2009年6月定例議会 一般質問

再質問はもうしばらくお待ちください。

 

古谷清子(質問) 皆さんこんにちは。日本共産党の古谷清子でございます。今回は4点にわたって質問いたします。まず、最初に地上デジタル放送について質問いたします。

  チューナーの無償給付支援についてですが.本議会におきましても何度かこの地上デジタル放送についての質問は取り上げられてきたところではありますが、2011年7月で地上アナログ放送が終了するということですので、具体的な支援について早急に取り組み、周知徹底が必要ではないかと、あえてこの時期に質問をさせていただきたいと思います。

  その中に、地上デジタル放送を受信するための簡易なチューナーの無償給付などの支援についてとあります。そこで、本市での取り組み状況について質問いたします。支援内容、対象象者、支援の開始時期、申し込み方法などについてお知らせください。

 2点目に、生活バスについて質問いたします。

  このことにつきましては前回の3月議会におきましても質問いたしたところではありますが、再度質問いたしたいと思います。利用者の方々の意見などもかなり上がってきているんではないかと思いますが、どのような意見が上がっているのか、 また今後どのように対応していくのか、お聞きします。そして、生活交通バスの運行に当たり、それぞれの地域の皆さんの要望にこたえられるようないい運行方法はないものかについても質問いたします。

 3つ目は、岩国市組織・機構見直し(案)について質問いたします。ここのことにつきましては今議会で大勢の方が質問されておりますが私も各地域審議会での審議内容についてお尋ねをいたしたいと思います。今までの答弁を聞いておりますと、かなり厳しい内容であったとは思いますが、その内容について、簡易でよろしいですので、もう一度お聞かせください。

  最後に、4点目ですが、農地法改正についてお尋ねをいたします。

  農地法は昭和27年7月15日、法律第229号として発令をされました。江戸時代以降、特に明治維新の地租改正以後、地主への土地集積が進行したため生じた地主・小作関係を基礎とする農業経営の形態で、地主みずからは農業に従事せず、所有地の大部分を小作に貸し出し、小作料を徴収して生活の基礎とした寄生地主制度がありましたが.戦後の農地改革でこの制度は解体し、新しい農地法がつくられました。今まで自分の農地を持てなかった多くの小作農の人々にとって、農地改革はもろ手を挙げて歓迎されたことは当然だと思います。

  このように、つらく長い歴史の中で農地を取得された多くの農家の皆さんの農地に対する思いは、それは深いものがあります。先祖が苦労の末やっと手に入れ大事に大事に耕作を続けてきた農地は単なる財産の一部では片づけられないものがあります。だからこそ、米をつくればつくるほど赤字が出ても、兼業しながら、よそで仕事をしながら、その仕事した分を高い農機具代につぎ込んでも、田を荒らすわけにはいかんと、必死の思いで今年も田植えをした農家は多いことだと思います。

  こうした農家の皆さんの気持ちを踏みにじるように、衆議院の農水委員会では農地法の一部を改正する法律案を一部修正をして可決し、その後参議院での審議が行われましたが、昨日参議院の農水委員会におきましても、自民党、公明党、民主党の賛成のもと可決をされました。本市におきましても、この農地法の改正によりましての影響について、どのような影響があるか、質問いたします。そしてまた、農業憂員会におきましてもこのことについて審議されたかどうかについて質問いたしまして、壇上からの質問を終わらせていただきます。