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美術展へ行かなければ 2013(3)
2013年12月23日
カイユボット展 - 都市の印象派
Gustqave Caillebotte - Impressionist in Modern Paris
ブリヂストン美術館

◆ 主な出展作品・・・
● ギュスターヴ・カイユボット Gustqave Caillebotte
ピアノを弾く若い男 Jeune homme jouant du piano (1876年)
● ギュスターヴ・カイユボット Gustqave Caillebotte
ヨーロッパ橋 Le Pont de l'Europe (1876年)
● ギュスターヴ・カイユボット Gustqave Caillebotte
アンリ・コルディエ Hnri Cordier (1883年)
● ギュスターヴ・カイユボット Gustqave Caillebotte
ジュヌヴィリエの平野、黄色い畑 La Plaine de Gennevilliers, champs jaunes (1884年)
● ギュスターヴ・カイユボット Gustqave Caillebotte
画家の肖像 Portrait de l'artiste (1889年頃)

ブリヂストン美術館

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2013年11月30日
ターナー展
Turner from the Tate : the Making of a Master
東京都美術館

◆ 主な出展作品(全てジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー Joseph Mallord Willam Turner の作品)・・・
● 鉄の値段と肉屋の小馬の装蹄料を巡って言い争う田舎の鍛冶屋 A Country Blacksmith Disputing upon the Price of Iron, and the Price Changed to the Butcher for Shoeing his Poney (1807年頃)
ターナーと言えば、山上や海上で吹き荒れる嵐の情景などが連想されるが、ここでは鍛冶屋での職人の労働や会話を描写しており、しかもくすんだ茶系の色しか用いていない。ターナーが本来的に備えている堅実な描写力を見せ付けている。
● ヴェネツィア、嘆きの橋 Venice, the Bridge of Sighs (1840年)
ターナー的な荒い筆致ではあるが、幾分エキゾチックな要素も取り入れて、ヴェネツィアの風景を抒情的に描いている。
● 戦争、流刑者とカサ貝 War, The Exile and the Rock Limpet (1842年)
没後20年を経過した1842年、ヨーロッパを席巻したナポレオンを、特にイギリス人はどのように思っていたのだろうか。往年の偉大な征服者を、蜃気楼のように消え入りそうな儚い人物像の遠景として描いている。この時点で既に、ナポレオン・ボナパルトは、歴史の波の中の一つの記号とされてしまっているのであろう。
● 平和-水葬 Peace - Burial at Sea (1842年)
黒煙を吐き出す船舶を中心に据えた情景が、小品であるにもかかわらす、まさにターナー的なダイナミックさ、スケールの大きさを感じさせる。

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