今日の出来事   2004年2月


2月26日(木)

今の正直な感想。

「ぷはぁ〜!」

今週はさらに忙しく大変だった。ひたすら潜り続け、ようやく浮上できるかってところ。
今週も半分教育が入っていたが、それでも自分の仕事が減るわけではない。むしろ増えていく一方。。。
そんな中、近々に結論を出さねばならない仕事があった。

今やってる試作品に搭載しているサンプルをそのまま量産に着手させるか合否判定をしなければならない。
電気部品に限らず世にある大体のものがそうだと思うけど、モノを作るにはある程度のリードタイムが必要だが、今回合否判定する部品は材料を仕込んでからモノになるまで最短で2ヶ月はかかる。試作ラインでさくっと作るのと、量産ラインで清々とモノを作るとでは、治工具や金型の精度がまるで違うのでそれの準備やら何やらで先頭品が出てくるまではある程度時間がかかるのは当たり前。かといって承認を遅らせて「モノが作れませんでした」って言い訳が通用するわけでもないのでやることだけはやらねばならない。

とはいいつつも、出来上がってきたモノは初期段階での計算値と合ってない。。。
このズレを補正しながら、かつそれを見越して量産着手にGOをかけるのはある種「賭け」みたいなものだ。。。
しかし相手さんもどこをどういじればどの位特性をセンタリングできるか知ってるだろうからそれに期待して補正をかけることになるだろう。


そういやこないだふと思ったことがある。


私も日ごろ忙しい方だと思うけど、私に限らずこのご時世どこも忙しい人でいっぱいだろう。
そんななか「こんなに働かされてやってられねーよ!」と愚痴をこぼす人は少なくないはずだ。もちろん今の職場でもそういう愚痴をこぼす人はいるだろうし、以前私も「もう知らん!こんなにできねーよ!」と言ってた方だ。
中には上司に「こんなにできません!」とか「なんで私だけこんなに・・・」と噛み付く人もいるくらい。

実際は「私だけ・・・」ではないんだよねぇ。。。
たいていそういうことを言う人ほどそれほど仕事をやってなかったりするもんだ。実際身近でそういうことを発する人がいるがその人に比べれば100歩譲っても私の方が深く潜ってるほうだと思う。。。

どんなところにも実は上を見ればきりがないもんではないかな・・・
もちろん私なんかもっと頑張ってる人に比べればまだまだ努力が足りないのかもしれない。

「弱い犬ほどよく吠える」

できることなら私は弱い犬にはなりたくないもんだ。(ゴルフではまだ「負け犬」の称号を与えられてるが。。。)
愚痴を言おうと思えば山ほどあるが、とりあえずぐっと堪えて頑張ることにしよう。
まだまだ仕事に関しては精進中です。

そんな中、実は今週末は学生以来ひさびさの「白馬スキー」。
これがあるから今週は忙しさにも耐えられたのかな。あと1日頑張れば待望の八方尾根のゴツゴツゲレンデが待っている。。。さて、明日に備えてさっさと寝ることにしよう。


2月18日(水)

今日も終電手前での帰宅。ここまでくると「残業」というより「定時帰宅」になってるな。。。
そんな中、今日もいました、面白い人。

さすがに雪山ハイシーズン。夜行バスでのスキーツアーみたいなものがあるのでしょう。
電車の中にはスノーボードをかついだ恐らく大学生くらいだろうと思われるカップルが乗ってました。あれこれゲレンデやらスノボテクの話。ボードの話はあんまり分からんが、雪山の話は他人のを聞いてるとむかつくもんです(仕事帰りなので)。

そんななか、電車の吊り広告でも見たのでしょうか。
(一言一句覚えてないけど、だいたいのお話)

彼女:「わたし、DVDレコーダ欲しいなぁ。でも高いんだよね。そういえばDVDって何の略なんだろ??」
彼氏:「マジで?『デジタルビデオディスク』だよ。」
・・・・・・(しばらくして)・・・・・・
彼女:「最近IT、ITって『IT』ってなんなの?」
彼氏:「インターネットだよ。お前だって使ってるじゃん。」
・・・・・・

いやー、まだいたんですね、こういう人。「君の彼氏物知りだね」と言ってあげたかった。
外見で人を判断するのはよくないことだけど、確かに知らなそうだといえばそんな感じもする。

DVD:Digital Versatile Disk(デジタル多用途ディスク)
IT:Information Technology(情報技術)

けっこう間違えてる人が多いことばかもしれないがさすがにITくらいは浸透してると思ったが。
(ITテクノロジーとか言ってる人はおそらく同じ間違いしてるんでしょうね。。。)
ここで書いても彼らはわからんか。。。
その彼が、理工系でないことを祈るばかりだ。

しかし電車の中ってちょこっと耳を傾けると面白ネタ満載です。


2月13日(金)

青森から無事帰ってきました。しっかし今回の出張は参った。。。
木曜日に来週の会議の事前レベル合わせ会議があったのだが、そこで現在行っている試作が大トラブルでまともにモノが出来上がってない、というか動いてないという話題があがった。実はこの試作は先週末からスタートしていたのだけど、いままで私が主に担当していた部分を後輩が担当することになったのだが、さすがに不慣れなところもあってミスがけっこう目立った。確かにそりゃそうだ。この後輩、メカ屋さん(機械系出身)なのに電気屋の仕事与えられたもんだからそう簡単に対応できないようだ。メカ屋さんのなかには電気を苦手にしている人もいるようで、あまりトラブルに対処できないらしい。

機構系というのは誰でももの申し安い。「ここが長すぎ」だとか、「ここが出っ張ってる」など、間違いは見つけやすいが、電気というのは配線の中にいろんな信号が走ってはいるが、ケーブルを見たところで「あ、今ここ○ボルトだ」なんて視覚的な判断が非常に難しい。(というか計測器を使わないとできない。)
電源がショートしてケーブルが燃えたといかいうのは簡単ではあるが。。。(といってもほとんど発生しないが)

話を戻すと、そんなこんなで「やっぱお前行って来い」ってことになってレベル合わせ終了後、急遽羽田空港に向かうことに。。。
Webで飛行機の空席検索/予約をして、羽田までの電車接続を確認して、資料をカバンに詰め込んで。。。しかもほぼ泊まり確定なのに着替え持ち合わせてないので途中でシャツ、パンツ、靴下をとりあえず購入。そのまま飛行機に飛び乗り一路雪国へ。「マジか!?」というようなスケジュールです・・・

ホントは今月はじめに青森出張する予定だったけど、出張対応よりも優先度の高い仕事が舞い込んできたので1ヶ月ぶりの青森。景色は一変してました。空港から出張先までの道路はひたすら「雪の壁」。高さにしたら2mはあったかな。(せっかくの雪国なのにスキーも持たず、分厚い書類とパソコンなんて寂しいもんだ・・・って仕事だから当たり前か)

到着したら現地スタッフは首を長くして待ち構えてた。「やっと来たぁ、もう大変っすよ」と会って一発目に言われた。
とりあえずそこらじゅう火噴いてる(トラぶってる)らしく、しかも設計の誰も来てないもんだからお冠の様子。
あれこれ聞いても感情まるだし、「っつーか、やってられねーよ」とでも言いたそうな雰囲気。
まぁ喧嘩してもしかたない、対処法をあれこれ教えてひとつずつ問題を潰していこうと思った。

しかし怒りがおさまらないのか、こっちがある程度対処法を教え、段取りを組んで効率よくやろうと思って「じゃぁ、リスト作ってこれはこっちにまとめて、それはあっちに・・・」と話してる中、人の話を半分くらい聞いてるかという感じで勝手に作業をやりだしてしまった。。。

ここまで来るとさすがにこっちも腹が立ったので、「もう知らん、勝手にやれ」と思い、彼らには手に負えない部分を優先的に片付けていくことにした。結局、向こうも半分くらい終えて発散状態になったらしく、残りは私がリカバーした。
とりあえず、なんとか稼動できる状態までは持っていけたので後は彼らに任せることにしようということで、今日の最終便で帰る事にした(もちろん週末の予定もあるので)。

脅したくはないが、どの部門も怒らせると怖いけど、「設計者を怒らせると怖いよ」と言いたかった。
(今回は私に非はまったくない問題なのに・・・)
といっても、まぁ、同じ目的をもって仕事してる仲間であるからそのうち酒でも入れれば元通りでしょう。

しかしサラとは大変なものです。

とりあえず、無事今日帰って来れたので明日は気晴らしに予定通りスキーに行くことにします。
地元ホダカも合流することになったのでさらに熱く滑る(飲む?)ことになるでしょう。
今回はかなりごちゃ混ぜスキーだけど、ま、行くメンツ面白い人たちだから何とかなるでしょう。

ホダカもトクちゃん、まっちゃんに会うのは久々でしょう。スギヤマさんもホダカと初絡み。ホダカってヒヨッシーズのほとんどと遊んでるから、ほぼ一員なのかな。。。


2月11日(水)

ただ今AM11時。これから仕事に出かけます。たいていの人は休日なのだろうけど、今月は半月ちかく社内研修が入っているのでめちゃめちゃ本業に支障をきたしてる(ホントは研修でそんなことがあってはいけないのだろうけど)。
実は来週明けに待っている会議のデータ取り、資料作りを今週金曜までに完成させなければならない。

よく「今日できることは明日に延ばすな」という人がいると思う。この言葉も大事だけど私にはもうひとつ大事な言葉がある。

「明日できることは今日やらない」

入社、配属したとき最初の上長がよく水曜、金曜の夕方に発してた言葉だ。
そう、これは飲みの誘いに来るときの決まり文句。どういう業種でもそうだろうけど、あれこれ忙しくて残業、残業の毎日。けれど、あまり根詰めてたら仕事の効率も低下するだろうからと、このときの上司はこういうところに機転のきかしてくれた。

「ほれっ、そんなの明日できるんだから今日やらなくてもいいんだ!早く支度して行くぞぉ!」

こんな感じでよく飲みに行ったもんだ。
この言葉は今でもありがたく使わせてもらっている。
昨日久々「川崎で飲むぞ」とお誘いがあった。ということであれこれ忙しかったが、飲みに参加。
有意義な時間を過ごさせてもらった。

そんなわけで、昨日早あがりした分、今日はお仕事。
「休みの日に会社に出てまで・・・」と言われそうだけど、休日の出勤は意外と、というかかなり効率がよい。
平日はどこかの営業からかかってくる電話対応やら突然の会議の呼び出しやら自分の業務に集中できないことがよくある。休日は営業からの電話はまずかかってこないし、雑務もまわってこない。

ということで休みの日であるが、昨日早上がりした分、週末をのんびり過ごすため仕事をしに行くとしよう。

ちなみに今週の土曜はまたヒヨッシーズ、まっちゃんの先輩、うちの弟やら多方面から合流しての雪山出動。トクちゃんはすでにシーズン真っ只中だろうけど、今シーズン初合流。トクちゃん、久々かっ飛ばしましょう!


2月6日(金)

今週はマジで疲れた。さすがに会社に毎日13時間ちかく居続けるとつらい。。。
今週から1時間とちょっとだけ早く出勤するようにした。たしかにこれまで自分でも「ちょっと遅いかなぁ」という時間に出勤してたのだが、それでも日々の出勤時間誤差は15〜20分程度(電車一本くらい)なのである意味安定して出社してたわけでそれが定時といえばそれまでの話。
しかし、結局慣れというのは怖いもので、「さて、そろそろ・・・」と時計を見ると結局いつもと同じ時間。出社時間を早めた分これまでより長く働いてることになる。
ま、ぶちょー直々に「出社時間を早めよう強化期間」宣言がでたので朝早く来るようにするのはしかたないか。
(遅いのはわたしだけではないのです。。。半分・・・いや、それ以上の人たちかな??)

今日はなんか冴えてた。昨日、晩飯の時間を割いてちょっとした会議が開かれた。あれこれ議論がかわされ、ある特性調査の提案をしてみた。そしてその中で今日の朝からその落としどころを私が探すことに。「落としどころを探す」というのは回路(抵抗はコンデンサ、配線etc)を見直すことだ。(これでも一応電気屋なもんで)
しかも今日は午後から社内研修なるものがあったもんで、午前中にオペレーションの全てを決めねばならなかった。あまりじっくりと見てる時間もなかったので「えいや!」であたりをつけ、「この設定でリトライしてみて」と言い残し、研修へむかった。
研修終了後、その結果を聞いてみると、「ずばり的中!」多少検証する項目はあるが、当面の問題は解決。
まぁ電気ってこんなもんなんです。(いちおうあたりを付ける根拠はあるのですが)

まぁあれこれ悩んでそれが上手くいったときは気持ちいいもんです。
今週はたしかに長時間労働となったけど、上の内容だけでなくいろんな残件がいい方向に進んだからよしとしておこう。
ただし、まだまだ残件は山のようにあります。。。明日も出勤です。


2月2日(月)

いよいよ2月突入、雪山もかなりハイシーズンに入りました。
そんな中、先週末ヒヨッシーズのまっちゃん、スギヤマさんとまっちゃんの課の同僚(本社釣り部)と合同で野沢温泉に出向いた。中でもヤナギサワさん、オノさんは何度か'03シーバシングで一緒に釣行してしていたが初のゲレンデコラボとなった。本社釣り部も最大釣果を出した人が部長をやる決まりになっているようで、ヤナギサワさんが73cmのビッグシーバスをあげて部長を張っているそうだ。私は多摩川派、ヤナギサワさんは鶴見川派で好みのポイントはやや異なるが'04シーズンは情報交換させてもらって釣果をあげていきたいところ。

ま、釣りのネタは3月に入ってからにするとして、今回本社釣り部と同行してちょっと感じたことがある。
「うちら(ヒヨッシーズ)スキー部はちょっと滑りすぎ??」
普段keyさん、まっちゃん、スギヤマ、とくちゃんらと一緒に滑ってると、

リフト乗車→(休憩)→リフト降車→即、滑降(ほぼノンストップ)→麓到着→リフト乗車・・・(の繰り返し)

さすがに本社釣り部はうちらのペースには驚いていたようだった。確かにそうかもしれない。
スキー場での時間比率を考えてみると



半分以上はリフトに乗ってます。。。
ま、リフト券の1回乗車あたりの料金の安さは当日のゲレンデでかなり上位に食い込んでいることでしょう。
別にそれを狙っているわけではなく、滑りたいように滑っているとそうなってしまうのですが。。。

そんななか、ホントは立ち入り禁止だと思われる場所があり、先人の開拓路があったのでそこに立ち入ってみた。
そのちょっと先にちょっと盛り上がったところがあったので「こりゃちょっと飛べるかな?」とおもって突入してみた。やはりギャップになっており、とりあえず開脚した足を閉じ、着地してみたのだけど下はフカフカの新雪。着地はそれなりにできたのだけど、柔らかすぎてファンスキーの先端が新雪の中へ・・・久々縦回転してみました(というよりそうせざるを得なかった)。おかげで昨日、今日と首に違和感あり。。。keyさんからの香港土産「タイガーバーム」をさっき塗ったので明日にはよくなっていることでしょう。


話は変わるが昨日ちょっと神田まで車で出かけた帰りにあった出来事。
世田谷や目黒は誰もが想像するように高級車があちこちで目に付く。東京駅の周辺、銀座、皇居まわりでもそんな高級車はよく目にすることができる。
それは神田から皇居の横を通り過ぎるときのことだった。
何気なく3車線の真ん中を走っているとなにやら右後方からかん高いエンジン音が聞こえてきた。
「フォーーーーーンッ」
フェラーリが勢いよく私のオデを横からぶち抜いていった。しかし加速して2速から3速に入れる前に手前の信号は「赤」。前にどこかのTVで言っていたけど、よくそのようなスーパーカーに乗っている人は車に「キャサリン」だとか「エミリー」だとか愛車に名前付けちゃって、同乗者にそのエンジン音を「どうだい?キャサリンの音色、体中に響き渡るだろう?」とかなり超ナルシスになってるらしい。きっとそのフェラーリ運転手もこの寒空の中オープンにしてそんなご自慢カーのエンジン音に酔いしれているのでしょう。(この寒空ならふつー頭冷えると思うんだけどなぁ・・・)

しかし私は面白いことに気づいた。ちょうど夕方ということもあって道路はやや混雑。フェラーリはそのかん高いエンジン音で周りの車を蹴散らそうとしている(感じがする)がそうはいかなかった。
手前に「軽自動車」が立ちはだかったのだ。
フェラーリはエンジンを鳴らして威嚇しているがその前の軽自動車はそんなのお構いなし。ちょっとできた隙をかいくぐって隣車線に移ったりとあれこれやってみるものの結局そちらの車線の方が流れが悪く、また軽に先を越される。結局その軽を抜くことはできなかった。

「軽自動車に勝てないフェラーリ」

この車ってホントに速いのかなぁぁぁ。。。
別にスーパーカーを否定するわけではないけど、かたや数千万円、かたや百万円弱。どちらも同じ速度で走るしかない都内。。。さて、どちらが徳なのでしょうか。。。




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