200 8年 3月定例議会 一般質問

答弁・再質問はもうしばらくお待ちください。

 

古谷清子(質問) 日本共産党市議団の古谷清子でございます。

 3月は卒業式のシーズンです。先日も中学校の卒業式に参列をさせていただきました。中学時代というのは、本当に心身ともに著しい成長をし、多感なときを過ごす時期であります。いろいろな思い出とともに新たな進路に向かって飛び立とうとする生徒たちの姿に、ことしも大きな感動をいただきました。

 そしてまた、本市の職員の皆様におかれましても、ことしで卒業される皆様、長い間お疲れさまでございました。お世話になりました。これから新しい人生のスタートを切られるでしょうが、お体には十分気をつけられて頑張ってください。

 既に、議員団長の大西議員が退職をされる皆様にあいさつを申しましたところではございますが、私も一言皆様にお礼が申したくて、二番せんじにはなりましたが、申し添えさせていただきます。

 さて、それでは私の一般質問に入らせていただきます。

 私の周りでは、多くの方がこれから岩国はどうなるんじゃろうかという心配の声がたくさん聞かれます。市長におかれましては、市民の立場に立って、市民の声に耳をよく傾け、国に対して言うべきことはしっかりと言うことを施政方針でも述べられておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。

 今回は、4項目について質問をいたします。1つは、防災に対する取り組みについて、2つは、子育て支援等の事業について、3つは、生活バスの運行について、4つは、地域経済活性化事業についてお伺いをいたします。

 まず、初めの防災に対する取り組みについてですが、昨日も、松本議員、片山議員が質問をされ、重複があると思いますが、やはり災害は忘れたころにやってくるというのは昔のことであります。近年では、いつどこで起こるかわからない災害、そういう状況になっているのではないかと思います。地球環境の悪化、まさに地球が悲鳴を上げているんです。

 そこで、お伺いをいたします。1つには、総合支所ごとの取り組みについてでございますが、合併前におきましては、各総合支所も独立をした自治体として防災対策に取り組んできたと思います。例えば、岩国、周東地域以外では防災行政無線が情報伝達手段として運用されています。岩国市全域の防災情報伝達については、現在、基本計画に対するパブリックコメントが実施されておりますが、この防災情報伝達に関する基本的な考え方をお聞きします。

 また、市内全域の防災体制についてもお伺いをしたいと思います。

 小さい2番目ですが、次に災害時の指定避難所についてお伺いします。現在、岩国市全域で180カ所余りの避難所が指定をされております。主として公共施設が避難所に指定をされておりますが、これらの避難所におきましては安全性が確保されているかどうか、もちろん災害の種類によっても安全性の判断基準は違うと思いますが、避難所として指定されたときの経緯なども含めてお伺いをいたします。

 3つ目に、避難所のライフラインの整備状況についてですが、避難所生活をする上で、生活用品なども考え合わせれば、必要なものもたくさんあると思いますが、その中でも特に飲料水、食料などが重要であると思います。そしてさらに、電気やトイレなども重要であると思います。

 そこで、これらを確保するために、どのような備蓄あるいは対策を講じておられるのか、お伺いをいたします。


古谷清子(質問)  次に、子育て支援等の事業についてお伺いします。

 安心して子育てができる環境整備について、障害を持たれた方々への支援についてという施政方針の中で市長がおっしゃられておりますが、具体的な内容について、このことについてお伺いをいたします。


古谷清子(質問)  3つ目ですが、生活バスの運行についてお伺いします。

 一昨年でしたか、玖北地区、玖西地区でバスについてのアンケート調査が実施をされましたが、その結果について、既に結果が出ていると思いますが、お尋ねをいたします。そしてまた、この結果に基づいて新しいシステムを検討されているというふうに聞いておりますが、その取り組みについてお尋ねをいたします。


古谷清子(質問)  最後の4つ目ですが、地域経済活性化事業についてお尋ねをいたします。

 各地域の取り組みについて、まずお尋ねをいたします。旧8市町村の合併により現岩国市が誕生したものでございますが、8つの地域に共通している生産は農業と申し上げても過言ではないと考えております。

 低迷しております農業も、地域の経済活動の一つであります以上、何かもう一工夫できないものか、少しでも収入のよくなるような手だてはないものかと思います。何も農家収入が一遍に2倍、3倍になることを望んでいるのではありませんが、わずかながらでも収入増加が見える、そして、それを続ければさらによくなるというような方策があるものかどうか。

 わずかであっても夢を感じることができる、そんな農業を中心とした各地域における経済活動の一つとして、各地域ごとの特産物、そしてまた、その加工品の特産化を含めた活性化の手だてについて検討、取り組みの必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 そして最後に、過疎化対策についてお尋ねいたします。施政方針でも触れられておりますが、具体的な過疎化対策について、どのようなことを市長は考えておられるかお尋ねをいたしまして、壇上からの質問を終わらせていただきます