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奈良 2009.2.19 ◆ 筆者が奈良に行ったのは修学旅行以来。JR奈良駅は線路も高架になって新しくなっているし、史跡までの街路も小奇麗。お気楽な再訪ではあったが、古都としての存在感は小生のお気楽さとは真逆の歴史的な偉大さを伴ったものである。史跡内にはゴミ一つ無く、世界遺産としての品位を保っている。表現としてはヘンかもしれないが、観光地として完璧にシステマチックに機能するような状態となっている。参拝して歩き廻るのが極めて快適な空間。どれもこれも歴史的な建造物と美術品だが、奈良駅周辺でも恐ろしく膨大な量である。建築物は木造であり、これらを維持するのは大変で、それこそ国家的な事業である。 ◆ 街中には「せんとくん」の看板が多数。一部からあれだけ批判され、通りがかりの地元の女子中学生に「せんとくんはキライ、キモい」と言われているのに、大勢としてはいつの間にか慣らされてしまっているのか?対抗している(?)「まんとくん」のポスターは1回しか見なかったし、最も無難なルックスの「なーむくん」は見かけなかった。遷都千四百年記念式典には、結局「せんとくん」が登場してしまうのだろうか?
奈良 2009.2.20