始まっただろう」と期待して訪れてみるが、芝浦までは突入してなかった。
そこで今日、
「もうさすがに芝浦運河内もバチパターンだろう。。。」
と期待して、金曜ながら定時退社で品川駅で山手線にのりかえ、めざすは「浜松町」
何度か電車で出撃することはあったが、いつものごとく、「まさか電車で。しかも山手線で釣りに出向くとは思ってもなかったし、周りのサラリーマンもおいらが釣竿持って乗ってるとは考えてもないだろうなぁ。。。」と、ボーっと電車の窓からネオンの煌々とした景色を見ながら考えての出撃。
そして、浜松町駅に到着。
ここに降り立ったら何でかちょこっとうつむきかげんでポイントを目指す。(理由は・・・ナイショです)
そして5分ほど歩いて運河に到着。
そう、東京のど真ん中ながら電車を下りて5分で釣り場なんです。
ポイントはこんな場所↓
金曜の湾奥アフター5は飲みだけじゃないんですよ!
ただ、そろそろボイルが発生せいてもよい時間帯なのだが、辺りは静寂を保っている。
とりあえず、ボイルが沸こうが沸くまいが居れば出るだろうと、このポイントで一番調子がよいクリスタルアライブを取り出し、岸際をくまなく探ってみる。
。。。。。。。。。。
出ない。
おっかしい。。。何かがおかしい。
昨年だったら「ここを通せばこの時期なら出る」って場所も無反応。もちろんライズも出てこない。
しばらく投げて、再度考えてみる。
「実はまだここまで入ってきてないのか。。。?」
ここはこの運河で一番奥にあたる場所。
はやり寒さの影響で湾奥へ到達してないのか。。。
ただ、先月末はとちゅうの天王洲周辺にわんさか居た。ならばこの潮で少しは遡ってきているはず。
だが、あまりに気配を感じれない。
出ないところで粘ってもしかたない。少し南下してみるか。
ということで、移動開始。ただし、今回はピンポイントで狙わず、自らの足で運河をくまなく見てみることに。
釣竿を握りながら、運河を南下。田町界隈の運河を眺め、品川周辺のポイントを覗き、結局小一時間ほどあるいて着いたのはまた、「天王洲」。
(まぁよく歩きましたわ。。。)
あいかわらず天王洲にはアングラーが集結していた。
(やっぱここだったのかぁ〜。やつら、そんなに移動してなかったのか〜。。。)
密集したアングラーのなかの隙間に入り込み、私も探ってみる。
しばらくして隣のおにいちゃんにHIT。
サイズは50cm弱。
(やっぱここだったのかぁ。。。)
結局、「この潮まわりでは奥まで到達している」
という読みは外れ、まだ前回の群れは大きく移動していなかった様子。
なかなかこちらの予想どおりとはいかんもだ、ということを改めて認識。
この結果をみて、明日は予定変更。
「天王洲」
です。
居る場所でやるのが一番。
天王洲で明日はスギヤマさんに釣らせるとしよう。
本日のタックル | |||
ロッド | Rapara CD66ES | ||
リール | Daiwa トーナメントエアリティ2506 | ||
ライン | 東レ SEABASS PE1.0号+GrandmaxFX5号 | ||
HITルアー | |||
釣果 | 0 | ||
本日のポイント状況 | |||
後中潮 | 満:5:12/17:59 | 干:11:25/23:48 | 澄み |
天候 | 曇り 風:北のち東 |
4月2日(日) 有明
しばしの別れ
朝まで自分の知れる範囲で戦ったTSST。
残念ながら参戦初のノーフィッシュ。
それはそれとして結果を受け入れれる自分と、そうでない自分がいる。
上位に入賞できないのは仕方ないにしても、夜の9時から朝の6時まで湾奥を走り回って0ゲット。こりゃ納得できるわけないでしょ。。。
ということで、
仮眠→帰宅→出撃
目指すは「有明」
この大会でひとつ自分に思い直す節があった。
それは
「おなじポイントに頼りすぎてたこと」
よく先人はこういう
「マイポイントは少なくとも3つは持っておけ」
私はというと、、、
そう多くはない。
この季節、今年だけでなく去年も「有明」ばかりに出向いていた。
では、なぜ今日も有明?
この日をもってしばらくの間、有明の橋脚とお別れをするためだ。
同じポイントにばかり頼っていたらそこがダメになったとき手の打ちようがなくなる。
そうならないためにいったんこのポイントを離れる。
いったん固まりかけていたアタマをぶち壊す。そういう日にするため、あえて出向く。
そしてポイントに到着。
出る途中雨に当たったが、ポイントに着いたときはほぼ雨雲は通り過ぎ、雨具を着なくても何とかなりそうな状況。
まずは、手前の明暗から。
いつものとおり、手前の明暗のスタートはナイトレイドから。
明暗際に沿ってナイトレイドをミディアムリトリーブ。
少しずつトレースコースをずらし、橋脚ピンポイント着水から明部に飛び出してくるようなコースを引き、いよいよ明部に飛び出すというところで、
ごんっ!
ひったくるようなバイト。
こういうときは特に追い合わせの必要なし。
がっちりフッキングしている。
暗部の深場につっこもうとしているのでゆるゆるドラグからどんどんラインが出ていく。
じゃかじゃかハンドルを回していた左手をスプールにあて、マニュアルでドラグ調整。
そしてすかさずラインを巻きこむ。
しばらく遊ばせてもらったところでようやく足元までよってきた。
最後のえら洗いをかわし、なんとかランディング成功。
なかなか引きの強かった51cm。楽しませてもらえました。
ここ最近、このポイントではなかなかでなかったサイズにちょこっと満足。
みんな30〜40cm前半のサイズだと思っていたけど、こんなサイズもいるんですな。。。
写真を一枚収め、リリースして再開。
ただ、一回場が荒れているので今度はゴロタ場にのって、流芯をさぐる。
流芯はあいかわらず、これまで同様の明暗際ではないパターン。もちろん明暗にも潜んでいるのだろうけど、ベイトが違うせいなのか、通してもでない。
あいかわらず際から3〜5m離れたところでライズしているのでそのエリアにいったん放り込み、7、8秒カウントダウンして、深めから徐々に浮上させるイメージでリトリーブ。すると、
コンッ!
ただ巻きながらやはり水面に浮上する動きは本能をくすぐるのか、バイトしてきた。
ただ、先ほどのような強烈な引きではない。これまでの有明サイズ。
ほどよく遊ばせてもらったところで難なくランディング。
37cm。いつもの有明サイズ。
さらに続投。いい加減明部のライズも出なくなってきたので、スローに明暗を流す。
しばらく続けていると、
コンッ!
明暗際で啄むようなバイト。
乗ったか乗らないか、1秒ちょいの攻防。
残念ながらバレた。。。
さらなる一本を求め、明暗を何度もなぞる。
。。。。。。。。。。
結局次は出ず。
さすがに潮も半分くらい下がったのでこのポイントはこれにてしばらく封印。
最後に昨日(というか今朝)見つけたフェリー接岸ポイントに移動。
もちろん途中はベイスラッグでテクトロ。でもこれまた出ず。(やっぱまだ岸壁の縦列駐車ははじまってないのね。。。)
ようやく多目的埠頭に到着。
SOLAS条約もあって陸っぱりでこういうシチュエーションは数少ない。
SOLAS条約もあって陸っぱりでこういうシチュエーションは数少ない。
半分下がるとさすがにこの足場の高いエリアはきっちり足元まで引くのが大変。
それでも5mあれば勝負できる。こういうストラクチャはそういうモンである。
しばらく水面を伺う。が、ぜんぜん浮いている様子はなし。
ということで早速取り出すはimaのB太。
岸壁と船体でギュッと狭くなったところにB太を落とす。
そして速めのリトリーブで一気に巻き上げる。
一投目、ダメ。
二投目、、、ゴンッ!
どうやら一投目で反応していた個体が2回目のトレースでガツンっと食い上げたようだ。
狭いところからやや強引に引きずり出し、にんまりしながらやり取り。
さすがに足場が高いので久々タモをつかってのランディング。
フェリー/岸壁の隙間から49cm。フツーのミノーパターン。
やっぱ、「ストラクチャゲーム最高!」
昨年の秋以来の明暗以外のストラクチャゲーム。かなり満足。
だが、もともと着いていた個体がこの一本だけだったのか、先にスレたのか、マーゲイ、RB、マールアミーゴと投げてみるが次が続かない。
さすがに前日の疲れも取りきれておらず、明日もふつうに仕事が待っているので、今日はこの3本で終了とすることとした。
これでしばらく有明の明暗とはお別れ。
しばらく他のところでうでを磨くとしよう。
と、いってもこれからしばらくはバチパターン。結局運河界隈なんですけど。。。
次に有明に出向くのは、6月かな?7月かな?
あ、その前にTSST第2戦があるか。。。
本日のタックル | |||
ロッド | Daiwa more than shooting master 80L | ||
リール | Daiwa トーナメントエアリティ2506 | ||
ライン | 東レ SEABASS PE1.0号+GrandmaxFX5号 | ||
HITルアー | ナイトレイド80F ヨレヨレ B太 | ||
釣果 | 4-3 (最大51cm) | ||
本日のポイント状況 | |||
後中潮 | 満:6:19/17:00 | 干:11:37/23:59 | 澄み |
天候 | 曇り 風:北のち東 |
4月1日(土)
TSST第1戦
いよいよ今シーズンも始まる。
昨年から参戦しているTSST(Tokyo-bay Shore Seabass Tournament:東京湾陸っぱりシーバス釣り大会)。
昨年は残念ながら第1戦は中止となったが今年は無事開催の予定。
限られた時間で何ができるか!?
サッカーやラグビー、アメフト等、球技に比べるとかなり長時間ではあるが、限られた時間内でやれる事を出し切る。こういうゲームが個人的には好み。
ただ。。。
ここ最近、これといったハマッたパターンが見つけられてない。
有明は渋い。運河奥もまだ入ってきていない。正直群れをみつけられていない。
不安ながら今日はギリギリでみつけたスズキ級がでたポイントにかける。
ということで最後の最後、受付時間までよく出向くポイントをひととおり下見し、20:40に葛西臨海公園に到着。
先に着いていたフッキングクラブのメンバーと合流。
しばらく合同での出撃はなかったのでここ最近の様子を聞いてみたが実は仕事が忙しかったりでほとんど出撃してなかったとのこと。
なのでフッキングクラブは今日は湾奥(運河筋)ではなく、一発勝負に千葉の養老川に出向くことにするとか。(フッキングクラブ、かいぱぱさん情報)
とくに知人というわけではないが葛西臨海公園には昨年よくみた顔がいっぱい。
今回は総勢69名。私が参戦した中では最多であるが、できればこの中でも3本揃えてなるべく上位に食い込みたい。
いつものように参加者一同ルールを聞き、いよいよスタートフィッシング。
すでに満潮を迎えており、開始となる21時はこのうえない時間帯。
もちろん目指すは昨日見つけた鱸級ポイント。ただ、ここ最近好調なだけあって、どれだけ一般アングラーが集まっているかが心配。
まず出向いたのはここ最近調子いい京浜運河
現場についてみて、驚きというか、ある意味「やっぱり。。。」というか。
ボードウォーク上はぎっしり。数えただけで10人は超えてる。
ただ、ほかに出せるポイントも見つかってないので、わずかな隙間に「スンマセン」とばかりにエントリー。
裏の球場の照明はすでに落ち、バチのV字波紋は辺りに散在。
そしてそれを捕食する音があたりに響く。
その1本を獲ろうと、昨日出したワンダースリムからスタート。
。。。。。。。。。。
で、出ない。。。
周囲の人にも出てない。
時合いが過ぎたのか?それとも昨日の群れはすでに移動してしまったのか?
気になったので隣にいた人に状況を聞いてみた。すると、
「すでに時合い過ぎましたね。」
がっくり。。。
ただ、それでもまだライズがチラホラ出ているのでそれにかけてワンダー/CA/にょろにょろを投げ倒す。
数回小さなバイトを感じただけで、結局干潮間際までノーゲット。。。
(こりゃ、あかんわ。。。)
運河筋での上げのパターンはいまだよく分かっていないので、とりあえず上げの流れの速い場所に移動することに。
上げ潮の速い流れを追って河口域に。でも・・・
やっぱ河口域でしょう!
と、勝手に決めつけ、自分の良く知る多摩川へオデを走らせる。
土手沿いチャリンコダッシュでポイント到着。
すでに上げ潮に変わり、川崎運河からの流れが勢いよく多摩川へとできている。
上げ潮の速い流れを追って河口域に。でも・・・
秋に数度強いアタリを取れた場所にエントリーし、潮目が寄るのを待つ。
だが、
あたりは静寂を保ったまま。
潮目が寄ったのでここぞとばかりにヨレヨレを投げ倒す。
。。。。。。。。
ぜんぜんダメだなぁ。。。
と思った直後、
ぴんっ!
何かが手前5mほどでバイト。
ここぞとばかりにあわせを入れる。
が、
ほとんど手ごたえなし。20cmちょいのセイゴちゃん。
規定サイズは40cm以上。ぜんぜん到達するようすもないのでそのまま写真も撮らずにリリース。
。。。。。。。。。
その後、相変わらずでかいのがあたる気配なし。
もうちょっと粘ってみようと思ったが、あまりの気配のなさに心折れ、3時過ぎに陸にあがり、
最後のステージに移動。
もちろん最後のステージといったら。。。
何度も助けてもらった有明。さて、今日は?
まだ暗い時間ながらポイントに到着して、「し、失敗した。。。」と痛感。
なんと、多目的埠頭にフェリーが停泊しているではないですか!?
しかも接岸の方向からすると下げ潮時に出やすい向き。
(船首が流れに向いている側のほうが私的には出しやすい)
すでに着いたときは上げ潮。真ん丸い船尾に潮があたっていて(といってもダラダラ上げ潮なのであたっているという表現がただしいかどうか。。。)攻めにくいシチュエーション。
それでも船尾/船首と岸壁との隙間にB太やマーゲイを通す。
が、反応なし。
そうこうしているうちに東の空が白んできた。
いよいよラストスパート。
岸壁沿いについているかもしれない個体を一気に掻っ攫おうとこれまたB太で岸壁沿いをテクトロ開始。
(普段ゲームを楽しむときはなるべくテクトロしないようにします)
ただ。。。
前日までの強風でごみが水面に浮遊して、風に吹き付けられてか潮で寄せられてか、探りたい岸壁沿いに溜まっていて探れる場所もごくわずか。
。。。。。。。。。。
結局、ノーゲットで帰着ぎりぎりの時間になり、渋々R357を葛西臨海公園にひた走り、ボーズを報告。
フッキングクラブの夜行人さんと合流し、大会側が用意していてくれたトン汁をすすりながら、お互いの戦況に関してプチ反省会。
そしてしばらくして閉会式。
今回のウェイン者は35/69人。参加者のほぼ半数が少なくとも一本は獲って帰ってきた。
残念ながら私は。。。
TSST参戦以来初のノーフィッシュ。
ま、これまでうまいこと獲れすぎてたのかも。
まだまだ未熟ですわ、ということを痛感。
ま、これに懲りず、これからもどんどん腕を磨いて、ポイント開拓して、次につなげるとしよう。
とりあえずお疲れだったので、いつものとおり、暁埠頭公園で仮眠。お昼に帰路に就いた。
ただ、このままこの週末を終わりにするわけにゃいかん。。。
本日のタックル | |||
ロッド | Daiwa more than shooting master 80L | ||
リール | Daiwa セルテート2500Rカスタム | ||
ライン | 東レ SEABASS PE1.0号+GrandmaxFX5号 | ||
HITルアー | ヨレヨレ | ||
釣果 | 1-1 (規定サイズ以下:20cm台) | ||
本日のポイント状況 | |||
後中潮 | 満:6:07/19:15 | 干:0:26/12:48 | 澄み |
天候 | 曇り 風:北のち東 |