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ゴール◆坂田大輔(マ)1分、ジュリ(バ)14分、大島秀夫(マ)26分、モッタ(バ)44分、モッタ(バ)58分、奥大介(マ,PK)79分 |
GK 1 榎本達也 (55分 榎本哲也)
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GK 1 ビクトール・バルデス
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◆ 会場に集まるバルセロナ・サポーターのレプリカ・ユニフォームの多くはロナウジーヨとデコ、それぞれ半々くらい。デコの支持率は思った以上で、バルサの中盤での存在感は絶大である事が分かる。残念ながら、プジョール、マルケス、ロナウジーニョ、エトー、マキシ・ロペスなどが不在。当然、デコやシャビのパフォーマンスに期待がかかる。
◆ ゲーム開始直後、マリノスの坂田のゴールがアっいう間に決まった。プジョールなどを欠いてディフェンスが固まる前にやられてしまったのか、マリノスを甘く見ていたのか!?その後は徐々にバルサの組織がそれなりに機能し始め、マリノス・ゴールを脅かす。それにしても、ゴールも奪った 1st ハーフのジュリの切れは凄かった。普段はもっと凄いのか?バルサの攻守の要のデコの出来は、時折個人技を交えるが、それなりであったように思えた。シャビはちょっと切れが悪かった?それらを見て(?)前線に登場したのが怪我も全快したモッタ、他の選手の不調を尻目に絶好調、ゴールを奪った。前々日に帰国したというマリノス(選手を見慣れていないのでよく分からないのが残念)、バルサのスキを突いて大島のゴールも加えて 1st ハーフで2得点。攻め合いのゲームで、名実共に寒かったトヨタ・カップよりもずっと面白い。
◆ 2nd ハーフは両チームとも疲れ始め、特にバルサの主力ははっきりと分かるほどに。ジュリは消えてしまったし、シャビも代表での激戦を2試合こなしての来日で、若手と交代。やはり代表のゲームを消化して来日のデコも走り続けていたが、最後は足がモツれてしまった。一人元気なモッタは、凄いミドル・シュートで2点目をゲット。ディフェンスでも冴えないバルサ、マリノスにPKを献上。結局ドローで終ったが、1st ハーフの内容は濃かったし、それなりにエンジョイできた。
◆ 先発したラーションに期待を掛けたが、昨年の EURO での出来には至らなかったのが残念。予想以上だったのがキーパーのビクトール・バルデスで、抜群の安定感、代表の正キーパーの座も近いかもしれない。
(改 2005.6.13)
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