階段を設置するスペースがない!そうだエレベーター!
(1階から2階を見上げた写真)
逗子邸がユニークなのは、
徹底的なまでの「機能性」と「遊び心」(本当にそんなこと考えていたかは疑問だが・・・)を考えた設計だろう。
逗子邸は、増築をずっと繰り返されてきた。
叔父は、まず1階を改築し、その後2階を増築した。
(2階は完成後、楽器やレコーディング機器がおかれることになる。
僕は、このスペースをINO studioと呼んでいた。)
2階が完成したのは、92年頃だったと思う。
機材庫として、構想を練っていた叔父が自身で設計して創った部屋だ。
そこには、ユニークなアイディア(普通はやらないだろう!)が沢山詰まっていた。
叔父は、1階から2階へあがるためのスペースが取れなかったため、
エレベータを設置したのだ!
それも入り口はクローゼットなの中なのだ!
そうこれはもうまるで忍者屋敷だった!
リモコンで「ウィーン♪」と唸りながら上ったり下がったりするのだ。
(家を片付けた末期の頃の1階から見たエレベータの入り口)
(2階から1階を見下ろした写真)