■#1■ (FOOT) ■#2■ ■HOME■
ゴール◆シャビ(バ) 44分、栗原勇蔵(マ) 77分
|
GK 1 榎本達也
|
GK 1 ビクトール・バルデス
|
◆ 前回の来日から1ヶ月半、またも拝めるバルセロナの最高に組織的なサッカー。再度指名されたのが横浜Fマリノス。組織的チームでクリーン、両チームの特徴には近いものがある。間もなく開幕するリーガ・エスパニョーラの備えて、バルサがシビアなゲームを見せてくれれば良いのだが。
◆ バルセロナ、6月のゲームに参加できなかったプジョールとエトーが参加、これでロナウジーニョが先発すればベスト・メンバーだったのだが。前回大爆発したモッタは不在。ディフェンダーのタレントを補強しなかったバルサだが、中盤との連係で今まで通り組織的な守備を行っており、不安はない。マリノスに攻められると守備陣形を整えたまま素早く下がって行くディフェンス陣、守備意識の高さと熟達には納得させられる。
◆ 注目を集めたのが新加入のファン・ボメル。豊富な経験から、攻守のバランスと前線への飛び出しに気を使っているようであったが、やはり素早いバルサのパスに対応し切れていないかも。だが、フィットするのは時間の問題であろう。相手の急所を突くデコのボール捌きは相変わらず。前回の切れ切れからダメダメに落ちてしまったのがジュリ、得意のボレーは大きく外れるし、ボールがバーを叩くなど運もなかった。
◆ 2nd ハーフの途中から大声援を受けて登場したロナウジーニョ、やはり役者が違う。生で見ると更によく分かる、恐ろしいくらいのボール捌きの切れ。昨シーズンのミラン戦やチェルシー戦で見せた奇跡的なプレーは、生で見るとどんなもんなのだろうか。
◆ マリノスのバルサ対策も万全であった。慎重に慎重を重ねて集中力を切らす事がなかった4バック、何度もチャンスを作った鋭いカウンター攻撃。結局バルサの多彩な攻撃を1得点に抑えたし、カウンターも一発決まって、ドローで終えられた。このゲームの内容であれば、スペイン・リーグに参加しても結構イケるのではないだろうか。
(改 2005.8.1)
■#1■ (FOOT) ■#2■ ■HOME■