2009年12月定例議会 一般質問

再質問はもうしばらくお待ちください。

 

古谷清子(質問)  皆さん、こんにちは。日本共産党の古谷清子でございます。皆さんも大変お疲れになっているところ、もうしばらく御辛抱ください。

  本当に時がたつのは早いものです。2009年もあと20日余りとなってまいりました。クリスマスの飾りつけをした家があっちこっちで見られ暗闇の中で浮き出るイルミネーションは本当に幻想的で、クリスマスにはサンタがプレゼントを持ってきてくれるのではと思うようなうきうきした気分になりますが.皆さんはいかがでしょうか。私は子供のころ家に煙突があったんですが、うちの家にサンタが来たことは一度もありません。ですから私はいまだにこの時分になるときっとサンタがやってくるのではいかという思いでいつも待っております。

  ところで、今年は歴史に残る激動の年となりました。8月に行われました総選挙での国民の審判は過渡的な情勢と特散づけることができる日本政治の新しい時期を開くものとなりました。国民が総選挙の審判にかけた思いは自公政権によってもたらされた耐え難い暮らしの苦難、平和の危機を取り除きたい、政治を変えたいという強い思いでした。日本共産党は新政権のもとで政治を変えたいという多くの国民の期待にこたえるとともに、不安や批判を代弁して問題点を正し、日本の政治をさらに前に進める建設的野党としてこれからも頑張っていきたいと思っております。

  それでは、通告に従いまして一般質問に入らせていただきます。」

 錦川に関する諸問題については先ほど山田議員が議会のたびに取り組んでおられますし、今回も質問をされておられますが、私は上流に計画され現在建設中の平瀬ダムについて質問いたします。

  まず、現在までの進捗状況についてと無駄なダムの建設の中止を求めることについて質問いたします。政権が変わり、ダムの見直しが現実のものとして動き始めています。平瀬ダムも合併前の錦町時代に計画され、現在に至っていますが、この話が持ち上がったときから、我が党の町会議員でありました佐古氏は国土問題研究会の専門家と調査団をつくり、錦川の調査をいろいろな角度より取り組み、流域住民に呼びかけ、学習会や見学会そしてダムのもたらすさまざまな被害を告発され署名集めと運動を進めてこられました。

  しかしながら残念ながら志半ばで他界をしました。今この運動は新たな若者たちにしっかり受け継がれています。 この事業は県が行っていると開いておりますが、市としましても岩国市の財産、環境を守る立場より中止を求めていくべきだと思いますがいかがでしょうか。

  次に森林の再生とエネルギーについてです。

  森林再生の取り組みについて、山口県下一の面積を有する森林面積の本市においての森林整備の現状及び今後の対応について質問いたします。林業を取り巻く環境は、木材価格の低迷や林業従事者の減少、さらに農山村では過疎化の進行して大変厳しい情勢にあると思います。また、森林所有者の経営意欲も減少し、十分な森林整備が行われていないのではと思いますが、本市の現状及び今後の対応について質問いたします。

  次に、バイオマスエネルギーの現状と課題について

  姫野議員ともダブりますが、先般錦町におきまして新エネ百選記念セミナーin岩国森林バイオマスエネルギー活用と地域振興ということで視察と講演が行われました。ペレット工場やガス化発電所の見学をし、大学教授を初め数人の方のバイオオマスエネルギーについての話を聞いてきたところです。

  そして、そのときに岩国市は先ほども農林部の参事より話がありましたが、新エネ百選を受賞されたということでした。おめでとうございます。そこで、本市における現状と課題について質問いたします。

  そして、次に、ペレットストーブの普及について質問いたします。

  錦町の中でも公共的な施設で数カ所しか設置してないとのことですが、環境にやさしい燃料のストーブでもっと一般的に普及できないものかなと思いますがいかがでしょうか。最後に、農地法の改正について質問いたします。

  このことにつきましては、6月にも質問をいたしましたが、6月の段階では参議院の農林水産委員会で可決されたばかりで詳しい取り扱いが決まっていない状態でした。そして、それが12月中旬ごろには改正農地法が施行されるということでしたので、今の段階ではある程度の方向が出たのではないかと思いますので、今後の取り組みなどについて再度質問させていただきたいと思いまして、檀上からの質問を終わらせていただきます。