LEE-SARAH SPECIAL BIG
BAND 北海道ツアー
2000.7.20-23

Mama Lama Samba

Del Sasser

Dancing Puppet

■LEE-SARAH■ ■HOME■

2000.7.20 函館へ
◆ 東北新幹線 こまち3号、東京7:40発、盛岡10:09着。はつかり 5号、盛岡10:19発、函館14:37着。生涯で初めて、青函トンネルをくぐる。
◆ 徒歩で、函館港へ。浴衣のギャル等が海岸へ押し寄せるのは、本日が丁度、花火大会だからだ。
◆ 宿泊先より、市電で、函館山の山麓へ。ロープウエーの改札で、霧の為に視界が悪い旨を通告される。めげずに山頂へ。ロープウエーの上半分が霧で真っ白。山の中腹より、夜景の片鱗を辛うじて望む。
◆ 花火の鑑賞ポイントを探す途中、聖ヨハネ教会、ハリストス正教会、カトリック元町教会を見る。海岸へ通じる大きな坂道(八幡坂)を通して、花火が見える。打ち上がった花火は、何と、低く垂れ込めた雲の中でバクハツ。
◆ 更に良いポイントを求めて、八幡坂を下って海岸へ。海岸は、屋台も出て大盛況。しかし、東京湾の花火の地獄の混雑とは比較にならない位、ゆっくり見ることが出来る。レーザー光線を駆使したプログラムの進行で、DJが、「さて次は、プログラム、ナンバースリー、ムーンフラワー!」と叫んでいた。今の花火は、どこもこうなのかい?!
2000.7.21 函館から倶知安へ
◆ 市電とタクシーで、トラピスチヌス修道院へ。明治31年、フランスから派遣された8人の修道女の手で開院された修道院。聖堂内部は見学できない。
◆ タクシーで、かの有名な、五稜郭へ。徳川時代末期に、函館奉行所が海岸付近から、若干の内陸に移された。西洋の城郭理論に基づき、城郭を星型にした。明治時代の、函館戦争の舞台として知られる。五稜郭の星型を、五稜郭タワーから望む。
◆ 観光客の中に、中国語を話す人々が目立った。後日の情報によると、最近、台湾からの観光客が日本から台湾へのそれを上回り、その多くは千歳空港へ来るという。
◆ スーパー北斗13号、函館15:02発、長万部16:13着。長万部からは各駅停車。函館本線の単線を、たった1両の車両が、森の中をひたすら走る。到着した倶知安駅は、それまでの駅と比較的すれば大きな駅なのである。
◆ オーナー自らのお出迎えにより、宿泊先の"ペンション・フルノート"に到着。何と、ここのスタジオで PM9:00より、明日本番を迎える、渡辺香津美 BAND と NORA のリハーサルがあるという。屋外より見学、プレッシャーをかける(??)。手を振った我々に、笑顔で答えてくれた NORA は、本当にいい人。風呂に入りながらリハーサルを聞くという、無上の贅沢も味わう。
◆ LEE-SARAH SPECIAL BIG BAND のメンバー、それぞれのルートで、フルノートに到着。神奈川から車で、ロクに寝ないではるばるやって来た剛の者までいる。
2000.7.22 倶知安
11th くっちゃん JAZZ フェスティバル (2000.7.22-23)
倶知安町総合体育館野外特設ステージ(くとさんパーク)

◆ 朝から小雨。シンガポールから招聘された、Thomson Jazz Club Big Band のリハーサルを見る。
◆ LEE-SARAH SPECIAL BIG BAND のリハーサル。ドラムスのチャーリー氏、リハの開始時刻にステージに到着するという、離れ業。
◆ LEE-SARAH SPECIAL BIG BAND と Thomson Jazz Club Big Band で、記念撮影。
◆ 渡辺香津美 Hyper Electric Band With NORA のリハを見学。小雨、止むどころか、段々と激しさを増してくる。

◆ 出演者(1) Mr.Boo (アマチュア) / 出演者(2) HONEY (アマチュア)
◆ 出演者(3) LEE-SARAH SPECIAL BIG BAND (アマチュア)
ステージに雨が降り込み、譜面が湿ってしまう。年に1度の祭典でもあり、観衆は雨の中でも傘をさして聞き入っている。
- set list -
MAMA LAMA SAMBA / BODY AND SOUL / DEL SASSER / DANCING PUPPET / DON'T GET AROUND MUCH ANYMORE

◆ 出演者(4) Thomson Jazz Club Big Band
DAVE WECKL の FESTIVAL de RITMO という難曲も、入念に演奏。海を越えて日本で演奏を披露するだけのことはある。
◆ Thomson Jazz Club Big Band のベーシスト君(ロン毛で、ケイ赤城に似ている、メンバーから"プータロウ!"と何故か呼ばれていた)との会話・・・
筆者、体育館の中の、渡辺香津美などが通る雨に濡れない通路を指差して、「これは"プロフェッショナル・ロード"だ。」
ベーシスト君、「じゃあ我々が通るのは、"アマチュア・ロード"か!?しかも俺のベースは、桜井哲夫のよりも安い!!」と、うれしそうに憤慨していた。
◆ 出演者(5) 渡辺香津美 Hyper Electric Band With NORA
(渡辺香津美:g 、桜井哲夫:b 、山木秀夫:ds 、NORA:vo)
名曲"サヨナラ"などで、変わらない渡辺香津美の世界を構築。筆者の数千倍の音数で、空間を埋め尽くす。後半から、NORA が登場。ギターのトリオとボーカルという変則的編成ながら、"ラ・バンバ"などで、観客を総立ちにさせてしまうところは、流石。
◆ 出演者(6) Paquito D'rivera With Renee Rosnes Trio
( Paquito D'rivera:cl,as / Renee Rosnes:p / Ed Howard:b / Billy Drummond:ds )
Renee Rosnes の正確なタッチは、相変わらず素晴らしい。Paquito D'rivera の、いつになくストレート・アヘッドなアプローチも、なかなか良い。強い雨の中、観客は最後まで、演奏をエンジョイしていた。

7月23日(日)の出演者
一般公募アマチュアバンド - North Side Soul / アンティパスト / 北ガス音楽部
Monterey Jazz Festival High school All-Star Big Band / Eric Alexsander Quartet / JOYCE and BRASIL ALLSTARS ENSEMBLE,with spesial guest PAULO MOURA

2000.7.23 倶知安から東京
◆ LEE-SARAH SPECIAL BIG BAND のメンバーは、それぞれのルートで帰宅。
◆ バンドのメンバーの一部と共に、ニセコ・尻別川でラフティング。ボートに乗って、急流下り。と行きたかったところだが、筆者、急性の疲労性背筋痛の為、乗船を断念、残念。
◆ 残ってボーっとしてるのもナニなので、ボートを撮影するカメラマン(キムタクに似ているワイルドないい男?)と共に、川辺のポイント数カ所で、写真を撮る。ところがどっこい、車で、細いヤブの中の泥道を激しく揺さぶられながら進み、到着したと思ったら、草むらをかき分けてポイントまで、足を泥だらけにしながら更に突き進む。気分はランボー!?ボートの上のよりこちらの方がキツい?
◆ カメラマン君との会話・・・
カメラマン君「いやー、昨日はギターを弾いてましたよね?」
筆者「え?!どうして覚えてるの?」
カメラマン君「僕もギターを弾くんです。カントリー・ブルースが好きなんです。ギブソンの ES-335 が欲しいんですよ。Fホールのあるヤツ、良いですよね・・・。」
◆ 倶知安から、バスで小樽へ。小樽から、JRで千歳空港へ。JAS122便、千歳21:25発で、羽田へ。
■LEE-SARAH■ ■HOME■