今日の出来事   2006年09月


9月14日(木)


ようやく。。。

ひと段落。。。というわけにもいかんか。
とりあえず今日は開発途中の中間報告会が開催され、無事(?)お偉いさんの承認を受けて次のステップに進めることになった。

自分の担当分は10分もかからないだろうと踏んでいたのだが、さすがに製品内の直材費比率が高いので興味津々。そりゃそうだ。直材費の7割ちかくを占めているのだから、こいつがまともに開発が進んでなければ話にならない。。。

とりあえずいくつか宿題が出たのでまだまだ忙しい日が続くが、ちょうど試作が終わったので明日出荷サンプルを選出してしまえばわずかながら一息つける。
と、また試作のまとめ会で飛行機に乗ることになるのか。。。
面倒だからビデカンで済ますか。。。  


あ!   ビデカン・・・

いかんいかん。この言葉は使いたくない。。。



そいや前回この話に触れたんだった。


ということで、大したもんではないがさっそく有言実行としてみますか。



・種類が多いので、○○を評価すべきマスト・アイテムを抽出した。
これは入社当初違和感を憶えた最初の単語かもしれない。
「マスト」
決して船の「帆」のことではない。
英語の助動詞「must(〜しなければならない)」からきている(と思われる)。
つまり「やらなければならいアイテムを抽出した」ということを言いたいわけだ。
あ、まだ完全ではないですね。
「必須項目を抽出した」
これで完璧かな?


・当面のアクションはおこさないほうがベターだと思われます
「ベター(better」)」
私はこの言葉も意識的に使わないようにしている。
「よりベター」なんていいかたをする人もいいが結局は「より良い」と言いたいわけだ。
ここでは「良い」という意味合いよりも「無難である」という


・報告のデッドエンドの精度が高くないので、ASAPで問い合わせます
出た!
最初にこれを見たときはなんかの試験項目か何かだと思った。
「As Soon As Possible(できるだけ早く)」
そんなの分かるかってーのっ!!
どこかのアメリカ人が「JAP」というのでは飽き足らず、アジア全体の蔑称「ASian APe」とでも言いたいのかとも考えちまった。。。


・CSのプランをブレインストーミングさせてください。
「Brainstorm」
あるテーマについて多様な発想、意見を出して、良案を生み出すときの会議というか、自由な意見を述べる場のことを指す。
ブレイン(脳)?ストーム(嵐)?
普段こんな言葉を使ったことがなかった私としてはこれにはじめて参加するときはドキドキしたものだ。
(脳みそをぐちゃぐちゃにされるのか。。。)


・ベンダーに新スケジュールを撒きたいので教えてください。
これも今となっては特に気にならなくなってしまった言葉であるが「スケジュールを撒く?」ってどゆこと?
芽でも出るのか?
ほかに仕事上で撒くものとしてはメールだったり、レポートだったり。
でもいずれも芽は出ない。。。
(ベンダーとは業者(自分が客という立場での取引相手)のことですね)
ちなみにメールは送信するものだが、投げたりもするのである。どこまで飛ぶかが勝負のカギ。。。


・モノを出すことがファースト・プライオリティです。
「ファーストプライオリティ」
要は「最優先」と言いたいわけだが、とかく技術者のメール文などは文字数を減らす書き方が多い。
例えば「データ(Data)」やら「ドライバ(Driver)」
フツーのひとなら「データー」やら「ドライバー」と最後の「−」をつけがちだが、この間延びした書き方を嫌う。もとをたどると論文などで文字数を節約する為にこのカタカナ表記で最後の「−」を付けなくても意味が通じる単語に関してよく使われた表記方法だと思われるのだが、もしそいういう慣例で文字数を節約するのであれば「最優先」と書いたほうがよっぽど文字数が節約できるのに。。。と考えるのは私だけだろうか。。。


と、ここまでがとりあえず下に書いた初中級編。
他にも多くの基本的オトナ語があるが、もしかするとそれを嫌う人でも何気なく使ってしまっているかもしれない。
次は長井も驚愕の「不幸の女」編に突入するわけだが、その前に、「文字数の節約」について書いたので逆にその使い方に関して間違っている例を先取りしてみる。


・温度に対し、マージナリーだが、Bカバを拡張してパタンを広げることがリーズナブルです。
「カバ」?
「パタン」?
世間一般の人は何を言っているかよく分からないかもしれない。
同じ仕事、メールの文脈を把握していなければまったくといってよいほど分からない言葉であるが、使い方の悪い例として取り上げてみた。
もちろん「マージナリー(余裕ある)」や「リーズナブル(手ごろな)」という不幸の法則ではオチそうな単語であるが、私はそれよりもこちらの「カバ」や「パタン」に注目した。
実はここで使われている「カバ」「パタン」は

カバ→カバー(蓋)
パタン→パターン(電気配線路)

のことである。
前述したようにカタカナ表記の「ー」は文字数の節約だったり間延びしたカタカナ表記の歯切れをよくする意味を込めて省略したりするが、ここで省略された場合、何を言っているのかよく分からなくなる。

カバ→河馬?
パタン→誰か倒れた?

正直わけ分かりません。でもこうやって「−」を省略するのであればいっそのこと、
「温度に対し、マジナリだが、Bカバを拡張してパタンを広げることがリズナブルです。」
ととことんまでこだわって欲しいもんだ。
マジナリ。。。キテレツでも来たってか!?



と、書いているうちに疲れた。。。というか、うざくなってきた。。。
ということで今日はこれまで。

次回は頑張ってこの続きをやってみます。
次回のキーワードは主に「V」です。


以上


9月12日(火)


あまりに忙しいと。。。


今週末に開かれる今の仕事の中間報告的イベントに向けて資料を作ってみるものの、膨大な量に圧倒され、なんとかまとめつつも、今まさに現場で格闘している同僚へデータを見ながらの指示やら、要求事項への回答作りやらで追いまくられる。。。

あれこれ手をだしすぎて仕事が発散することが稀にある。
今日はそんな感じ。

まぁたまにはそんなことがあったほうが気分的にラクなのも事実。



ってなわけで。。。



ひさびさにメチャメチャくだらない、というか社会人の処世術としては意外と重要(?)なネタを紹介。


以前一度紹介した記憶があるが、「オトナ語」について、実際に会社生活で耳にするホンモノのオトナ語を紹介してみることにしよう。

(よく思い出せない方は 「http://www.1101.com/otona/」に立ち寄ってみよう) 

さらにここに登場するオトナ語はただのオトナ語だけではない。

深夜番組(というか、帰ってきたら放送している番組)で長井秀和 井上和香が司会をしていた「不幸の法則」でも取り上げられていた「女を不幸にする」要素が盛り込まれている。

(この番組をご覧になられてなかった方は「http://www.ntv.co.jp/housoku/」を参照)

特にここのためにかき集めたわけではないが、あるきっかけでかき集めてみてしまったとある人物の語録の中から’06上期のノミネート作品を厳選してみた。
特に業種、分野を特定できそうな部分は良識の範囲で伏せています。


さて、ここに立ち寄られた方、次の文章が企業言語として理解できるか?
(実際にメール等で蔓延っているいる用語です。固有名詞等を除き、ここのために文章を作ったわけではありません)

まずはこちら↓
【一般的なオトナ語、初中級編】

・種類が多いので、○○を評価すべきマスト・アイテムを抽出した。


・当面のアクションはおこさないほうがベターだと思われます


・報告のデッドエンドの精度が高くないので、ASAPで問い合わせます


・CSのプランをブレインストーミングさせてください。


・ベンダーに新スケジュールを撒きたいので教えてください。


・モノを出すことがファースト・プライオリティです。

続いてはこちら↓
【不幸の女続出!長井も真っ青の中級編】

・サスが堅くチューニングされているのか路面の振動がヴィヴィッドに伝わってくる。やはりゴーカート並みだ。


・おおまかな部品デヴィエイションは、添付ファイルのとおり。


・添付ファイルにてオーバライトしてください。サーバもリヴァイズしました。


・温度に対し、マージナリーだが、Bカバを拡張してパタンを広げることがリーズナブルです。


・本来の仕様をギャランティする根拠が必要です。


・もし□□になる場合は2日以上シップのアヘッドが必要です。


・一部のスペクトラムはデグラが大きく、○○の判定が並んでいるなかで△△と判定されているものもあります。


最後にこちら↓
【これであなたも企業戦士!上級編】

・今時点のデバイスの状況では○○○のトリミングしか切れるカードがありません。バーターはコストとデリバリ数量です。


・3時に見通しをご教示ください。背伸びではなく、コミットに近いコンサバ・ベースで。


・○○社とのビデカンで決定された8/10納期の相関取りは、いったんペンディングとします。


・納期を優先してブラインドで1ウエファーをASSYさせました。


・緩めたいアイテム毎に前後クライテリアでのラフなイールド見込みを提示してください。見込みの精度が低い
ならアイテムだけもまずは可です。



と、こんな感じで挙げてみたが、あなたはいくつ理解できたでしょう?
業種、分野を特定できそうな専門用語を絡めたこの類の作品はここでは紹介できないが、実際には山のようにあります。
もちろん文脈をたどれば理解できなくないことも多々あります。

が、私(および気の知れた職場同僚)は見慣れない文章の為、この類の文章がくるといったん固まります。
と、いまはだいぶ見慣れてしまいましたが。。。

さて、

せっかく紹介したので次回、もしくはそのうちにでも上記文章に関して簡単に解説してみたいと思います。


これらを理解することがまずは企業戦士としての第一歩なのかもしれません。
これを理解することが「マスト」であれば、私はできれば戦線離脱したいと思わなくもないです、ハイ。



以上


9月7日(木)


死にそうなほど。。。


忙しい。
すでにオーバートップに入っているのだが、もう一段上のギアが必要なほど忙しい。
しかも今日、帰り間際の10時。
絨毯爆撃かのように仕事が降ってきた。

学生の頃、期末テスト間際なんかにあったことだが、あまりに忙しいとどれも手がつかなくなるときの一歩手前。

せっかくの9月の満月を迎えようとしているのに、ちょっと休憩といきたかったができそうかどうかかなり微妙。
しかも来週も現場から「来てくれコール」。

でも、

今週末はしっかり休みますよ!

なんでかって!?

そりゃ


隼虎


があるからです。
そのために今日はスペシャルウェポンを準備した。
それは!?


じゃーん!




ダイソー100円ルアー


昼休み、モアーズの刀削麺を食べた帰り、階下のダイソーにこれを探しにいった。
もちろん理由はひとつ。

「ダイソー100円ルアーでも釣れるか???」


これが試してみたかったから。
めちゃめちゃ釣れちゃったりして。なんてったってパッケージ裏は、


釣り吉三平です!


そりゃ、釣れちゃうんじゃないの!?

っていうか、マジ釣ってみたい。
でもちょいと不安がないわけではない。
これまで釣れるルアーはある程度理解したつもりだが、、、


おいおい、ホントに釣れんのかよ。。。


メチャメチャ不安だ。。。(見た感じ釣れそうにねぇ。。。)


ま、その不安感も楽しめたりして。
ストレス満タンのこの頃。

こんな悪戯で解消してます。


あ、いちおうフックは伸ばされないちゃんとしたものに交換して出撃です。


9月4日(月)


そういえば。。。


あんまりいい話ではないが、私の遊び場で事故が相次いだので何の気はなく書いてみる。


先週末、多摩川の中上流部で水難事故が発生したそうだ。
3名が溺れ、うち2名が死亡。
実は先月末もそこから少し下ったところで高校生が死亡したそうだ。

どちらも私が何度か立ち込んだことのある場所。

原因はどちらもこれ。



「酒」



今さら言う話しではないかもしれないが、


酒飲んで酔っ払って川に入っちゃいかんよ。


別にこれを載せることに意味があるかどうかは分からんが現場はこんな場所。


ついこないだの事故現場ですね。多摩川丸子橋より



ちなみに上の写真の鉄道橋の下ではこんな遊びが楽しめる。


ときにはこんな瀬も浮き出ます。


ちなみに上の写真は去年のもの。
そういや、今年はここでガブッチョで爆釣していない。それは何故か!?


地形が既に去年と変わってしまっているのです


去年の台風や豪雨で川底の地形が変わり、この瀬は完全に削られてしまっていました(6月に1度だけ調査)。投げようにも届かず、届くところまで歩を進めるとドン深にはまるちょい手前。

なので命の危険を察知し、今年はここでの釣行は断念。

ちなみに下の写真も去年のもの。


アングラーが一列に並んでる理由は言うまでもない。


ここから先はこの年はドン深になってたわけですな。
(今年はどういう地形に変わっているかは知りません)

ここ多摩川の丸子堰は東京側に取水口があり、そちら側の水門は川底の基礎工事も深いところまで行われているため、水流が強い。そのため、堰の下流にあたる写真に見える土手側は急に深くなっている。その深さは3〜4m。一歩踏み出せばすでに足が底に着かない状態。

とくに川のように流れがある場所は注意しなければならないのに、酒で酔っ払った状態で入水するなんてもってのほか。
死人に鞭打つつもりはないですが、


自然をなめちゃぁいけません!


とくのこの堰の下流側は海の潮汐の影響を受ける。
これからの時期、大潮まわりの河口域にはいるからよく分かるけど、そりゃ大潮の引き潮と川の流れが合わさったときの流れといったら生半可ではありません。
足を上げて歩を進めようものなら足を着こうとした場所から50cmくらいは下流側の地面を踏むくらい流されます。(もちろんそうならないためにすり足状態で進みます。エイ避けって意味もあるけど)

川の流れの凄さを知っていればこんな事故は起こりにくいだろうけど、
酒酔いの勢いというか、バカ騒ぎの流れというか。
いつでも身の程を知っておく必要があるように思うわけです(って自分自身に再度言い聞かせ・・・)


なんでもちょことネットでみたところでは8月中の多摩川の水難事故は15名。うち7名死亡だとか。

あいにくというか、幸いというか、霊感はまったくといってよいほどないので、その方たちに逢うことはないだろうけど、まぁあんまりいい気はしないな。。。(事故防止の巡回が強まっちゃうだろうし)

こないだ河口のヨドバシ警備員対策に安全灯を用意したが、これは必携となった感じだ。

ま、万一ドザエモンでも釣り上げない限り、通い続けるんでしょうけどね。


気付いてみればすでに9月突入。
今月迎える秋分の日を境に潮が春夏の潮から秋冬の潮に変わる。
ここからは型狙い。

あがれば60UPってことが多くなる。
60UPは嬉しいが、間違っても160UPってことがありませんように。

っと、その前に何度もいってるけど「餌木」ですね。

っと、その前に今週末は「隼虎」だった。
榎本さんの助言どおり、レッドシャフトは近々キャスティングに持ってくことにしよう。


9月3日(日)


いよいよ。。。


秋めいてきました。
あいかわらずの生活で出張、釣りと公私共にそれなりにやっております。


とりあえずこの週末の写真を。
(最近こんな感じばかりですみません)



雲海の上には富士山が。夕焼けに浮き出ていい眺めだねぇ


そして、土曜は急遽企画があがった横浜本牧出撃 with key船長。

今日はなによりもまっちゃん、ホダカさんに真昼のシーバスを堪能してもらう


しばらく前の予報では「雨」っぽかったのに、晴れ男衆のおかげ(?)で超どピーカン。
みんな日焼けで真っ赤。


ややうねりが入りながらも良い天気。

長潮と潮周り的にはあまりよくない潮だったが、それがどうした、という感じでそれなりに釣れた。
とりあえずこの釣行記も後ほどUP(って全然進んでねぇ)
まずは全員のデジカメから写真を集めることからだな。。。
(それぞれのデジカメに今回はちりじりに入ってしまってるので)

そして、翌日。。。


洗い残した道具を洗っていてひとつ気付いた。



オーマイガーッ! 


ありゃりゃ。。。壊れてた。。。
ガイド内のリングがすっぽ抜けてしまっていた。

このまま使うとラインを痛めかねないのでとりあえず修理が必要そう。。。


あ、いいこと思い出した。


これを開発したラパラの榎本氏と知り合いだった!
とりあえず「ラッキー!」ってことがあり得るかも知れないから聞いてみることにしよっと。

来週は大潮周り。ホダカさんに本気モード湾奥ストラクチャゲームを堪能してもらう為に隼虎で出撃。
これまでに直せるか(時間があるか)心配。ま、新調したソルティストがあるからなんとかなるか。





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