井原勝介岩国市長の責任を問う決議
12月24日に閣議決定された来年度予算政府案は、現在建設中であり、しかも市民の安心・安全を守る本市の防災拠点として位置づけをしている新庁舎建設に対する補助金及び重要プロジェクトの一つである民間空港再開関連予算がいずれも計上されていないという、本市にとっては非常に厳しい内容となっている。
このことにより、今岩国市民の間には動揺が広がり、本市の将来に大きな不安を感じ始めており、こうした結果を招いた一因は、市長の政治姿勢にあると受けとめている市民も少なくないという現状がある。
我々議会としても、来年度の政府予算における本市の関連予算については、これまでの市長の発言や行動から予算を獲得できるかどうか危'倶し、市長として一刻も早く問題解決の糸口を見出すために、早急に国に対して現実的な対応策を示し、協議を行うよう提言してきたが、何も示されないまま今日に至ったわけである。
その結果として、新庁舎の建設補助金や民間空港再開関連予算が見送られるという事態を招いたことに対する市長としての行政責任は重いものがある。
このことから、我々議会としては、井原勝介岩国市長に対して責任を問うとともに反省を促し、みずからが国・県との信頼関係を早急に再構築し、現実的な対応をすることにより、本市の将来に禍根を残さないよう、補助金獲得に向けて最善の努力をするよう求めるものである。
以上、決議する。
平成18年12月26日