Lee-Sarah Special Bigband
八戸ツアー 2010
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◆ 経緯
青森県有数のアマチュア・ビッグバンドである "ワイルド・ウインド・ビッグ・バンド (Wild Wind Big Band)" が、2010年10月2日、記念すべき第10回を八戸市公会堂にて挙行。ここのバンド・マスターは、以前リーサラ・スペシャルに在籍(1995-1999)していた「サルーサ窪田」氏(当時彼は、八戸出身なので「ハチ」と呼ばれていた、何とストレートな)。この節目のコンサートに、恐れ多くも我々リーサラ・スペシャルをゲスト出演者としてご招待頂けるとのこと。各バンドがそれぞれ演奏した後、両バンドがステージ上で共演するという超ゴージャスな構成。ビータ(旅の逆からの読み、演奏旅行を意味する)に情熱を傾けるメンバーは、この願ってもないオファーに大喜び。

2010年10月2日

◆ ワイルド・ウインドのメンバーによって、チラシやポケット・ティッシュ(!)が配布されるなど、コンサートの告知も完璧に行われ、 指定の売店で扱われていたチケットは完売だったとのこと。
◆ 演奏当日の朝、筆者は大宮駅で新幹線はやて3号に乗車、8:02に発車。多くのメンバーは東京駅から乗車、既に妙にハイになって盛り上がっているメンバー一行に、筆者は若干「乗り遅れ」た。10:39に八戸駅に到着、JR八戸線に乗車し10:57に出発、11:05に本八戸駅に到着。
◆ 本八戸駅に、リーサラの今年の東京でのコンサートにもお見えになった、ワイルド・ウインドの美人マネージャー嬢が赤い車に乗って颯爽と登場!「八戸には美人が多い」という噂は本当だった!バンドのメンバーもスタッフも全員美人なのは驚き。メンバーが持参した楽器類はマネージャーの車で八戸市公会堂へ運ばれ、メンバーは徒歩で移動。
◆ メンバーの一部は若干遅れて到着。新しいメンバー3人は八戸まで深夜バスを利用(乗り心地は厳しいらしい)、青春だなー!?関東から北上の途上、岩手県一関市にあるジャズ喫茶「ベイシー」に立ち寄っている者もいる。そこは、全国のジャズ・ファンの間では音が良いことで有名。
◆ 今回のツアーで、マネージャーのゴンザレスからゲーム実施のお達しが出ていた。「八戸ツアー・フォト・コンテスト」という名目で、3種の写真を撮影し得点を競うというもの。豪華賞品が出るらしいので、メンバーはやたらと写真を撮りまくり。
◆ 八戸市公会堂に到着、リハーサルの予定。会場に到着すると、ワイルド・ウインドのメンバーから、暖かい出迎えを受ける。ワイルド・ウインドは前日の10月1日に会場の設営とリハーサルを終えており、我々は自分の楽器を準備するだけで演奏オーケーという、普段の自分たちのライブではあり得ない、極めて有難い状況。到着早々にサウンド・チェック、リハーサル全体はスムースに時間的な余裕を持って行われた。休憩とホテルへのチェック・インを挟んで、我々のリハーサルと、合同演奏のリハも消化。照明も完璧。早くも楽しく盛り上がったリハーサルの進行の順調さも、全てワイルド・ウインド・ビッグ・バンドのメンバーとスタッフの皆様のお陰である。
◆ ジョイント・ステージでは、ワイルド女性ボーカル3人とリーサラ1人で1曲、歌モノが披露される。「スピード」みたい?あるいは「昭和歌謡ショー」?ゴージャズで贅沢なムードが増すというワケである。
◆ それにしても、客席もステージも広いのなんの!会場は満員、来場者数は何と970人とのこと(2ツのバンドのメンバーを入れれば千人だ!?)。通常は使用されないという2階席も開放された。東京のアマチュア・バンドが都内近郊で千人規模の会場でコンサートを行うのは極めて難しいことは、言うまでもない。

Wild Wind Big Band w/
Lee-Sarah Special Bigband
2010.10.2
八戸市公会堂

Hit the Ground Running

September

キョンシー ts / ゴンザレス ts / ローエスト as / キョン as / スポック as / ホメイニ bs / ラバイヨ tb / プッチーニ tb / トシコアキヨシポテ tb / パトリシア tb / ランディ btb / マリオ tp / ミスティ tp / カルチャー tp / パペット tp / ピップ p,MC / チャー p / ノビ b / ホテルニュー b / バッキー g / チャーリー ds / ウララ vo
- set list -
1st ... Wild Wind Big Band
2nd ... Burnin' / Jus Fer Us / Hit the Ground Running / L-O-V-E (vo) / My Funny Valentine (vo) / One for Monterey (vo) / After Mr.Teng
3rd (ジョイント) ... Watermelon Man (Wild) / Don't Get Around Much Anymore (Lee) / Too Close for Comfort (vo,Wild) / Samba Del Gringo (Lee) / Things Ain't What They Used to Be (Wild,Lee)
en (ジョイント) ... Jazz Police (Wild,Lee) / September (Wild,Lee) / September - take 2 (Wild,Lee)

ギター(1):SHIROH TSUJI 1999 カスタム
弦:ダダリオ 1st.016 2nd.018 3rd.026 4th.035 5th.045 6th.056
ギター(2):ESP カスタムメイド
弦:ダダリオ 0.11 のセット
エフェクター:BOSS ライン・セレクター , BOSS Compression Sustiner CS-3 , BOSS Super Phaser PH-2 , BOSS Turbo Over Drive OD-2 , BOSS Digital Revreb RV-2 , BOSS Guitar Volume FV-100
ギター・アンプ:(JC-120)

◆ 18:30から、ワイルド・ウインドの本番。年に1回のコンサートに備え、演奏の準備にも怠りなかたったことがうかがい知れる。温かみのある独特のバンド・サウンドが素晴らしい。特にベースとドラムスのサウンドが独特。30年前にタイム・スリップしたような感じ。聞けば、やはりお二人ともベテラン・ミュージシャンであるとのこと。
◆ 19:15から、リーサラ・スペシャルの本番。いかにステージの準備を完璧にして頂いても、楽旅中の演奏というのはなかなか完璧にはいかないものである。しかし、それなりに曲をこなして終了。それにしても、ステージ前列に陣取った女性たちからの揃いも揃った黄色い声で、「ミスティ!」とか「キョンシー!」とかコールされるのは、一種の接待だったんでしょうかねー。
◆ 20:05から、両バンドによる合同演奏。各バンドに相手バンドのソリストを加えてのステージの後、全員による演奏へ。何しろステージが広いので、両バンドが余裕で横一杯に広がって、演っている方も何だか豪華な気分。めでたく全演目が終了、リーサラ・スペシャルもコンサートの成功に貢献していたのだろうか、どうだろう?
◆ 打上は宿泊先でもある、八戸グランドホテル。ここで酔いつぶれても問題ない(?)と喜んでいたが、多くのメンバーは2次会に向かったので喜んでも意味がなかった(?)。向かったのは、"みろく横丁"(運気向上横丁とも呼ぶ)という、10人程度で一杯になるような飲み屋の沢山並ぶ一角。両バンドが入り乱れて盛り上がったのは言うまでもない。やっぱり「ビータ」っていいなー!ホテルに帰ったのが24時を大分過ぎてしまったのも、言うまでもない・・・。

2010年10月3日

◆ 9:00にホテルを出て、本八戸駅から鮫駅へ。一応観光地とうたっているが、下車する乗客はの数は日曜の午前中にもかかわらず極めて少ない。 ウミネコの繁殖地である 蕪島 へ行くために鮫駅から歩く。途中、海岸にある八戸漁港第一魚市場に潜入、やはり誰もいない。もの欲しいそうなウミネコが散在している。
◆ 更に海岸沿いの道を歩いて、蕪島に到着。蕪島は天然記念物、かつては島だったが、1942年に工事によって陸続きとなる。ウミネコの繁殖期は6月が中心だそうで、ちょっと寂しいが、「バクダン」をくらう可能性は低いので、その点は安心。島の頂上には蕪嶋神社があり、当然参拝する。
◆ ここで何と、赤い車に乗って「サルーサ」氏と「マネージャー嬢」が登場!リーサラ・スペシャルのメンバーが必ずここにいるだろうという読みで来たとのこと。読みの通りに確実に遭遇できる状況って・・・。 "水産科学館マリエント" 内のレストランで昼食。昼時でそこそこ人はいたが、はやりちょっと寂しい。
◆ 新幹線はやて20号で、14:57に八戸駅を出発、17:42に大宮着。車内で爆睡していたメンバーは、筆者が下車あと、東京駅で降りてまたも打上げに向かったという・・・。

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