2008年6月定例議会 一般質問

答弁・再質問はもうしばらくお待ちください。

 

古谷清子(質問) 日本共産党市議団の古谷清子でございます。

  周りの田んぼがグリーンに染まり、カエルが大合唱し、真っ白なシラサギが空中から舞いおりてきて、優雅に田んぼの中を歩き回る。この美しい田園風景の中で生活できる幸せをつくづく感じております。

 それにしても、最近のニュースで流される痛ましい事件、事故の多いこと、そして突然襲ってくる地震などの災害、そしてまた人間のエゴが引き起こした地球の温暖化の問題。 この地球上にはたくさんの国々があります。

 中部太平洋上に、赤道と日付変更線が交わる海域に散在するキリバス共和国という国があります。このキリバスは、あと数年で海に沈んでしまうという危機に瀕しています。今でも家の中に海水が入ってきており、いずれは自分たちの家も国も海底に沈む運命と向き合いながら一生懸命に生きている人々がこの同じ地球上におられるという話を聞き、何ともいたたまれない気持ちになりました。

  私たちは、ついつい便利な生活、少しでも楽な生活、文化的な生活を追い求め、自然を破壊し、環境を破壊してきたのです。

 最近では、マスコミでも、しきりにエコエコと流すようになりましたし、本市におきましても、地球温暖化対策協議会が立ち上げられました。昨日も、環境問題のことを熱く語られた議員さんもいらっしゃいましたが、今からでも自分の周りでできることからやっていかなければいけないし、みんなの力で何とか温暖化を食いとめる努力が求められていると思います。 それでは、一般質問に入らせていただきます。

 

  まず1点目に、農業問題から質問させていただきます。

  今も述べましたように、地球温暖化や食料危機を食いとめることは待ったなしの課題となってきております。

 そこで、地産地消の取り組みについてお尋ねをいたします。

 特に、この地産地消の問題、学校給食での地産地消についてお尋ねをいたします。

 このことは、昨年の12月にも質問しておりますが、そのときの答弁では、「地産地消協議会を11月26日に立ち上げ意見を交換しながら、地産地消をどう効果的に進めていくかというのはこれからでございます」と教育長が答弁をされております。

 ということで、その後の効果的な取り組みについてどのようにされたかをお尋ねいたします。小さい 2つ目ですが、新規就農者の支援の取り組みについてお尋ねをいたします。この内容ですが、 どういう内容になっておるか、そして年平均何人ぐらいの方がこの制度を使われているか、そしてまた、研修後、農業を続けておられる方がどのぐらいいらっしゃるのかをお尋ねいたします。

  続きまして、小さい 3番目ですが、農業を振興させるためのプランについてお尋ねをいたします。

 市におきましては、どのようなプランを持っておられるのかをお聞きします。

 昨日の山田議員の質問の中で、耕作放棄地ゼロを目指す閣議決定を受けて、 20年度中に協議機関を立ち上げこ計画設計をすると言われたと思いますが、このことについてもう一度詳しくお聞きしたいと思います。


古谷清子(質問)  続きまして、インターンシップ支援事業についてお尋ねをいたします。

 このことは、若者の仕事確保と中小業者の後継者づくりを融合させたインターンシップ支援事業でございます。

 中学校や高校の授業の一環として、町内での職場体験学習が行われておりますが、このようなことを仕事のない若者などを対象にした支援事業を取り組んでみてはどうだろうかという提言でございます。

  やり方はいろいろ考えられますが、市内の中小業者の方に、インターンを受け入れることが可能な方に登録をしてもらい、また就職活動などをしている人に、インターンを希望される方に、これも登録制で登録をしてもらい、その真ん中に行政の窓口を置き、担当課が中継ぎをするというシステムをつくる。 こういうシステムをつくってはいかがでしょうか。

 細かいことは双方で決めていくということで、このことは他の自治体の中でも今取り組みが始まっているところでございます。

 本市におきましても、ぜひとも検討してみてはいかがでしょうか。


古谷清子(質問)  三つ目ですが、上水道・下水道整備についてお尋ねをいたします。

 これは簡易水道も含みますが、まず初めに普及率についてお尋ねをいたします。

 二つ目に、今後の計画についてお尋ねをいたします。

 そして、その中には光広域水道事業の現状と今後の計画についてもお尋ねをいたします。

 最後に、4番目ですが、島田川の災害対策について、土砂のしんせつについてお尋ねをいたします。

 島田川は、2級河川で、県の管轄ということを十分わかっておりますが、島田川のしんせつ作業は、確かに久田橋より東、くばら橋の間はやっていただきました。住民の方々は大変喜んでおられます。

 しかし、その後残された範囲、久田橋から下は一向に進んでおりません。

 特に、用田集落のあたりは土砂がたまり、川幅が非常に狭くなって、草が生い茂り、雑木まで生えています。今から梅雨に入り、多量の雨が降ったり、長期にわたって降るようなことがあれば大変な被害が出ることが予想されます。

 このことは合併前よりも要請はしてありますが、いまだにそのしゅんせつがされておりません。早急に対処されますようお願いをいたしたいと思って、今回質問をさせていただきました。

 以上で、壇上での質問を終わらせていただきます。