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2008.7.31 - さいたまシティカップ
浦和レッドダイヤモンズ 2-4 バイエルン・ミュンヘン

ゴール◆15分 クローゼ / 20分 ポドルスキ / 42分 ポドルスキ / 56分 梅崎 / 80分 阿部 / 62分 ポドルスキ
埼玉スタジアム2002◆キックオフ 19:32◆晴◆観衆 27,292人◆主審 松村和彦

GK 23 都築龍太 (HT 山岸範宏)
DF 2 坪井慶介 (66分 山田暢久)
DF 20 堀之内聖
DF 12 堤俊輔
MF 14 平川忠亮 (HT 田中マルクス闘莉王)
MF 13 鈴木啓太
MF 22 阿部勇樹
MF 16 相馬崇人 (78分 原口元気)
FW 21 梅崎司 (81分 内舘秀樹)
FW 15 エスクデロ・セルヒオ (66分 高橋峻希)
FW 17 エジミウソン
- SUB -
1 山岸範宏
4 田中マルクス闘莉王
25 近藤徹志
27 西澤代志也
6 山田暢久
34 山田直輝
19 内舘秀樹
33 高橋峻希
30 岡野雅行
35 原口元気
7 高原直泰

ゲルト・エンゲルス監督
GK 1 ミヒャエル レンジング
DF 3 ルシオ
DF 5 ダニエル・ファン・ブイテン
DF 21 フィリップ・ラーム (59分 マルセル・ヤンセン)
DF 30 クリスチャン・レル
MF 8 ハミト・アルティントップ (69分 メーメット・エキシ)
MF 15 ゼ・ロベルト
MF 17 マーク・ファン・ボメル (69分 アンドレアス・オットル)
MF 31 バスティアン・シュバインシュタイガー (59分 トニ・クロース)
FW 11 ルーカス・ポドルスキ
FW 18 ミロスラフ・クローゼ (69分 トーマス・ミュラー)
- SUB -
35 トーマス・クラフト
2 ウィリー・サニョル
23 マルセル・ヤンセン
16 アンドレアス・オットル
39 トニ・クロース
4 トーマス・ミュラー
13 メーメット・エキシ

ユルゲン・クリンスマン監督

◆ 2006年のレッズ戦では冴えない動きだったバイエルン、結局 06-07 シーズンは不調に終わり 07-08 ではチャンピョンズ・リーグに出場できなかった。しかし07-08 シーズンでマイスター・シャーレをゲット、ドイツ代表の主力が EURO 2008 で好調、更にあのクリンスマン監督を迎えて万全の体勢でシーズンを迎えると思われる。大きな補強はボロウスキくらいというのは昨シーズンとえらい違いだが、若い選手も多いし、クリンスマン監督以下スタッフの熟慮の結果なのであろう。
◆ バイエルン、今回最も見たかったトニとリベリが不在なのは非常に残念。しかしそれ以外の主力はほぼ揃っている。1st ハーフは完全にバイエルンのペースとなってしまった。フレンドリー・マッチで全開ではないハズのバイエルンだが、選手全員の動きに非常に切れがあってよく走り、チームの連動性も非常に良く、守備もかなり積極的で、ホームのレッズは完全に後手にまわってしまった。ポドルスキ、シュバインシュタイガー、クローゼは EURO の勢いを失っておらず、トルコ代表を牽引したアルティントップも強力。ロートルと思われたゼ・ロベルトのテクニック、スピード、パスの質には驚かされた。パスを細かく繋いでスピードも落ちず、ゴール前でも常に数的優位を作ってしまっているバイエルンの攻撃陣の好調さ、チャンピョンズ・リーグでどこまで通用するのか、期待を抱かされる。正キーパーとなったレンジングを中心としたディフェンス陣の力量は、はっきり分からなかった。疲れが出たゲーム終盤でレッズにやられたが、ヨーロッパの戦いでは弱点になってしまうのかもしれない。
◆ 対する浦和レッズ、ポンテや田中達也などが不在、ドイツでカーンの無失点記録をストップした高原は結局出場せず、闘莉王も先発せず、これではさすがにホーム・チームでも苦しい。昨年のミラン戦での勢いはない。阿部、相馬、梅崎の動きが良かったのは救い。1st ハーフ では止まらないポドルスキなどにやられてしまったが、2nd ハーフから登場の闘莉王が入って守備も幾分安定し、2得点できた。
◆ レッズのサポーターの席に近かったのもあるが、バイエルンの得点時の観客は驚くほど静か。アウエーのチームのゴールは喜ばないという、ホーム・ゲームのあるべき姿であろう。
(記 2008.8.1)
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