−お客様へご挨拶−

園主
園主 松岡 剛司
はじめまして。松岡種苗園4代目園主の松岡剛司と申します。
私は苗木作りに適しているこの伊賀の地で、親の代から苗木の生産技術を引き継ぎ、毎年安定した苗木作りを行っています。
今後10年、20年と植林が続く限り優良苗木の生産に携わっていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。

【生産地について】

伊賀地方は三重県の西端に位置し、周囲は奈良・京都・滋賀県に囲まれた内陸型の気候を有し、 古くから交通の要衝として栄えています。
伊賀米・伊賀肉の産地として、忍者の里・芭蕉の生誕地としても有名であります。
当地方は、東西を一級河川淀川水系木津川及び、名張川に挟まれた南北に細長い丘陵地で、 谷田が複雑に入り組んでいます。
標高は約150〜300m、傾斜は15度内外となっています。地質は主として花崗岩類を基盤とし、 土壌はその風化した残積土が大半であります。
なお用水は、多目的ダムである青蓮寺ダムに特定かんがいとして依存しています。
苗木生産は戦前からしており、これも奈良吉野林業の消費地に近く、土質が重粘土、赤土のため、麦・野菜等生産に不向きで、昔から苗木生産が中心でありました。
私どもはこのような環境のもとで優良苗木作りをしております。

【苗木の品質について】

生産する畑は山の赤土を使用しています。
赤土は粘土質も混ざっているので掘り取り作業などには不向きですが、黒ボク土と比べ根きり虫が少なく、丈夫な茶色の根になります。
また、畑は山の傾斜がありますので、大雨でも水が流れやくす、平地と比べ、根腐りを起こしにくい利点があります。
そしてこの伊賀の地は、冬は毎朝氷点下になり、左の写真の様に一面霜に覆われます。
このように、自然に近い厳しい環境の元で生産しております。
よって植林地の厳しい環境に適応する丈夫な苗木となります。
細かい根も多く、植林後に枯れにくく成長が早いという評判を頂戴しています。


西名阪国道「上野」インター降りて3分 家族9人の専業農家です
周辺地図 家族写真


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