2008年6月議会 山田やすゆき一般質問
答弁・再質問はもうしばらくお待ちください。
山田やすゆき(質問): 日本共産党の山田泰之です 。通告に従って、一般質問を行います。
まず 最初に、福田市長の選挙公約の実現について質問を行います。
3月議会に続き、再度農林業の振興の問題について質問を行います。
この問題は3月議会で十分な答弁がなかったこと。
そして、今日、中国の餃子問題に端を発し、トウモロコシから抽出するバイオ燃料問題等、世界的な食糧価格の高騰問題について議論する食糧サミットが3日、ローマの国連食糧農業機関本部で実施開催され、世界的な重要な課題となっております。
そこで、市長の公約である農林業の振興について再度お尋ねいたします。
経済財政改革の基本方針2007年が閣議決定され 5年をめどに農業上重要な地域を中心に耕作放棄地ゼロを目指すとありますが、これへの取り組みについて具体的な答弁を求めます。
また、同じく政府においては、農山漁村活性化法を定め、今後5年間に全国の市町村の過半数以上で、居住者、滞在者の増加につながる農山漁村の活性化に向け、新たな取り組みを創出したいとして、平成19年度予算では841億円、1件当たり約7億円強の予算化をしておりました。平成20年度も数多くのメニューを盛り込んだ予算が計上されております。
この法律に基づいて制度化された農山漁村闇討ヒプロジェクト支険交付金を活用して、各自治体が農山漁村地域の活性化のための事業に取り組むことができます。
岩国市の農村地域の活性化や零細農家・兼業農家対策について農山漁村活性化法をどのように生かすのか答弁を求めます。次に、公約の一つとして、子育て支援のうち、子育て支援センターを学校ごとに創設する、このことについて。
また、幼稚園や保育園の保護者の負担軽減についての質問を行います。出生率が2年連続でわずかではあるがふえたという明るいニュースがある中、若いお父さんやお母さんは家のローンや各種のローンの返済、 また物価高で家計のやりくり、それを補うために共稼ぎをと思うが、ままならぬ状況で子育てが大変でありますと市長は選挙のときに、多くの公約の⊥つに子育て支援を出されました。
これに期待した人もたくさんおられますとぜひ、若いお父さん、お母さんの期待にこたえて、本当に投票してよかったと思われるような明快な答弁を求めます。
山田やすゆき(質問): また、市長の公約で、艦載機移駐の中で触れられている騒音問題についても質問を行います。
5月15日、6月3、4日と連続して米軍機が岩国日米協議会で決められている滑走路の運用について無通告で訓練を行い、しかも午後11時を超えての時間外の滑走路の運用が行われました。
市民からの苦情は150件近くにも達するなど、大変な怒りの声が市役所にも寄せられております。米軍は、これまでにも滑走路の運用時間についての取り決めを平気で破ってきております。
以前から、通常訓練時でも騒音の被害を受けている住民から、騒音は変わらないのに防音区域を道路や小さな小川を境にしており不公平だまた電話やテレビの声が聞こえないなどと、多くの市民から何とかしてほしいとの要望が数多く寄せられ私も何度もこの議会で取り上げてまいりました。
現在、岩国市は騒音測淀調査を市内7カ所で実施しているとのことですが、岩国市の市街地の地形を見るとおわかりのように、海岸からすぐに山が迫っており、しかも山の地形も複雑に入り組んでおります。
ジェット機の騒音は山と山との間でこだまし、騒音被害は拡大しております。防音区域の指定を装束地区や室の木地区、牛ノ谷、平田、愛宕地区はもちろんのこと、灘、そして通津、 由宇町の市街地飛行コースの下などを対象地域にするべきだと思いますがいかがでしょうか、答弁を求めます。
また、このたびの 6月3日、4日の無通告の訓練には騒音の苦情が市役所にたくさん寄せられました。
電話がつながらないとの怒りの声も寄せられております 。ぜひ、他の米軍基地の所在する自治体でも実施しているように、騒音苦情受け付けをフリーダイヤル等を設置していただきたい。
そして、滑走路の運用時間を他の米軍基地と同じように午後 10時までにしていただきたい。以上を、答弁を求めます。
山田やすゆき(質問): 最後に、環境問題で、海土路にある養豚場について質問を行います。
御存じのように、この地域の住民も長年養豚場から発生する悪臭に悩まされ私は以前にも一般質問でも取り上、さまざまな対策を求めてまいり、ふん尿処理するために大型の電気処理機の設置等一定の前進はありましたが、抜本的な解決策は講じられておりません。
地域住民にも、悪臭は限界に達しております。悪臭対策と養豚場の運営管理についてお尋ねし、壇上での質問を終わります。