slappasswd は、 ldapmodify(1) あるいは slapd.conf(5) の rootpw 設定ディレクティブで使える userPassword 値を生成するために使われます。
利用しているコマンドインタプリタによっては、スキーム名の { と } を展開から保護する必要あります。
{SHA} と {SSHA} は SHA-1 アルゴリズム(FIPS 160-1)を使います。後者には seed が付きます。
{MD5} と {SMD5} は MD5 アルゴリズム(RFC 1321)を使います。後者には seed が付きます。
{CRYPT} は crypt(3) を使います。
{CLEARTEXT} は新しいパスワードを userPassword に平文で追加することを示します。
"OpenLDAP 管理者ガイド" (http://www.OpenLDAP.org/doc/admin/)