SLAPD-NULL

Section: File Formats (5)
Updated: 2005/11/18
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名前

slapd-null - slapd の Null バックエンド

所在

/usr/local/etc/openldap/slapd.conf

説明

slapd(8) の Null バックエンドは slapd の最も有用な部品であるに違いありません。
- 検索は成功を返すがエントリを返さない。
- 比較は compareFalse を返す。
- 更新は(readonly に設定されていない限り)成功を返すが何もしない。
- バインドはデータベースオプションに "bind on" を与えない限り失敗します。
- The slapadd(8) and slapcat(8) tools are equally exciting.
NULL バックエンドは /dev/null デバイスにヒントを得ました。

設定オプション

ここにあげる slapd.conf オプションは NULL バックエンドデータベースに指定できます。すなわち、これらのオプションは "database null" とある行の後で、次の "backend" あるいは "database" 行が現れる前になければなりません。この他に指定できるデータベースオプションについては slapd.conf(5) マニュアルページを参照してください。

bind <on/off>: このバックエンドの接尾辞を持つ DN によるバインドを許可するかを指定します。デフォルトは "off" です。

設定例

以下は Null バックエンドを用いた slapd.conf からの引用です。

database null
suffix   "cn=Nothing"
bind     on

アクセス制御

null バックエンドは、 slapd.access(5) に記述のあるアクセス制御の指定にしたがいません。

和訳

稲地稔 <inachi@kkd.biglobe.ne.jp>

SLAPD-NULL

名前

所在

説明

設定オプション

設定例

アクセス制御

関連ファイル

関連項目

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