今日の出来事 2005年2月
2月24(木)
外は一面銀世界。
ほぼ例年通り春一番が吹いたと思ったら、仕事を終え、会社を出てみると一面雪。
昨日は17℃もあったのに一転真冬に戻った。
こんな日は、窓越しに雪を見ながら日本酒をちびちび飲むのがいい。(って単にビールの買い置きが無くなっただけなんだが)
いよいよ外来生物法に関するパブリックコメント締め切りまで1週間。
先日あるプロバサーのHPを読ませてもらった。その時点でのBFNの登録数は35,000人とのこと。それから多少時間が過ぎてるからもう少し増えているかもしれないが、一説にはバス人口300万と言われている割りに思ったほど集まっていない。ま、予想通りといえばそれまで。なんでも指定反対のパブリックコメントを10万集めるとしているが、この調子ではその数字は到達できない。
おそらく何も変えることもなく、すでに敷かれているだろうレールに乗っていくのみ。
バスに限らずシーバスサイトやら2チャンネルで騒がれているこの問題であるが、よく立ち寄るサイトのあるページにこんなことが書かれている。(以下無断借用御免)
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僕はリスト入りには賛成である。
なぜならば、今回の問題を作った罪は一般消費者、いわゆる釣り人にある。
自分が選ぶ立場にあることも知らずに、ただただメディアに踊らされ、考えることを放棄した釣り人よ。
何もかもが、今さら遅い。
だけど、騒ぐことはない。きっと何も変わらない。
でも、目を覚まさなければ、ずっとこういう事が続くと思っていい。
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これはバスアングラーに対してのメッセージだろう。確かに、間違ってない。
この言葉、私には多少理解できる。
いまさらだが私も釣りを始めたきっかけはバスである。といいつつも当時はバスではなく、渓流やきれいな湖でマスなどをやりたいと思ってタックルをそろえてみた(その頃はCatch
& Eatなんって言ってたっけ・・・)。あのころはあまり物事に対して深く考えていなかったところもあったので当初の想いとは違って身近な水場で結局バス釣り。これがはじまり。
釣れないのも釣りから離れた理由のひとつではあるが、ロッドを振っている間もなにか煮え切らないものがあったのは事実。
ヒヨッシーズ釣り部を結成するにあたり、最初は多少知ったフィールドへ、という思いで1,2回バス釣りに出たことはあったが、シーバスの楽しさを知ってそれまでモヤモヤしていたものが吹き飛んだ。
そして選んだ。。。
誰でも自分の趣味を選ぶことができる。これを忘れちゃいけない。これは趣味に限ったことではない。なんでもそうだ。幸運にも今の遊びに巡り会うことができ、これを選んだ。そしてこの遊びがいつまでも楽しめるよう、これからも考えていくことにする。
今回の問題は自分の中で答えは出ているが、それでも簡単そうで難しい。。。
これは似た境遇であると感じているからかもしれない。だからこそ考えなきゃいけない。そう思うこの頃である。
バス釣りを楽しむ知人はいま、この問題をどう考えているだろうか。。。
さて、パブリックコメント、出すべきか、出さざるべきか。悩ましいところだ。
2月20日(日)
「感無量」
一言で言ったらこの言葉に尽きる。
慌しいながらも昨日はとても素晴らしい時間を過ごすことができた。
仲間の新たな旅立ちも嬉しいことだが、自分らの立場からすれば一応任務を全うできたのでホッと一安心といったところ。自分で言うのもなんだが今回は確実に「勝利」である。
シンゴさんの脚本の素晴らしさには心底感心するばかり。トモキさんのリベンジも成功。今回のMVPは確実にぶんちゃんであろう。だが、実際は今回のキャストはひとりとして欠けては成し得なかった。ホント、ヒヨッシーズのここ一番の力を久しぶりに感じることができた。
とにかく、全てがめでたい。そんな日だった。
事後報告だが、そんな中で我ながらマヌケな出来事をひとつ。。。
福岡入りは金曜の夜だったが、実はちょっとしたハプニングがギリギリになって発覚!
だいぶ前にネットで東京-福岡のチケットの予約を取ったのだが、時間以外何も見ていなかった。「仕事を終えて、羽田に行くには・・・19時半あたりの便がちょうどいいかな・・・」
ただ、それだけを見て19時45分発のJAL便を予約、そしてそのままチケットレスで決済完了。
だが、すでにここで大きな間違いが発生していたのだが、全然気づかずにいた。
出発当日の金曜朝、スギヤマさんメールの返信に、以前JALから来たメールをコピー&ペーストして、
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とりあえず下の便で先入りしてます。
JAL3057便
東京成田 19:45発 → 福岡 21:45着
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と送った。実はこのメールでも時間しかみておらず、「東京」の文字の後ろの文字には気づかず。。。
するとアツシさんから直後にメールがきた。
> 成田からなの?
> 時刻表見ても確かに成田ですね。
> ご苦労様です。
へ?何で成田???
自分のメールをよくよく見てみた。
あ゛ァ!?成田ぁ???
正直なんでか全くわからん。慌ててJALのHPに入り、マイレージ番号を打って自分の予約を確認してみる。
「・・・・・・確かに、成田だ・・・でも、なんで?」
理由はすぐに分かった。この事態をどう回避しようかといろんなケースを考え、空席状況を確認しにいってみる。
出発地:「東京(羽田・成田)」
「あ・・・・・・・・・まったくもって(・成田)を見落としてた・・・」
そのまま到着地を「福岡」にして検索してみる。
終日満席。。。
いまから他の便を取る事はできない。いろいろ考え、金銭的被害を最小限に抑えるには。。。
「成田に・・・行くしかないか・・・」
ということで、予定より1時間早く会社を脱出し、成田へと向かった。
飛行機はJALだったが、早めに行って第2ターミナルを覗くって楽しみもなくなっちまった。。。
「海外からのトランジットって訳でもないのに成田かよ。。。」
しかもギターかついで。空港に着くと、別にたいしたことない人間なのに注目の的。成田でギターという荷物は正直目立つ。
「あいつギターかついで、どこの国に流しに行くんだろう。。。」とでも思われてたのだろうか。。。
国内線に乗るのに成田エクスプレスに乗るのはおそらくそう滅多にない経験だろうが、今回いい教訓になった。
これからは予約確認をちゃんとすることにしよう。しかし、JALのHPも不親切だなぁ。。。(ってオレがバカだっただけなんだが)
今回はアツシさんに礼を言わねばねらん。あのメールが無かったら間違いなく羽田に向かっていたことだろう。
ありがとう、アツシさん。
そんなトラブルがありながらも、何とか無事(?)福岡到着。
前回立ち寄れなかった中州の屋台で飯でも食おうと思って何も食わずに飛行機に飛び乗ったので、ホテルのチェックインを済ませてそのまま中洲方面へ向かう。ラーメンとビールを2杯ずつ腹にいれて冷たい夜風に吹かれながら福岡の街を散策。
翌朝、ギターを取り出して音あわせと歌詞とタイミング練習をしていたら隣室の客に「うるさい」と言われたのでしかたなく早めに会場に向かう。
到着すると、そこにはなんとも素晴らしい光景が広がっていた。
「やっぱシーバスロッド持ってくりゃよかった」と悔やむばかり。。。
宴の内容もなかなかのもので、ここでも紹介したいところだが、これは大事な宝物として控えさせてもらうとする。
いい仕事(?)にみんな満足できたのでそのまま3次会まで突入。結局朝の3時半まで飲み続ける。
朝は飲みすぎたせいか、ちょっとアタマが痛い。。。
ホテルのチェックアウトを済ませ、博多駅に一度荷物を預け、「さて、どうしたもんか。。。」と喫茶店でとりあえず一服。
「腹も減ったし、ラーメンでも食うか。。。」 ←またラーメンかよ!?
といってもどこが美味いのかよく調べてこなかったので、前回keyさんに連れて行ってもらったお店に行ってみようとうろ覚えながら散歩ついでに向かう。
「元祖長浜屋」になんとかたどり着けました。
以前keyさんに「サクっと頼め!」と言われたのを思い出し、なんて注文しようか考えていたらちょうど寸前に入る客がいたのでこの人についてそのまま入店。
その人が頼む様子をみて、私も「カタ1」と常連の振り。なんとか難関は突破できたようだ。
とりあえず腹も満たされたのでそのまま食後の運動を含め、今度は明るい街並みでもと天神→中洲と散歩。
「いつの日か、再び訪れたい」と考えながら博多駅まで散歩。
結局長浜屋から博多駅まで小一時間歩いてしまった。
(アタマの中ではずーっと昨夜の歌が流れてました。。。)
福岡空港のラウンジで小休憩し、明太子を買って東京へと戻った。(もちろん終始あの歌が。。。)
私だけに限らず出発でいきなり躓いた感があるが、終わりよければ全てよし。
いい週末だった。
2月17日(木)
忙しくて大変申し訳ございません。
シンゴさんをはじめ皆さんに頼りっぱなしでしたが、ようやく私にも形が見えてきた。ギリギリになっての参戦だが、当日は可能な限りその場を楽しませてもらうことにしよう。。。
いつも思うことだが、シンゴさんのこういう時の力にはホントに感心するばかりだ。
そんななか。。。
またまた
来たぁ!
ナハナハ来たぁ!
一時帰国であるが、トクちゃん来たぁ!
お帰り、トクちゃん。まっちゃんとちょっとすれ違いになったがよくぞ帰ってこられた。
どうやら吉野家で飯食ってたときに電話かかってきてたようですが、まさかその電話生きてるとは思ってませんでした。。。でも、よくよく考えたら出国の日タクシーからかけてきてたこともあって電話生きてたのは当たり前なのかもね。
トクちゃんもたまにここに立ち寄ってくれているようだが、おそらくかえって帰ってきて早々ここには立ち寄る事はできないだろう。。。申し訳ないが、ひと思いにいかせてもらいます。
明日は久々の飛行機搭乗。
先日の福井は結局新幹線&特急だったので、飛行機に乗るのは約半年振り。羽田空港の周りはしょっちゅう走ってはいるが、第2ターミナルができてから空港内に入るのは初。早めに仕事あがってターミナル内をブラブラさせてもらうとしよう。
しかしながら。。。
今からこういうことを言うのは何とも寂しいが、来月は自重月間とさせてもらう。
先々週の開発部の飲みでは4次会まで突入。最後はタクシーを降りてどう帰ったか、さらには翌朝起きてなんでローソンの弁当がベッドの横に置かれてたのかも分からず終い。。。しかも4次会は部長行きつけの店だとこというを期待して参加したのに完全割り勘。。。ついでに言えば終電もなく27時ちかくにタクった。
さらに先週は蔵王でリフレッシュ。そして今週は西方での宴。
この3つのイベントでほぼ今月の給料は吹っ飛び。。。普段の生活費を入れずに自爆テロのボタンを押した感じ。
先に書いたように年休をつけてどこかに旅立たない(てない)のは1発目の4次会突入の「(上司が出してくれる)だろう飲み」の影響が大きいかも。。。
自重期間といっても愛車オデではそこらじゅうを走り回って、移動式仮眠施設として遊ばせてもらうでしょうがね。
とりあえず。。。
本日ヨドバシで買ってきたエンタの神様を3回ほど見た。
これでなんとかなるかな。。。
2月16日(水)
虫の知らせか。。。
スキーでも釣りでもないのに珍しく4時45分ごろ目が覚めた。自慢ではないがホントに朝は弱い。母親にも「あんたはたとえ火事になろうとも寝てるだろうね」と言われるほど弱い。というか、寝たら何が起ころうと6時間経つまで起きないのだが、何故か目が開いた。
そして間もなくベッドの下から「ゴゴゴ・・・・」と地鳴りというか、初期微動らしきものを感じたと思ったら、直後に「グラグラ〜」とベッドごと揺らすような大きな揺れ。
ただただベッドとともに揺らされ何もできず。というか、寝ぼけていたので「あ〜、揺れてるぅぅぅ」って思うのが精一杯。。。
揺れが収まったところでとりあえずTVを付け、「こういうときは大嫌いでもNHKだろー」とリモコンの「1」のボタンを押す。すると「ただ今大きな地震がありました(詳しくは憶えてない)」というような字幕のみでまだ詳細の震度は表示されてなかった。しかたなく、片っ端からザッピングし、最後にたどり着いたのはどうやら日テレだったようだ。
「だったようだ」というのは実は震度速報を見ることなく、また深い眠りに就いたようで、気づいたら「情報ツウ」が放映されていたからだ。。。
しかもすでに朝の地震の話題はどこの番組もやっておらず、17歳少年の事件ばかり。
震度が気になったので結局ネットで震度を調べていつもどおりの出社となった。
朝の出来事をひとつ。。。
専門は違うが入社して以来同じ職場に居る同期と最寄り駅でばったり出くわした。そのまま入ってきた電車にのり、他愛もない会話で時間を潰しながらの通勤。いつもと違う車両に乗ったのだが、この車両は途中で改札やら階段が近い車両なのでそこで効率よく降車しようとする人でいっぱい。そんな感じでメチャ混みの中、後ろの方からドスのきいた声が聞こえてきた。
「濡れるから傘どかせよ!」
誰かの傘がバカを怒らせたようだ。っていうか、その前に、
「そんなこと言うんだったら、この時間に、この車両に乗るな!」
ラッシュ時の東横線の渋谷行き急行まで混んでいないがこれだけ混んでてその言い草はないだろう。
世の中訳分からん人がいっぱい居るモンです。。。不測の事態は注意のしようがないが、ヘンな人にはとりあえず近寄らないことだ。
久々に。。。
飾り物と化していたギターを手にしてみた。弦はボロボロに錆び、全くもって音が合わない。
とりあえず音を探しながらなんとなく「こんな感じか。。。」Am→Am/Gと鳴らしてみる。
ま、こんな感じだろう。。。
お隣に住まわれている方へ
夜中の1時過ぎにギター鳴らしてすみません。。。
しかしいまだもってアルペジオは苦手だ。。。
2月15日(火)
2月も後半戦。年休残も5.5日と黄色(赤?)信号点灯
休みは取りたいが、仕事の進捗からするとそうそう休めない。年休二つ付けて4連休なんてやりたいところだが、そんな事をしたら自分の首を絞めるだけ。。。だが、これまで「決して年休は切り捨てない」と決めていたし、これからもそうするつもりなので有意義に使わせてもらうとする。そこでどうしようかとカレンダーとにらめっこ。
そして先日こんな感じのメールを上司に打った。
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下記のとおり年休を予定しております。
年休残:5.5日
取得予定日
2月23(水)/28AM(月)
3月11(金)/14AM(月)/24(木)/28(月)
*残り0.5(もしくは1日)は様子をみて設定するつもりです。
よろしくお願いいたします。
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すると上司からの返信はこうだ。
「了解しました。妙に飛び飛びなのが気になりますが・・・」
たしかに疎らだ。。。
とりあえず確定させたのは3/11まで。残りはまだ1ヶ月先なのでもう少し様子を見てから。
これにはちょっとした理由があるが、まぁ余計な事は言わないでおく。自分なりの考えと職場の雰囲気を多少考慮した上での設定。上司には「自己啓発に活用」といったが、実際間違ってはいない。
午前半休というものは忙しいときと飲み会の翌日などに非常に便利。3/11以降は実際は終日にせず、もう少し細かく分けるかも。
ようやく。。。
ちらほらとバチ抜けの報告が聞こえてきた。
夜行人さんも私が蔵王で遊んでいる間に楽しめたようで、フッコをあげたというメールが届いていた。
あとでGETBOOKで知ったことだが、その翌日も2本50cm級のフッコをあげたようだ。
さ、さすがだ。すでに夜行人さんは今シーズンになってフッコを4本。私はセイゴ3匹。。。
今週末は旅先にロッドを持っていこうか悩んでいたけど潮周りは悪いし、それどころではないだろうから止めて、翌週の潮周りまで待つとしよう。とりあえず26日か27日は下のポイントに行ってみようと考えている。問題は車をどこに停めるかだが、とりあえず1箇所は見つけたし、詳細は夜行人さんに聞いてみるとしよう。
6年ぶりに立ち寄った運河沿いの歩道。
当時は見向きもしなかったこんな所が非常に気になる。。。
しかし、あっという間に追い抜かれてしまった。。。頑張って夜行人さんに追いつこっと。
2月7日(月)
来たぁ!
ついに来たぁ!
一時的ではあるがまっちゃんが帰って来たぁ!
お帰り、まっちゃん。
実はお渡ししたいものがあります。が、詳細は後日ということで。
ホントは早速ながらバチ抜けにお誘い(強制連行?)したいとこだが、明日はどうも雲行きがあやしい。。。
ちょうど夜行人さんも釣果をあげたことだし(バチは居なかったようだが)、この潮周りははりきっていきたい。とこだが、ま、様子みながらでしょうか。
と、めでたい話をほっとくわけではないですが。。。
早速、厳しい判決が出た。
「バス釣り愛好家ら敗訴 再放流禁止条例めぐり判決 滋賀」
(http://www.asahi.com/national/update/0207/021.html)
昼休みはこの問題に関連した情報を終始見続けた。バス関連のサイトも覗いた(今も覗いているとこ)。いろんなところの掲示板も覗いた。
正直いってバサーの勝算はかなり低そうだ。
建設的な意見があまり見られない。懸命に自分の主張を通そうとしているが、熱くなるばかりでどこも「議論」と呼べるものではない。それでいて「俺なら小池環境大臣の前でも意見してやる!」などと意気込んでいる。
TPOをわきまえていない発言、これじゃダメだ。
凄んだところで所詮は渦中の野次でしか聞かれない。
何かを思うとおりに変えたいのなら、全てを黙らせることができる意見を持つことだ。
変えたいのなら思い通りにさせてくれない人間の上に立てる人間になれ!
言葉が悪いかもしれないが、今日見たほとんどの意見は「黙らせる」というより「笑われる」ものばかり。
私ですら肯けるものはなかった。あれではダメだ。
もっと両者の意見が見てみたい。
パブリックコメントはおそらくバサーからだけではないだろう。懸命にバサーが呼びかけているが、これまで見たバサーのメッセージでは国を動かせる建設的な意見はそれほど現れないように思える。
恐らく「オオクチバス指定に賛成」という意見を持つ人のほうが論理的なものを用意してくるだろう。
先日書いたとおり、どちらかと聞かれたら「特定外来魚指定」を支持する意見を持っているのでBFNには登録していない。だが、見てみたい。彼らが何を話し合い、どういう解を見出そうとしているのか。
バサー専門と書かれているから仕方ない。これまた言葉足りないが外にメッセージを出す場所がなければどこかの国の反政府軍のようなものにしか見られない。
こう書きながら、矛盾していると分かっていながら彼らがとてつもなく斬新な解を出してくれることにも期待している。
といっても、やはり難しいか。。。って、また纏まりなくなってしまった。。。
とりあえずは大局を見極めてみたいと思う。
2月5日(土)
いつまで経っても交わることのない性善説と性悪説。
バスアングラーにとっては、いや、なんちゃってバサーであっても先日とんでもない方針が打ち出されたことは周知のことだろう。きっと私の友人でバスフィッシングにはまっている人もこの辺の情報には敏感になっているにちがいない。
「オオクチバスの特定外来生物指定、環境省が意見募集 」
(http://www.asahi.com/national/update/0203/024.html)
この話題はすでにネット上のシーバス関連サイトでさえ論議をよんでいる。
以前からブラックバスなどは害魚問題として取り上げられ、バスフィッシングからシーバスフィッシングに転向した人もいるのでそういう人にとっては他人事ではないからだ。
あちこちでパブリックコメントへのリンク、BFN(Bass Fun Net)へのリンクが用意されている。
この問題は一言では片付けられない。自分が意見する立ち位置でその解答がまったく違う方向を向く。
すでに成熟した市場であるバスフィッシングを一掃することによって釣具メーカ、ショップの打撃は大きいはず。ショップはおそらくかなりの数が閉店に追いやられることだろう。フィールド周辺でバサーを相手にしていた商店街の人たちもただ事ではない。極端な話、死活問題だ。山梨は河口湖(あたりのどこか)の商工会議所の試算によればバス釣りによって年間40億円もあるという。
シーバサーにとってもショップがなくなるのは痛い。シーバス情報源の一端を担っているショップが閉店に追いやられれば、そこから情報をもらっているシーバサーにとってもそのダメージは回ってくる。
だが、環境保護的立場からすると考え方はまた少し変わる。本来その地にいなかった生物が入ってくるということはとんでもないことだ。たかだか1種放り込むことによってその生態系全体を揺るがすことになる。
もちろん環境面だけでなく経済活動へのダメージも大きい。これは前々から言われていることだが、周辺でワカサギ漁などを営んでいる人たちにすれば明日の飯を脅かすにっくき敵。ワカサギだけでない。フナや鯉も然り。川バスなんてのもいるから鮎もその危機に直面しているだろう。
では、今、私の意見はどちらだろうか。。。
まず、これまでの事実を挙げた方がよいのかな?
1.バスは元来日本に居た魚ではなく、どこかの釣り好きが勝手に持ってきたものである。
2.バスは魚食性の強い魚で在来魚を食い荒らす恐れがある。
3.安直な考えによる密放流で全国的にバス生息域が拡大した。
4.ワームオイル等で水質汚染を助長している。
5.バス釣りは一般的娯楽として定着した感がある。
6.プロバサーやショップなど、バス事業で生計を立てている人もいる。
7.バス以外にも過去に移入された魚はいる(ニジマス、ブラウントラウトなど)。
私はどちらかといわれれば「特定外来生物」に指定することには賛同する。
上に挙げた1〜4の気持ちが強いためだ。私自身、釣りと関わるきっかけがバスであったことは事実である。当時は私自身、物事を深く考えていなかったように思える。ただ、いつからか出来上がった考えはこうだ。
「今ある自然をできる限り壊すべきではない」
「次の世代にも本来あった自然を残してあげたい」
同じことを言っているが、これが自分の根底にある。
「今」というと「『今』はすでにバスも定着した感がある」と言われそうだが、バスが日本に広く知られるようになってまだ20年程度。その前に生を受けた人間としてはその頃何も知らなかったとしてもそういう時代を生きたのも事実。
その頃から自然環境は変えられてしまったのである。
この問題がシーバサーの間でも語られるようになってから、それまで立ち寄らなかったバス関連のサイトを覗いてみるようになった。
数多くのプロアングラーがそれぞれに熱いメッセージを伝えようとしている。
「自然を愛して止まないバスアングラーであればこそ・・・」
「自然豊かなフィールドでいつまでも遊べるように・・・」
たしかに想いの熱さは伝わってくる。が、ここでちょっとした疑問が私には残る。
バスが生息している湖沼は本当に「自然」なのか?
この問題に関してはおそらく全てが納得のいく解は求める事は難しい。
私自身、いまここに書いた内容が全てではない。バスアングラーでなくても書き始めたらまる1日書き続けてしまいそうな内容。
今はバス釣りを愛する人たちがどのような行動をとり、どのような道を選択するか、また、国がどのような対応を取るか、一挙手一投足を見守ることにする。
何が真摯で、何が外道か。
シーバスアングラーも先日SOLAS条約によりフィールドに多少の規制が入った立場ゆえ、この動きはある意味見逃せない。ここ1〜2ヶ月はシーバスに限らずバス関連の情報も要ウォッチだ。(パブリックコメント期限は3月2日まで)
さしあたってのイベントは次の判決だろうか。
「根拠」と「効果」主張対立 琵琶湖・外来魚訴訟、7日判決
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050205-00000021-kyt-l25)
なんか、読み返すとまとまりなくなってしまったので、とりあえずここで一回締めます。
2月1日(火)
ごく稀に妙に気分的に沈むことがある。最近そんな感じ。
後で考え直せば何でもないようなことでも今この時点で次の一歩を踏み出せない自分自身への嫌悪感というか、消化しきれない不甲斐無さというか。
そんなネガティブな思考が連鎖反応して気づくとどんよりとした空気がまとわり付いている。
でも、今日だいぶラクになった。きっかけは些細なことかもしれないが自分的にはかなり救われた気がした。
まだ通常より気分は沈んでいるかもしれないが、上向きの兆しが自分の中にでき始めた。あとは一気に駆け上がればいいだけ。
まわりからは能天気と思われがちだが、年に1回あるかないか。まぁこんな時もある。
ひょんなとこから転がり込んだMISIAライブに今週末行って気分転換でもしてくるとしよう。なんでもかなりの特等席っぽいから楽しみだ。今年になって立て続けでライブに出向いているが、やっぱり生で聴けるのはいい。
また新横浜で陶酔してこよう。