クイッキーEP10改     Home

クイックの電動ヘリEP10のテールを延長し、550mmのローターを取り付けました。
14セルで2600gは、g/セルはEPコンセプトとほぼ同じですが、フルメタルなのでフレーム強度には余裕があります。
国産機として、Logo10に対抗できるか?はたまた、EPコンセプトを越えるLiPo時代のメイン機となり得るか・・

Technical data(2004.1)
全長 ***mm
全高 ***mm
メインローター径 1190mm(FUN TECH FT-550G-3D)
モーター Twister19
コントローラー SCHULZE Future32.55 ガバナーモード
ギヤ比 10.2:1:4.46 (10T Pinion:102TMain Gear:22T Counter Gear)
サーボ CCPM JR NES4425(トルク:4.3kg/cm,0.22sec,重量:29.4g)
Radder Futaba S9253
ジャイロ FUTABA GY401
受信機 SCHULZE α840W
バッテリー LiPo ポリークエストPQ-2600 5S2P
BEC WAY POINT S-BEC 5V2.5A 10g
機体重量 1660g
全備重量(ローター含む) 1660+527g(LiPo 5S2P)=2187g

LiPoがきました。10C連続放電可能というポリークエストのPQ-2600です。5S2Pにして、18.5V5200mAh 520gになります。
10Cで52Aまで大丈夫ですが、平均18A程度ですから、4Cでバッテリーは余裕ですね。
メインフレームをLiPo用に改造して-85g、受信機用バッテリーをS−BECに変更して-40g、バッテリー重量が-323gで、合計438g軽くなり、全備重量が2180gになりました。
さすがに、2割の軽量化は上昇の軽さに現れますが、軽くなった分風にふられてふわふわします。
ローターの回転を1300回転にあげ機動性重視のセッティングにしました。
フル充電から15分間アイレベルホバして、充電すると2.6Ah入ります。まだ10分は飛ぶようですね。
2004.7 3 56f
メインフレームの下側をカットし、高めのスキッドで最低高をかせいでいます。
標準のパーツだけで構成しています。
Lアングルをフレームの外側から固定するとLiPoがちょうどのせられます。
メインフレームの下部にテールサポートを固定する場所がなくなったので、
上下を逆にしてメインフレームの上部に固定しました。
金具を作ってモーターの正面にコントローラーを固定しました。
モーターは放熱のためにシールを剥いでます。
シャフトはチタンに交換して-7g。
S−BECです。小さいですね。これで、2.5A!大丈夫なんでしょうか?
ポーリークエストのPQ-2600です。
2600mAで連続10C(26A)、最大15C(39A)の放電ができます。
赤いチューブの中は2mmの発砲ブチルゴムで覆われていています。
NiCd 14cellと2S、3Sを並べてみました。
2Sと3Sを購入し、ゴムを剥いで5Sに組みます。これを2Pにして5S2Pになります。
530gで軽い!!
戸当たりテープを敷いてバッテリーを乗せました。マジックテープで固定。
あまりガチガチにしないほうが良いようですね。
充電器はドイツに送ってバージョンアップしたシュルツisl-530d Ver8です。
最大充電電流と最大電圧を管理しているようです。

CCPMなのでサーボのトラベルが120%を超えると舵を一杯切った時舵角がとれませんでした。
サーボホーンが伸ばせないので、ヘッドに細工をして、サーボのトラベルが±110%でピッチが±10度とれるようにしました。
シャトル用のノーマルステンレスマストが手に入ったので、マストを12mmカットしました。
ちょっとだけ軽くなりましたが、フライトではほとんど変化はありませんでした。

エレクトロニックモデル本家のHPを見ていて、ツイスターの磁石が14枚張られているのに気が付きました。
12poleとありますが、どうやらトルクマンと同じ構造のようです。14極とするとHeliCalEの計算値とぴったり合います。
2004.1 39f
マストを12mmカットして、少しローター面が下がりました。
ついでにヘッドのセンターハブのぜい肉を削り、角が丸になりました。ボイジャーEPに似てる・・
ローターグリップのピッチアームの取り付けを裏表逆にし、ピッチの幅が広がるようにしました。
センターハブに近づきすぎてマイナスピッチでハブに当たってしまうので、センターハブの
下側を丸く削り干渉しないようにしました。
これでサーボトラベル110%で、ピッチが±10度とれるようになりました。
垂直フィンを少し前に移動し、テールローターの風通しを良くしてみました。
多少、重心も前に寄るはずです。

キャビンを取り付けたままバッテリーを後方から挿入できるようにするため、コントローラーと
モーター間のケーブルを延長し、コントローラーを加工したアルミ板に熱収縮チューブで固定し
フレームのサイドにネジ止めしました。

上がEP10純正マスト、下はカットする前のシャトル用マストです。
中は穴を開け損なった焼き入れマスト。
ヤスリでカットするのがやっとでした。(^_^;
マストのカットは、2本のマストを重ねてカットする長さ分ずらしてバイスで固定し、上のマストの穴をガイドにして穴を開けます。
こうすれば丸いマストでもドリルが滑りません。ただし、ボール盤は必須です。
バイスに固定する時、2本のマストの元々の穴が平行になるようにしておけば(ドリルを通してみれば判ります)、
2本目以降は、元々の穴に3mmネジを通して固定できるため、簡単に同じ位置に穴があけられます。
1本基準マストを作っておくと便利です。落として曲げなければ不要ですけど・・


新年の飛ばし初めが、新駆動系となった新生EP10改です。
まずは520mmローターで回転数の調整です。
モーターを回して驚きました。あのギヤ音がほとんど無くなっています。ローターのぱたぱた音のみ。
何故か、HeliCalEの計算値と違いますが、80%1350rpmあたりで様子を見ます。
上下動の様子から、ピッチカーブを調整し72%1250rpmで落ち着きました。
この状態で、RC2400で7分間アイレベルで浮いています。18A程度でしょうか。
このまま、8fしましたが、思い切って温存していた本命の550mmグラスローターに交換してみました。
風がなければ、ぱたぱた音もほとんど無くなり、静かにホバリングしています。
ホバリングが楽しい!
結局69%1220rpmで気持ちよく8分間ホバリングします。16A程度ですね。ホバなら舵の切れも十分です。
ここまで来れば、EPコンセプトを超えた感じです。サイズアップの効果が出てきました。
これより300gも軽くなるんだから、リポ化が楽しみです。
上空テストをしなければなりません。腕が鈍ってるだろうなぁ・・
2004.1 35f


正月の休みを見越して、以前から計画していた駆動系のパーツ交換を行いました。
メインギヤをトリム社のアキュレート用0.8M102Tに変更します。
ピニオンは丁度発売が開始されたEP16用のものがスチール製でした。やはりね(^_-)-☆
10Tを使えば、ほぼ同じギヤ比が作れます。テール駆動のカウンターギヤは22Tのままですが、問題はないでしょう。
メインギヤの直径が15mm小さくなりますから、リヤフレームとモーターマウントの取り付け位置を変更しなければなりません。
2003.12
白いメインギヤがアキュレート用0.8M102Tです。
EP16の構造を見てフレームをアルミのアングルで補強しました。

黒い方がEP16用スチール製ピニオン、銀色はEP10用アルミ製です。
メインギヤの直径が小さくなった分、メインフレームの穴位置をずらして開け直し、
リヤーフレームとモーターマウントを取り付けました。
この作業中、純正の穴位置だとカウンターギヤとメインギヤが平行になっていないのに
気が付きました?? 何故なんでしょう?
ワンウェイユニットもアキュレート用です。
10gほど重くなりますが、容量がアップしガタもありません。
説明書の写真通りに組んだらテールローターの向きが他のヘリと逆になっていたのですが、
気になるので、反対にしました。
テールローターは対象翼のようですから、どちらでも良いのでしょうが、気分の問題ですね。

テールピッチリンクのボールの位置も外側になります。
Lリンクとテールローターグリップが少しぐらついていましたので、
どちらもタブルベアリングとしてガタをなくしています。

テールアウトプットに5mmチタンシャフトを使っています。
テールの軽量化は重量バランスに大きく影響します。
EP16用のパーツはほとんど流用できます。今回はジャイロマウントを交換しました。
だんだん青色になっていくのでしょうね(^_-)-☆
マストは、シャトル用が使えます。
今回、はりこんでステンレス焼き入れマストを購入したのですが、あまりに堅く、
穴を開け直すことができなかったためマストが10mm程長くなりました。
近々、超綱ドリルで再挑戦です。
上空テストに向けて、コントローラーをシュルツに交換しました。
休養中のキャリバーM50Eの物です。ちょい借り。
設定は、ガバナーモード、High RPM、ハードタイミング、9KHzです。
とりあえず直結状態ですが、リポ化の折りには位置を変更しなければなりません。
ケーブル延長はいやですねぇ・・

相変わらず庭先でのホバテストのみですが、機体の癖も少し分かってきました。
EPコンセプトに比べ同じ重量比の割には、サイズアップの分のメリットが出ていないような気がします。
やはり、ギヤ鳴りが大きく駆動系のロスが大きいのか??
以前より音が大きくなった気がしたので、点検するとなんと! モーターピニオンの歯が変形してしまっています。
520mmサイズのローターを回すには、アルミ製では役不足のようです。
スチール製のピニオンが必要です。
2003.12 27f
歯が変形してしまっています。
右はEP16用のスチール製ピニオンです。

DC-DCに色々なフィルターを付けて試しましたが、ほとんど変化がありません。
仕方がないので、一時DC-DCをあきらめ、リチウムポリマー2Sを受信機用バッテリーとしました。
2Sでは8.4Vになりますから、3端子Regを使って5Vにします。
これなら距離テストでは、全く問題ありません。
飛行場に行く暇がなく、相変わらず庭先でのホバテストのみですが、ギヤ比選定のため、ガバナーモード
ではなく、ノーマルモードでスロットルカーブを作ってみました。
10:1では、ピッチ6度でスロットル70%でホバリングします。メインローターは1340rpm前後、フライト時間は、概ね7分です。
後は上空テストですねぇ・・
2003.10 15f

DC-DCコンバーターを一時あきらめ、3端子Reg(μPC24A05 5V2A)によるBECを取り付けました。
BATTには、1200mAhのリチウムポリマー2Sを使います。
電池容量のチェックのため、OK模型のボルトスパイ2を6Vで使用します。
5.99Vで黄色LEDが点灯しますから、リチウムポリマー2Sだとここで交換になります。
アンテナにはグラスの釣り竿の穂先を使いました。
\100!たれなくてGoodです。

純正のLロアーフレームをアルミの窓枠から切り出したTアングルに交換し、
動力用ニッカドバッテリーは、後方から挿入できるようにしました。
一々キャノピーを取り外す必要はあありません。
バッテリーのコネクタが後方になりましたからコントローラーの位置も機体側面に移動しました。
セッティング用に、回転計を取り付けています。
10:1だと、ホバリングは、1320rpm辺りが飛ばしやすいです。
上空テストでは???

初フライト。
11Tのピニオンで、10.9:1。回転は低めですが、ホバリングでは余裕がありそうです。
ツイスター19、7分のフライト直後でもなんとか触れます。小さいけど侮れません。
550mmのローターでも十分回せそうです。 振動もなくフレーム強度も十分ですが、ワンウェイが6mm径なのが少々不安です。
ワンウェイのブレとメインギヤの精度でしょうか?ギヤ鳴りが少し大きいです。
RC2400でアイレベルホバリングで8分でした。
BECのパワーブースターは、アンテナを縮めた距離テストでは、バッテリーに比べ到達距離が半分になります。
キャリバーM50EのDC-DCとほぼ同じ状態です。DC-DCのSW'ingノイズが40MHz帯に影響しているようです。
専用バッテリーとするか、72MHzに移行するしかないのかなぁ・・
2003.9 3f

クイックの小型電動ヘリEP10です。
フルメタル仕様!
このパーツ、精度でこの値段は信じられません。
サイズは、ボイジャーEとほとんど同じですから、
多分パーツは流用出来ます。(^_-)-☆
モーターはフランスエレクトロニク・モデルのツイスター19です。
170g、KV1000rpm/V。160℃耐熱の38SHネオデューム・マグネットと
アウトローターで、連続450Wまで大丈夫だとか・・
コントローラーは、手持ちの3SLH30-14-32です。ヘリモード(ガバナー)です。
外付けBECにACTヨーロッパのパワーブースター24を使ってみました。
25g、入力35V、5V2.8A
サーボはCCPMにNES-3121(26g、3.8Kg・cm)、ラダーはS5253。
ジャイロはGY-401です。
ネジ類はチタンとジュラのボタンキャップボルト。
ワンウェイシャフトが6mmで少しガタがあり、メインギヤのブレが大きいです。
フレームの強度が不足しているようなので、2枚重ねにしました。
バッテリーは14セル。
重心を合わせられるよう、ロアーフレームのLアングルを
上下逆に取り付けています。

14セルだと、このままではキャノピーが取り付けできない事が判明しました。
延長したテールパイプとトリムの520mmメインローター。
TSK用のパーツが使えます。スペースバロン用のテールパイプ。

重くなるので純正のスキッドでは支えきれません。
JRの30用ローハイトスキッドを使いました。
オプションのメタルグリップとSPミキシングベース。
径は小さいですが、スラストベアリングも入っています。
フローティングシーソータイプ。スピンドルは5mm。
550mmでも大丈夫そうです。
グリップのサイズが小さいので、ローターを少しカットしなければ
取り付け出来ません。
安価で良質なトリムのパーツ。
メインローターとテールフィン、パドル、テールローター。
精度も良く、軽量です。
テールもフルメタル。
ベルトはキャリバー30用がぴったり。S3Mです。

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