UD

Section: User Commands (1)
Updated: 20 August 2000
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名前

ud - 対話的な LDAP ディレクトリサーバ操作プログラム  

書式

ud [-Dv] [-s server] [-d debug-mask] [-l ldap-debug-mask] [-f file]  

説明

は、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)を介して ディレクトリサーバと対話するのに使います。  

オプション

-s server
ud が接続する LDAP サーバの名前を指定するために使います。 このフラグを省略すると、 ud 設定ファイルに指定した値が利用されます。設定ファイルの値が指定されて いない場合、あるいは設定ファイルが無い場合には、名前 ldap が使われます。もちろん、名前 ldap が解決されるようにするのはシステム管理者の責任です(おそらく、 DNS の CNAME あるいは A レコードと、リゾルバ設定ファイルに指定された 適切な検索パスをとおして解決するようになるでしょう)。
-d debug-mask
ud のデバッグマスクを指定した値に設定します。 マスクの値は -D フラグを用いてダンプできます。
-f file
設定ファイルの名前を明示します。
-l ldap-debug-mask
LDAP デバッグマスクを指定した値に設定します。
-v
冗長出力モードにします。 verbose コマンドを使っても冗長出力モードにできます。
-D
適正な ud デバッグマスクの一覧を表示します。
 

関連ファイル

/etc/openldap/ud.conf         ud の設定ファイル
 

関連項目

ud.conf(5), ldap.conf(5), ldap(3)  

診断

ud は、エラー状態をなるべく分かりやすく報告します。問題に出くわすと、 ほとんどの場合、易しく親切なエラーメッセージを表示します。 意外なエラーが起きた場合、 ud は診断情報を印字するのに ldap_perror() ルーチンを使います。  

バグ

ここに書くには多すぎます。  

作者

Bryan Beecher, University of Michigan  

謝辞

OpenLDAP は OpenLDAP プロジェクト (http://www.openldap.org/ )が開発/管理しています。 OpenLDAP はミシガン大学の LDAP 3.3 リリースより派生しました。  

翻訳者

稲地 稔


 

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翻訳者

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Time: 08:04:57 GMT, February 02, 2002