車高調整式サスペンション

3Dデザイン+Swift

 アシを換えようと思い始めた頃は価格の安さからノーマル形状タイプにするつもりでいたのに、いろいろな人に相談しているうちに車高調を入れる方向で話しが進み、気が付いたらアラゴスタか3Dデザインのどちらかを選ぶことになっていた。(^^; そして悩んだ結果、知り合いのM3乗りが皆さんアラゴスタを入れていたので、同じではつまらないと思い3Dデザインを入れることにした。両者とも捨てがたいメリットがあったけど、最後の決め手となったのは実はこんな理由だ(爆)

スペック

 M3でアシを換えるのは初めてなのでスペックに対する効果が分からず、またもいろいろな人に相談した(汗)。 その結果ショックの硬さはソフト、ミディアム、ハードの中からミディアムを選択、スプリングのフロントは10kg/mmでリヤは12kg/mmを使うことに決定。サーキットをガンガン走るには物足りないけど伊豆スカや首都高を走るのをメインに考えたストリート重視の仕様ということでオーダーした。

ノーマルはリヤの車高が高めで腰高な印象を受ける外観だけど、車高調を組んで前後ともに車高は3cmほど下がり、安定感のある低くどっしりと構えた姿勢になった。現在はフロントの車高をもう少し上げてリヤのトラクション重視にした(つもり)。
サーキットのタイムアタック用にフロントのキャンバー角を3.5度にしてみた。このくらいなら直進安定性にはほとんど影響がない。タイヤの片ベリには要注意だが・・・。
フロントは3Dデザインの倒立式ショックにswiftの直巻きスプリングの組合せになっている。うすいブルーのバネがお気に入り(^^ ちなみにバネレートは10kg/mm
3Dデザインのピロアッパーマウント。いかにも剛性が高そうな分厚いアルミ板が頼もしい。キャンバー角を変えるときはアッパーマウントを回転させるというユニークな特徴を持っているためにボディ側に取り付ける穴がたくさん開いている。ちなみに乗り心地がよくなると聞いて純正品の悪路用アッパーシートも組み合わせている。
フロントのアッパーマウントをエンジンルームから見た様子。
もちろんリヤも3Dデザインのショックとswiftの直巻きスプリングの組合せ。バネレートは12kg/mmだ。ちなみにリヤショックは倒立式ではなく普通のタイプ。予算の都合で倒立式はやめておいた(^^; ところでショックとバネが別になっているのを古臭い構造だと思ったのはワタシだけだろうか??
リヤのアッパーマウントはピロではなく強化品。音が出るかもしれないと聞いたのと予算の都合でピロは見送った。もちろん音はしない。これまたブルーがお気に入りだ(^^
リヤのスプリング。この色もなかなかイイ(^^

感想

 車高調が装着されたM3は走りが見ちがえた♪ タイヤが以前より踏ん張るようになった分、コーナーリングスピードが上がったのはもちろんだが、タイトコーナーのターンインでアンダーが出にくくなり、リヤタイヤの流れ出しも穏やかになったのでとても走りやすい。上手くいえないがコントロールの幅が広かった感じだ。また、姿勢が乱れた後の収まりが良くなったのも嬉しい。サーキットで縁石を越えた後など、一瞬姿勢が乱れても修正舵を当てたりアクセルを抜けばピタッと収まる。おかげで以前より早いポイントでアクセルを開けられるようになった。

 Sタイヤを履くとさすがにアシが負け気味だけどミニサーキットでは十分通用するし、伊豆スカ、首都高を走っても変にハネることがなく硬さ的には丁度いい感じだ。ちなみに茂原ではアシを換えただけでタイムが1秒縮まった。

 乗り心地も悪くない。もともとノーマルでもゴツゴツ感が強かったので大きな差は感じられないし、街乗りにも十分耐えるものだ。ある程度は乗り心地が犠牲になるだろうと覚悟していたけど、スペックを考えるとよい方ではないかと思う。

 総評するといろんな面で丁度よくバランスされた感じである。悪く言えば全て中途半端なのだが、買い物からサーキットまで1台でこなすにはやはり丁度いいのだ(^^)

お礼

今回、車高調の購入・装着はスタディにお願いしました。ワタシのわがままを嫌な顔ひとつせずに聞いてくれたのが嬉しかった♪ また、M Fahrerの管理者であるスポエボさんからは貴重なアドバイスを頂きました。というかほとんど仕様は真似しました(^^; おかげさまでとても満足しています。ありがとうございました。


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