サキソフォン・アンサンブル Sugar Plum
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全ての楽器の中でも、独自性では他の楽器に負けないサウンドを生み出す、サキソフォーン。アルト、テナー、バリトン、計5本のサックスのみにより、アンサンブルの限界と可能性に果敢に挑む、花五輪(?)。ジャズのスタンダード・ナンバーに、日本有数のサックス奏者の貫田重夫氏によるアレンジが施され、かつて存在しなかった独自のハーモニーとサウンドが現出。リズム・セクションが全く参加していないにも関わらず、ジャズのスイング感が横溢している。彼女達の新たな挑戦は、どのステージまで続いて行くのであろう?必聴であるのは、間違いない。
貫田重夫
文化女子大学リズムサウンズのコーチ・サックスの師匠。作・編曲・演奏家。1949年、山口県田布施町出身。1976年、テナー・サックス奏者として、「宮間利行とニューハード」、1978年「見砂直照と東京キューバンボーイズ」、1979年「岡本章生とゲイスターズ」へ入団。アルト・ソプラノ・テナーサックス、フルート、クラリネットすべてをこなし、「カリビアンブリーズ」ではソロボーカルも担当した。その活動範囲も広く、ジャズ・ポピュラー・ラテン・演歌・その他と、マルチ・プレーヤーぶりを発揮している。作・編曲家としても、各アーティスト、バンド、アマチュアバンド等に、数多くの作品を提供している。最近は、女優「清川虹子」の愛弟子「清原とも子」のデビューシングル「わたしの彼はおじさまだけど」の作曲も手掛け、第2段も近々シングル化される。現在、演歌歌手「藤あやこ」のバック・バンドでプレイ中。
(記1999/6)