ルイーズ・ネベルソン
私は、この人の作品をこの展覧会で初めて知った
その後、一度も目にも耳にもしていない

生涯に一度しか観ない彫刻になるかのも知れない
しかし、忘れることは出来ない

1975.2.17

この彫刻は写真ではわからない迫力がある
この黒という色
塗料を塗った木肌の艶
この艶が写真ではわからない

黒の影
黒のリズム
線のすがすがしい美しさ
黒の持つ魅力
この木の魅力と溶け合って力強くもあり
謎のような混沌とした楽しさもある

 
                                                      1975.2.17

1899 ロシアのキエフに生まれる
1905 家族と共にアメリカに渡りメイン州に住む
     父は建築業と木材業を営む


1日の終わり

熱帯雨林

開かれたザグ(部分)