INO Studio
叔父の部屋の2階にあった部屋です。
叔父曰く、最初は物置用に部屋にしようと思っていたとかだったのですが
そこは、すばらしいスタジオのような部屋でした。
(INO Studioというのは、後から僕が勝手につけた呼び名です。)
この部屋には、叔父のアイディアが沢山詰まっていました。
また、僕も青春時代の大半をこの部屋で過ごしました。
楽器、音楽が好きな人にとっては、まるで夢のような部屋でした。
それでもメインは、ギターに、ギターに、ギターに、ギター!という感じ。
とにかく、その本数は凄いものでした。
(ギターのケースの量が物語っている)
(完成して、しばらくの頃と思われる写真。楽器を吊り下げているのは100円のストラップ。これはアイディアだ!
ダイクマで買ったGrecoが吊られている(右から3番目))
叔父は、自身のアイディアをよく実現していました。
ギターの壁かけハンガーは、落下の危険性があり、単価も高いということで
安いストラップを買ってきて、マジックテープで縛り付けていました。
このアイディアはとても有効でした。
(叔父の愛器FG-580(左)が吊ってある)
本当にこの2Fは、小さな隠れ家のような温かさのある部屋でした。
僕の大好きだった部屋です。
ここで、朝まで飲んだり、Bluesを唄ったり、音楽を聴いたり、ギターを弾いたものです。
いつもは、下(1F)にいる叔父でしたが気分が乗ると上(2F)に上がり
ギターを弾いたりしていたのを思い出します。
一度は、夜中の2時頃に、大爆音(Vox AC30で歪むくらい)でES335をかき鳴らしたこともありました。
(今考えればよく苦情がこなかったものです。)
僕は、ここでギターを覚え、沢山の音楽を知りました。
部屋が少しずつ充実していく様子もこの目で見てきました。
(秘密?エレベーターで登るとちょうどこんな感じで部屋が眺められる。
節目の入った壁模様は叔父の指定だとか? この写真は、かなり初期の頃だろう)
ギターの香り、沢山の楽器のせいでとても心地良い響きがありました。
(2000年に入ってからの映像と思われる。かなり物が増えているのが分かる。
左 Guild F-50, Gibson J-200, Yamaha PS, Gibson ES-175)