(チケットが入っていた封筒。Venturesという文字は?)
叔父は、人生で物を捨てるということをあまりしなかったようだ。
40年以上も前のチケットが出てきたのだ。
叔父曰く
これは、ビートルズ来日公演のチケットは抽選で当選しないと行くことができなかったらしい。
姉と葉書を何通も送って当てたらしい。
ライブ当日、叔父は、「ヤアヤアヤア」で観たあのビートルズを想像していたらしい。
2時間近い前座(それ以上?)の後、ビートルズが登場。
あれ?と思ったらしい。
(Beatlesライブの様子)
(武道館のBeatlesのライブの様子)
本人たちはリッケンを持っていないじゃないか!
(本人たちは、Epiphone Casinoを使用)
まだ、情報が少なかった時代。
このようなことなことは、他にも沢山あったのだろう。
(Epiphone Casinoを奏でるJohnとGeorge)
(叔父所有の楽器。左から右 Rickenbacker 325V64, 360/12 64, Epiphone Casino)
1971年、ZEPが日本に来た。叔父は、当時を振り返る。
「何んたって違うのは、タイコ!ぜぇったい!!」
やはり、ロックにおいて1番重要なのはビートなのだろう。
叔父曰く、ボンゾのタイコは「グゥオン!!」と腹に響くビートだったらしい。
(叔父によって保存してあった来日時のパンフレット)
(これが、そのときのチケット。子供が入場できないというところに当時のロックを感じる)
このライブを観た人たちは、その後ロックな人生を送っているに違いない。
少なくともこのパンフレットを持っている僕の知り合いS氏は、ロックした人生を送っている。