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2004年3月5日(金)
待つ心

写真は稚内空港にいた飛行機だそうだ
北国の人の、せめて機体に春を告げる椿の花をと思う気持ちを感じる

私は、医者に長生きするよと言われ、子供たちに「しぶとく長生きするよ!」と伝えた

よく、寝たきりになったら殺して欲しいだの言う人がいるが、きっと私はそれでも生きていたいと思うだろう 

自分が丈夫と縁薄く生きてくると、生きているってどれほど素敵か感じる たとえ寝たきりでも、青い空が見え、好きな音楽も聴け、人の話も聞け、本も読めるかもしれない どんな生活にも、幸福は見出せばある・・

生をいとおしむ気持ちは、南国の人と雪国の人の春を待つ気持ちの違いに似ている気がする