2006年6月19日
岩国市議会
議長 本田嗣郎 殿
日本共産党市議団
団長 大西明子
議員対象アンケートに対する日本共産党の
見解と市議会全員協議会の開催申し入れ
岩国市議会は6月16日一般質問終了後各派代表者会議を開き、新市の諸問題について議員に意識を確認するためとして、全議員(任意提出)を対象にアンケートを実施することを提案しました。
日本共産党市議団は、「議員にアンケートはなじまない。必要があれば議会で議論すればいい」とアンケート実施反対を主張し、参加しないと態度表明しました。
米空母艦載機部隊の岩国移転問題、民間空港再開にともなう財源問題。新庁舎建設事業に対する補助金の問題等、いずれも岩国市にとって重要な問題であります。こうした重要な問題を無記名でアンケートを行うことは政治家として市民に対して責任を負う立場でないことは明らかです。
新聞報道で本田岩国市議会議長は「将来を決める重要事項について国や県から議会として見解が求められている。こうした問題について統一見解を出していないだけに議員の意思を確認しておく必要がある」と説明しています。
議員の意思を確認するためには、全員協議会を開き一人一人の議員の意思を確認することこそ必要です。よって日本共産党市議団として市議会全員協議会の開催を求めます。
以上