ブレーキパッドを交換

富士スピードウェイ対策

M3を購入してから何度となく伊豆スカ、首都高、茂原と走ってきたが、今までノーマルのブレーキに不満を憶えたことは一度も無い。しかし富士スピードウェイで行われる走行会に参加することになり、悩んだ挙句に耐フェード性の優れたパッドに交換することにした。効きに不満はないけど耐フェード性はノーマルに期待して良いのか判断できなかったからだ。第1コーナーを飛び出してから後悔しても遅いので・・・。

HCチタン改

ブレーキ関係のパーツでメジャーなプロジェクトミュー。今回はこのプロジェクトミューのHCチタン改という製品を選択した。ローター適正温度は0〜800度と素晴らしいスペックを持つ。しかも安い!本来は国産車用しかラインナップされていない製品だが、特注で輸入車用も製作してもらえると聞いてオーダーすることにした。もちろん特注による価格の上乗せがないのは確認済である。

尚、これは聞いた話だがBMWの車はローターを削るのを前提でブレーキが設計されていて、国産車向けのパッドは硬すぎてローターの攻撃性が高くなってしまうらしい。だからプロジェクトミューでは輸入車向け専用の製品を用意しているのだという。でもスペック的に好みの製品が無かったのでHCチタンにしたというワケ。ローターが減ったら交換すればいいさ・・・

HCチタン改。
グリーンのバックプレートが特徴的だ。

交換作業

今回、ブレーキパッドの交換は自分で行うことにした。ここ数年はディーラーやショップにお任せしてばかりだったけど、たまには自分でやるのも悪くない。なんてね、節約したいだけなのだ。

外したノーマルパッドとHCチタン改。
見ての通りノーマルはもう半分以下まで減っていた。
作業中の様子。しかもいきなり最終段階(^^;
新しいパッドをキャリパーに装着して、最後にキャリパーの抑えるピンを取り付けている。
ちなみにキャリパーを外すには16mmという特殊なサイズのメガネレンチが必要だ。このサイズ
はカーショップではまず手に入らない。
取り付け完了。時間にして1箇所につき20分くらいかかった。
慣れれば4箇所全部やっても1時間以内でできそうである。
ホイールを付けるとこんな感じ。スポークの隙間からグリーンのパッドがわずかに見える。
ちなみに富士スピードウェイを走行した後に見てみたら、焼けてすっかり変色していた(^^;どうやらこの色を楽しめるのは最初だけらしい。

インプレ

ノーマルに比べてかなり音がでるようになった。ブレーキを踏むと「ゴー」という音が響く。いかにも「削ってます!」という感じだ。街乗りレベルの低温からしっかり効いて、富士スピードウェイを連続で5.6周くらい(それ以上は試していない)しても効きが衰えることはなかった。まさに街乗りからサーキットまでOKという感じだ。(注!あくまでワタシが走った場合の話)


戻る