なんと60年代のカタログが出てきた。
このカタログを叔父がどのようにして、手に入れたのかは分からない。
(たぶん、勝手に譲ってもらったのだろう。)
カタログの内容は、ヨーロッパとアメリカの輸入楽器が写真付で載っている。
サックス、フルート、クラリネット、ドラムス、バンジョー、ギターetcといった感じだ。
ここでは、ギターのページを紹介しよう。
日本楽器製造株式会社(ヤマハ)の輸入楽器カタログの表紙
(カタログの見開き。Gibson 175の新品が載っているのが分かる。とはいっても、今だったら相当な
ヴィンテージギターになっているはず。)
価格に注目してほしい。
とても、アマチュアが買えるような価格でないことが分かる。
それにしても、Gibson Johnny SmithやJ-50が新品として載っているのは何とも凄いことだ!
アコースティックギターではなく、ウエスタンギターと紹介している辺りが時代を感じさせる。
カタログの最初と最後のページにヨーロッパとアメリカの地図が載っている。
そして、そこに各メーカーの所在地が書いてある辺りが興味深い。
上の地図では、Martin、Gretch、Vega, Gibson、Epiphoneなど載っていることが確認できる。
GibsonとEpiphoneが同じ場所に書いてことが分かる。
叔父は、このカタログを見て憧れの楽器へ想いを馳せたに違いない。