Bill Frisell Gears
Gibson ES446s(custom) S/No.CS9741
観たかんじ、小振りなES175Dといった感じだが、実はES446s。
このギターは、信じられないほど改造してある。
観ただけでも、テイルピース、PU、ペグなどを交換している。
Bill氏は、ギターを積極的にいじくるミュージシャンなのかもしれない。
それが仕事道具へのこだわりからなのか、遊び心からなのかは知る由もない。
ES446sについて
Topはスプルース、ブレイシングはトップと一体の削りだしだそうです。
Backも1ピースのマホガニーでこちらも削りだしで作られている。
FingerBoardは、ローズウッド。PUは。Front,Rear共にGibson 57Classic。
Controlは、2 Vol、2Tone、ドグルSWも3段階。
Bridgeは、ナッシュビル・チューン・O ・マティック
といった感じです。
ノーマルペグが付いているのが確認できる
Bill氏が来日公演のときに使用した状態のES446s
上の写真同様、PU、フレット意外の改造はしていないようです。
Album"Blues Dream"インタビュー時のコメントより
346は、レコーディングのあとに、ほとんどのパーツを替えてしまったよ。
346は、レコーディングの直前に買ったんだが、レコーディング後にチューナー、ピックアップなどを交換した。
オリジナルパーツで残っているのはボディとネックだけかもしれない。(笑)
ちなみにピックアップはセイモアダンカンのアンティクイティに交換することで、もう少しオールドな感じのサウンドにしようと思ったんだよ。
(参考資料2001 June Guitar Magazine)
Original ES-446S spec
Body Spruce top、Mahogany back
Neck Mahogany
Finger Board Rosewood
PickUp 57 classic
Steve Klein DT-2000
70年代からカルフォルニアで活動する製作家、Steve Klein氏のギター。
ローズウッドネック(トラスロッドなし)
参考資料Guitar Magazine 1994 Oct
Have A Little Faith時代のインタビューより
Q レコーディングに使用した機材について教えてください。
今使っているのは1本だけで、クライン・ギターだ。
スティーブ・クラインが作っているギターだよ。
今回はこれ1本ですべてを弾いた。
アンプはフェンダーのスーパー・チャンプ。
10インチスピーカの入った小さなアンプだけど、レコーディングで使ったのはこれだけだね。
人からアンプを借りることもあるし、スタジオにメサ・ブギーがあればよく使うよ。
家で使うのはフェンダー・プリンストンという小さなアンプだけなんだけどね。
レコーディングに使うのは小さなアンプを使うのが好きなんだよ。
すごく古いギブソンのアンプも持っている。
確か60年代初期のものだと思うけど、その小さなアンプの音も気に入っているね。
Qエフェクターは?
通常のセットアップとしては、TC Electronicのコンプレッサー、RATのディストーション
DODのVOLペダル、BOSSのDigital Delay、Digitechの8 second delayそれとAlessisのマイクロバーブだ。
Fender Telecaster 1966
Gibson J-45
Steve Andersen Guitar