2007年1月26日に開かれた 岩国市議会全員協議会における会派別質問事項一覧(事前に提出したものです。したがって当日質問から除外されたものもあ り。)

 

質問順位 1番、市政クラブ、20

1、地域住民に対して、十分な説明をする機会を持つ意向はあるのか。

2、今までに発表された対策以外、他にメニューは無いのか。

3、滑走路の沖合移設に伴い、旧滑走路の北方向進入路の上空制限はなくなるのか。

4、由宇町千鳥が丘上空の進入路における騒音は、大幅に軽減されるのか確認したい。

5、S A C O合意において約束された内容についての確認をしたい。

6、自衛隊の航空機部隊の移駐は、止められないのか。

7、恒常的訓練施設が決定した場合、そこですべての訓練を行うのか。

   ※ 関連質問は、回答を受けた後に行います。

 

質問順位 2番、創政会、15

1、国としては、地元住民に対してどのような安全・安心対策をとられようと考えておられるのか。

2、 自衛隊の航空機部隊の移駐について、市及び議会で反対表明をしていることに対しては、どのように受け止めておられるか。

3、再編問題については、協議がされていると聞いているが、いままでにどのような協議がされてきているのかお聞きしたい。

   ・岩国市長は容認できないという姿勢を示して中で、実際に協議はされているのか。

   ・協議をされているとすれば、具体的にどのような協議がされてきたのか。

4、 移駐が計画されている空母艦載機(59機)の訓練内容は、どのようなものなのか。

5、 既に受け入れ容認というスタンスをとっておられる関係自治体とは、主にどのような協議がされているのか。

・    騒音対策、安全・安心対策、その他の要望事項等について

 

質問順位3番、公明党議員団、 15

1、  岩国市がKC−130空中給油機とC H−53 Dヘリコプターの受け入れを容認したのは、国との信頼関係を重視したものであり、そうした中で、平成18年度までSACO関連として支出されていた、庁舎建設にかかわる補助金が来年度予算に計上されなかった理由をお伺いしたい。また、このことによって国との信頼関係が損なわれることに対してどのように考えておられるのかお聞きしたい。

2、  KC−130空中給油機が鹿屋基地やグアムへ分散されることにより、最終報告の内容が修正されたために補助金の支出がされなかったこともひとつの理由とお聞きしたが、KC−130の訓練の定義について説明を求めたい。

3、住民の安心と安なと生活を守ることを最優先と考えているが、国としては市民の安心と安全な生活を守ることについてどう考えているのか、支援策を含めてお聞きする。

4、 C L P(N L P)は、岩国基地で実施しないと担保できるか。

5、市長は厚木基地所属の米空母艦載機移駐について、ほかの選択肢(例えば、艦載機は厚木基地に残し、訓練を岩国基地で実施)も含めて協議したいと述べているが、そうした協議は可能なのか。

6、岩国基地は、防衛上重要な位置を占めているとお聞きしている。今回、厚木基地へ移駐を計画している自衛隊機は、東シナ海や日本海において防衛上重要な機種であると思うが、なぜ移駐させようとするのか。(岩国基地と厚木基地それぞれの基地から現地(東シナ海や日本海)までのおおよその飛行時間の差もお聞きしたい。)

6、このまま市長が容認をしない姿勢を続けた場合、国は強固に移駐を進めることができるのか。

 

質問順位4番、政和会 15

1、 陸上空母離着陸訓練(F C L P)について

  艦載機パイロットが、空母での離着陸の技量を維持・向上するため、陸上の滑走路を空母の甲板に見立てて実施する訓練施設を岩国基地から100カイリ(180キロ)以内で選定することになっており、幅広く検討した上で複数の候補地を本年3月までに提示すると言われている。

@ 選定は難しいと思われるが、その後の進捗状況についてお聞きしたい。

岩国基地がFCLPの訓練基地になることはないのか。

 

質問順位5番、憲政 クラブ゙、 15

1、装港地区は、滑走路の沖合移設後、唯一騒音が増大する地区と国から回答があったが、その値は70W以下で防音工事対象区域外と説明を受けている。

 基地沖合移設事業により、新たに被害を受ける地区に対しての国の騒音対策は変わらないのか、お伺いしたい。

2、国防政策について市民にどのような理解をさせるつもりか、その方法についてお伺いしたい。

 世界軍事情勢等についての詳細な説明が必要ではないか。

 省に格上げになる以上、国民に対し、さらに重大な責務を負うことになる。

3、  N L Pは、絶対に岩国基地ではやらないのか。

4、  戦後60年の逸失利益の回復後に民間空港を始め、基地問題をどのようにするのか

国と話し合うべきだ。この点については以前、広島防衛施設局に質問状を提出したが、回答内容がよく理解できなかったため、あらためて明確な答弁をお願いしたい。

 

質問順位6番、清風クラブ、 15

1、舎建設に係る補助金について、国は平成19年度予算案への計上を見送ったが、今後も岩国市が反対姿勢を続ければ当該補助金の予算措置はなされな いのか。かりに、容認姿勢を示した場合、どのような対応をとられるのか。また、国が当該補助金の予算計上を見送ったことについて、市民の間からは「約束違反」、「国は再編に反対する自治体を締め付けている。」等の非難が出ているが、これらに対しての国の見解をお伺いしたい。

2、 民間空港の再開に対する国の考え方について

3、 愛宕山地域開発事業との関連について、国の考え方をお聞きしたい。

4、 特措法(時限立法10年間)の内容は、どのようなものを検討しているのか。

5、上空制限の解除について

6、 民生安定化対策としての説明会の意見について

  ・開催回数と対象者について(自治会・各商工会ほか)

  ・質疑に対する回答も聞きたい。(主なもの)

7、 飛行計画について(現在までの約束事項)

  ・ 夜間・早朝飛行の自粛について

  ・ 市街地・工場上空の飛行禁止について

  ・ 受験日・試験日における飛行自粛について

  ・ 米軍人等による犯罪及び事故防止対策について

  ・クロゴケグモの対策について

8、周辺自治体の容認転換について

9、空母の交代について(横須賀で住民投票のうわさがある)

 

質問順位7番、日本共産党市議団、 15

1、    原子力空母の交代による条件変更について

2、    厚木基地所属の空母艦載機の駐機場と格納庫について

3、    米軍住宅について(愛宕山開発地域)

4、    基地沖合移設事業の事業目的に違反しているのではないか。

 

質問順位8番、市民クラブ、 13

1、 国が地元の頭越しに厚木基地所属の空母艦載機の移駐を決めたことについて、まずは国から陳謝するお気持ちはないか。

 お互いの信頼関係を再構築し協議に入るためには、それがまず第一と考えますが、いかがでしょうか。

2、N L Pの恒常的施設について、安倍総理自らが「岩国にはNLP施設を作らない」 という趣旨の発言をされたという報道があった点について確認をしたい。

3、横須賀に停泊している空母から岩国基地までの艦載機の飛行ルートとその周辺の騒音コンター予測はしているのでしょうか。(岩国基地から離陸後、空母まで同様)

 

質問順位9番、リベラル岩国、 5

1、今回の「再編」によって、近く完成する「岩国基地沖合移設事業」の新施設は、性格・機能が大きく変わるものと恩慮する。

 山口県知事へ提出してきた「公有水面埋め立て承認」の内容変更が伴うと思うが、どのように整理しているのか。

2、岩国基地沖合移設事業の施設配置計画等、今回の再編により大きく変更することとなろうが、岩国基地の[施設配置計画]等マスタープランを示せ。

3、再編」により「海軍」と「海兵隊」が同居することになるが、それぞれの部隊の基地内での施設配置計画、命令系統などをしめせ。

4、厚木基地の艦載機の機体整備の施設はどこに置くのか。

  また、厚木基地内の現施設を移動させないのであれば、艦載機は岩国基地と厚木基地を往復しながらこの課題に対処するのか。

  岩国・厚木基地と往復して、厚木基地を今後も活用するということなのか。

5、「再編」に伴い、部隊所属米兵の住宅を岩国基地の敷地内に建設する計画なのか。 住宅確保の計画について明らかにせよ。

 

質問順位 11番、無所属

 当日、国からの説明を聞き、その説明 の内容基づき質問したいと考えている。